福岡県警察
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所在地
本部庁舎には、警察庁の地方機関である九州管区警察局も入居している。
- 本部
- 交通指導課放置違反金収納センター
- 福岡市博多区吉塚本町13番50号 福岡県吉塚合同庁舎内
沿革
年(西暦) | 月日 | 内容 |
---|---|---|
昭和29年(1954) | 7月1日 | 福岡県警察発足
《発足当初の体制》 警察本部(4部、15課、1室、1隊、2校) 警察署(39警察署) |
昭和30年(1955) | 3月1日 | 二日市警察署を筑紫野警察署に改称 |
昭和30年(1955) | 4月14日 | 八屋警察署を豊前警察署に改称 |
昭和31年(1956) | 9月1日 | 北九州連絡所を設置 |
昭和31年(1956) | 10月27日 | 警察本部に捜査資料室、警ら課、防犯少年課、警察相談室等を設置 |
昭和32年(1957) | 11月8日 | 第一警察学校及び第二警察学校を統合し、警察学校を設置 |
昭和33年(1958) | 4月1日 | 警察本部に犯罪科学研究所を設置 |
昭和34年(1959) | 4月1日 | 警察学校小倉分校を設置(昭和50年8月4日廃止) |
昭和34年(1959) | 8月15日 | 警察本部の捜査資料室を廃止し、新たに捜査第三課を設置 |
昭和36年(1961) | 4月1日 | 警察本部の交通課を交通第一課及び交通第二課に分課 |
昭和37年(1962) | 4月1日 | 警察本部に交通部を設置し、交通部に交通第三課を設置 |
昭和38年(1963) | 4月1日 | 警察本部に総務部を設置
警察本部に麻薬課を設置(昭和41年4月1日廃止) 北九州連絡所を廃止し、北九州市警察部を設置 |
昭和39年(1964) | 4月1日 | 北九州市警察部に監察官室(昭和50年4月1日廃止)、刑事課を設置 |
昭和40年(1965) | 1月8日 | 警察本部に捜査第四課を設置 |
昭和41年(1966) | 4月1日 | 警察本部に少年課を設置
警察本部の公安課を公安第一課に改称し、新たに公安第二課を設置 |
昭和45年(1970) | 4月1日 | 警察本部に交通規制課を設置 |
昭和46 年(1971) | 4月1日 | 警察本部に広報課を設置
福岡空港警察署を設置 |
昭和47年(1972) | 4月1日 | 警察本部に通信指令課を設置
福岡市警察部を設置 |
昭和48年(1973) | 4月1日 | 交通機動隊を設置 |
昭和48年(1973) | 7月1日 | 稲築警察署を飯塚警察署に統合
川崎警察署を田川警察署に統合 大隈警察署と山田警察署を統合し、上嘉穂警察署を設置 |
昭和49年(1974) | 4月1日 | 警察本部に警ら部を設置、保安第二課を設置
自動車警ら隊を設置 南警察署を設置 福岡警察署を中央警察署に改称 東福岡警察署を東警察署に改称 西福岡警察署を西警察署に改称 |
昭和50年(1975) | 4月1日 | 機動捜査隊、高速道路交通警察隊を設置
機動警ら隊を機動隊に改称 小倉南警察署を設置、小倉警察署を小倉北警察署に改称 |
昭和50年(1975) | 8月4日 | 警察本部に監察官室を設置 |
昭和51年(1976) | 9月1日 | 警察本部に運転教育課を設置
機動隊を第一機動隊に改称し、新たに第二機動隊を設置 |
昭和53年(1978) | 4月1日 | 警察本部に能率管理課を設置 |
昭和54年(1979) | 4月24日 | 福岡武道館が開館 |
昭和55年(1980) | 6月1日 | 警察本部に留置管理課を設置 |
昭和56年(1981) | 4月1日 | 博多水上警察署を博多臨港警察署に改称 |
昭和56年(1981) | 11月4日 | 警察本部庁舎を現在地に移転 |
昭和61年(1986) | 11月1日 | 八幡警察署を八幡東警察署に改称し、新たに八幡西警察署を設置 |
昭和62年(1987) | 4月1日 | 鉄道警察隊を設置 |
昭和63年(1988) | 4月1日 | 警察本部に国体対策課を設置(平成3年3月1日廃止) |
平成元年(1989) | 4月1日 | 警察本部に公安第三課を設置 |
平成2年(1990) | 10月11日 | 北野警察署を小郡警察署に改称 |
平成4年(1992) | 7月8日 | 警察本部の警ら部を地域部に改称 |
平成6年(1994) | 4月1日 | 警察本部に駐車対策課、ユニバーシアード対策課(平成7年9月25日廃止)を設置
東警察署を分割し、新たに粕屋警察署を設置 門司水上警察署と若松水上警察署を統合し、北九州水上警察署を設置 |
平成6年(1994) | 11月1日 | 警察本部の防犯部を生活安全部に改称
派出所を交番に改称 |
平成7年(1995) | 4月1日 | 警察本部に施設課を設置 |
平成7年(1995) | 11月1日 | 警察本部に銃器対策課を設置 |
平成11年(1999) | 11月1日 | 警察本部にサミット対策課を設置(平成12年8月30日廃止) |
平成13年(2001) | 4月1日 | 警察本部に警察安全相談課を設置 |
平成14年(2002) | 4月1日 | 北九州市警察部の生活安全地域課、刑事課、交通課を廃止し、新たに機動警察隊を設置 |
平成15年(2003) | 8月27日 | 県下全域の交番及び駐在所を再編 |
平成16年(2004) | 4月5日 | 警察本部庁舎別館が開庁 |
平成17年(2005) | 3月29日 | 吉井警察署をうきは警察署に改称 |
平成17年(2005) | 4月1日 | 警察本部に組織犯罪対策課を設置
警察本部の保安課と銃器対策課を統合し、新たに薬物銃器対策課を設置 |
平成18年(2006) | 2月11日 | 宮田警察署を宮若警察署に改称 |
平成18年(2006) | 3月20日 | 甘木警察署を朝倉警察署に改称 |
平成18年(2006) | 4月1日 | 警察本部の刑事部に組織犯罪対策局を設置
警察本部に生活環境課を設置 |
平成18年(2006) | 4月3日 | 西警察署を早良警察署に改称し、新たに西警察署を設置 |
平成20年(2008) | 4月1日 | 北九州水上警察署を門司警察署等に統合 |
平成21年(2009) | 4月1日 | 北九州市警察部の総務課を廃止 |
平成22年(2010) | 1月1日 | 警察本部の組織犯罪対策局を廃止し、新たに暴力団対策部を設置
警察本部の暴力団対策部に、組織犯罪対策課、暴力団犯罪捜査課、北九州地区暴力団犯罪捜査課、薬物銃器対策課を設置 前原警察署を糸島警察署に改称 |
平成22年(2010) | 4月1日 | 警察本部に子ども・女性安全対策課を設置
留置管理課を総務部から警務部に移管 宮若警察署を直方警察署に統合 添田警察署を田川警察署に統合 城島警察署を久留米警察署に統合 黒木警察署を八女警察署に統合 大川警察署を筑後警察署に統合 瀬高警察署を柳川警察署に統合 |
平成23年(2011) | 4月1日 | 警察本部の警察安全相談課を被害者支援・相談課に改称 |
平成24年(2012) | 4月1日 | 警察本部の生活環境課を生活保安課に改称
警察本部の生活経済課を廃止し、新たにサイバー犯罪対策課を設置 |
平成26年(2014) | 4月1日 | 警察本部の駐車対策課を廃止し、新たに交通捜査課を設置
筑紫野警察署を分割し、新たに春日警察署を設置 |
平成29年(2017) | 4月1日 | 警察本部の生活安全部に生活経済課を、暴力団対策部に国際捜査課を新設 |
平成30年(2018) | 4月26日 | 警察本部の警備部にG20サミット対策課を設置
《平成30年4月26日時点の体制》 警察本部(8部、41課、1室、1所、7隊、1校) 市警察部(1隊、1課) 警察署(35警察署) |
平成31年(2019) | 4月1日 | 警察本部の子ども・女性安全対策課を人身安全対策課に改称 |
令和4年(2022) | 4月1日 | 早良警察署を分割し、新たに城南警察署を設置 |
人員
大規模警察本部であり、本部長は警視監。
地方警察職員定員数。
階級 | 定員 |
---|---|
警視 | 278人 |
警部 | 658人 |
警部補・巡査部長 | 6,687人 |
巡査 | 3,501人 |
警察官計 | 11,124人 |
一般職員 | 905人 |
合計 | 12,029人 |
このほか警察本部長をはじめ地方警務官(警視正以上)が21人。
福岡県警察では、警視昇任まで昇任試験(個人面接等)が行われる。
2024年3月時点の女性警察官の割合は10%で、これは日本全国の都道府県警察で最低である[1][2]。
- ^ “福岡県警初の女性署長”安心安全なまちづくり”誓う|KBCニュース”. 九州朝日放送. (2024年3月13日) 2024年3月14日閲覧。
- ^ テレビ西日本 (2024年3月13日). “福岡県警初の女性署長 うきは署の大原みほ署長「住民の笑顔が浮かぶうきはに」 女性警察官の採用拡大へ”. FNNプライムオンライン 2024年3月14日閲覧。
- ^ 【H22.1.1〜】警察署の管轄区域などが変わりました(警務課)警察署の統合及び管轄区域の変更などについて 福岡県警察。2012年(平成24年)12月20日閲覧
- ^ 「(仮称)春日警察署が平成26年に開設」 市報かすが 平成23年4月15日号 2-3頁[リンク切れ]
- ^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 2』講談社、2003年。
- ^ 福岡県警察 福岡県警シンボルマスコット「ふっけい君」プロフィール
- ^ 福岡県警:巡査が勾留中の組員に便宜 毎日新聞(2015年6月13日)
- ^ “氷の口移し強要や同僚女性を羽交い締め…警官7人を処分”. 朝日新聞 2017年3月2日 13時35分. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “既婚の巡査部長、不倫相手と披露宴 親族にばれ式場紛糾”. 朝日新聞 2017年2月14日 11時53分. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “5カ月前に式場予約、親にも紹介 披露宴紛糾の既婚警官”. 朝日新聞 2017年2月14日 21時36分. 2020年7月22日閲覧。
- ^ a b “捜査名目で女性宅入室 福岡県警の巡査部長を書類送検”. 日本経済新聞 2017/8/24 19:30. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “殺人起訴の警官免職=母子3人死亡-福岡県警”. 時事通信社. (2017年7月13日) 2017年7月14日閲覧。
- ^ 福岡の母子3人死亡、夫の警察官を妻殺害容疑で逮捕 - 朝日新聞、2017年6月8日
- ^ 3分半頭下げ続けた福岡県警幹部 現職警官逮捕受け会見 - 朝日新聞、2017年6月9日
- ^ “元警察官を再逮捕へ=子供2人も殺害容疑-母子遺体事件・福岡県警”. 時事通信社. (2017年9月15日) 2017年9月15日閲覧。
- ^ “元警官を子供2人殺害できょうにも再逮捕”. 産経ニュース. (2018年2月21日) 2018年2月21日閲覧。
- ^ “妻子3人殺害事件、元警官・X被告に死刑判決 裁判員裁判で福岡地裁初”. サンスポ (2019年12月14日). 2020年5月15日閲覧。
- ^ 不祥事相次ぐ福岡県警 今度は大麻所持容疑で警部補逮捕 NHkニュース 2017年7月30日
- ^ “不祥事相次ぐ福岡県警、盗撮で線路逃走は警官だった”. 日刊スポーツ 2017年12月22日10時28分. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “福岡県警、サイバー攻撃被害 一部業務に支障 | 共同通信”. 共同通信. 共同通信社 (2019年2月7日). 2019年2月7日閲覧。
- ^ “警察官、女子トイレで「不祥事」相次ぐ。「入ってみたかった」”. MAG2NEWS 2019.09.30. 2020年7月27日閲覧。
- ^ “捜査費など盗んだ容疑で公安所属の巡査長を書類送検 福岡県警”. 毎日新聞 2019年9月20日 17時51分. 2020年7月20日閲覧。
- ^ “巡査長ら3人を書類送検 福岡県警、署内や寮で窃盗の疑い”. 共同通信 2020/1/16(木) 17:46配信. 2020年8月8日閲覧。
- ^ 小倉北署交通管理官が衝突事故 福岡県警、酒気帯び運転容疑で捜査 - Mainichi Newspaper(02/17/2021)
- ^ 署長、講習受けず免許更新 福岡県警、課長が説明誤る 産経新聞 2022年3月23日
- ^ “虚偽書類作成、警部補停職 交通違反1600件取り消しへ”. 日本経済新聞. (2023年7月15日) 2023年7月15日閲覧。
- ^ “現認せずに交通違反書類作成 元警官に有罪判決「手当増額を目的」”. 朝日新聞. (2024年1月19日) 2024年1月20日閲覧。
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