砂沙美☆魔法少女クラブ 概要

砂沙美☆魔法少女クラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 00:18 UTC 版)

概要

タイトルの通り魔法少女アニメWOWOW2006年4月13日から放送された。同年10月5日からは第2期『砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン2』が放送され、それにともない第1期は『砂沙美☆魔法少女クラブ シーズン1』と区別して呼ばれており、物語的には日常生活での単発エピソードが主体のシーズン1は「スクールデイズ編」、魔女の世界での連続したエピソードでストーリーの展開を見せるシーズン2は「ウィッチランド編」とされている。WOWOWに出資している日テレが製作に加わっており、10月3日からは日テレでもシーズン1、シーズン2が放送された。2007年1月12日からアニマックスでもシーズン1が放送。またシーズン1放送に先立ちM田あきまさによるコミック版が『月刊ドラゴンエイジ』(角川書店)2006年1月号から2006年5月号まで連載された。

制作会社であるAICなどの公式アナウンスでは『天地無用!』の登場キャラクターである砂沙美を主人公としたスピンオフ作品とされるが、設定・世界観などはまったく別物のスター・システム作品となっており、担当する声優も変更されている。また本作と同じ『天地無用!』のスピンオフ作品であるテレビ版『魔法少女プリティサミー』のオリジナルキャラクターである「美紗緒」「銀次」「ほのか」らも登場するが、銀次とほのかは名前を受け継いでいるだけであり、容姿はもちろん性格や役割なども大幅に変更されている。

子供キャラクターのほとんどに実際の子役を配している。

おおまかの設定はごく普通の魔法少女ものになっているが、実際の作品では、以下のように若干大人向けのテイストが味付けされている。

  • 魔法少女達には専用の衣装が用意されてはいるが、その衣装の目的はあくまでも少女達の魔力を抑止・抑制する為の拘束具であり、魔法少女もの恒例の変身シーンなどの演出はなされず(普通に着替える)、魔女の世界が舞台となる物語後半では完全に私服のみで進行する。
  • 攻撃魔法が乱れ飛ぶような派手なバトル演出には主眼を置かれておらず、戦いの勝敗で事態が転化するような場面がほぼ存在しない。
  • 既に部分的に魔女と人間がひとつの世界に共存しており、実際の事件「魔女狩り」について多少扱われている。
  • 魔女の世界の平和の代償にある人物が生け贄のようにされている。
  • 人間を蔑視しているメインキャラのひとりの魔女が最後まで改心しないままである。

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『月刊ニュータイプ 2006年8月号』 角川書店、2006年8月1日、196頁、ASIN B000GGRUZQ
  2. ^ 砂沙美―魔法少女クラブ”. Amazon.co.jp. 2013年11月9日閲覧。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「砂沙美☆魔法少女クラブ」の関連用語

砂沙美☆魔法少女クラブのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



砂沙美☆魔法少女クラブのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの砂沙美☆魔法少女クラブ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS