白岡町内循環バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/07 14:38 UTC 版)
車両
西部コースは大型路線車、中央コースと東部コースはマイクロバスで、いずれも専用カラーの車両で運行されていた[1]。専用カラーは白地に川の流れを表す水色の曲線と、オレンジ色で手をつなぎ歩く人々、緑の樹木、桜の花と木、立ち並ぶ家々などが色とりどりに描かれていた[1]。
特徴は全車が車椅子での乗車を可能としバリアフリー対応していたことで[1]、まだツーステップバスも多く使用されていた1990年代後半にバリアフリー対応を徹底していたことは特筆される。
西部コースの専用車両は、日野・ブルーリボンワンステップ低床バス[1](KC-HU2MMAA、大宮200か216)であった。車椅子用スロープ板を装備する(定員73人、車椅子席1)[1]。車椅子用スペースは座席を撤去して専用スペースとし、車止めが用意されていた[1]。現在のノンステップバスで主流とされる座席跳ね上げ式とは異なる。車椅子での乗降を容易にするため、中扉は4枚折戸となっていた。また車椅子で乗降可能であることを示すため、前面方向幕(幕式)の両側に車椅子マークを掲げており、均一運賃だが中乗り前降りとしていた[1]。町内循環バス廃止後は茶色の木村観光バスカラーに塗装変更され、同社の事業停止直前まで在籍していた。
中央コース、東部コースの専用車両は、日野・リエッセIIで、後部ドアに車椅子用リフトを装備する(定員21人、車椅子席2)[1]。また車体側面の扉には電動ステップを装備して一般客の乗降も容易にしていた[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak “平成18年度廃止町内循環バス運行事業の概要” (PDF). 白岡市. 第1回白岡市地域公共交通市民検討会議 会議資料 (2012年9月26日). 2021年12月7日閲覧。
- ^ “市のプロフィール 白岡市ってどんなまち? section1. 白岡市”. 白岡市. 2021年12月7日閲覧。
- ^ “地域公共交通サービス「のりあい交通」”. 白岡市. 2021年12月7日閲覧。
- ^ 白岡中学校通学バス委託業者の突然の変更の経緯 白岡市長 小島すぐる 公式ホームページ、2011年3月11日
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