獲物の分け前 主な登場人物

獲物の分け前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/01 02:03 UTC 版)

主な登場人物

アリスティッド・ルーゴン・サッカール
投機家
ルネ・サッカール
アリスティッドの妻
マクシム・ルーゴン
アリスティッドの連れ子

日本語訳書

映画

獲物の分け前
La Curée
監督 ロジェ・ヴァディム
脚本 ロジェ・ヴァディム
ジャン・コーフランス語版
原作 エミール・ゾラ
『獲物の分け前』
製作 ロジェ・ヴァディム
出演者 ジェーン・フォンダ
ピーター・マッケナリー英語版
ミシェル・ピッコリ
音楽 ジャン・ブシェティーフランス語版
ジャン・ピエール・ブルテールフランス語版
撮影 クロード・ルノワールフランス語版
編集 ヴィクトリア・メルカントンフランス語版
製作会社 Mega Film
Les Films Marceau-Cocinor
配給 Royal Films International
コロンビア ピクチャーズ
公開 1966年6月22日
1967年2月22日
上映時間 98分
製作国 フランス
イタリア
言語 フランス語
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ロジェ・ヴァディム監督が当時の妻ジェーン・フォンダを主演に起用[注釈 1]した1966年フランスドラマ映画。映画の英語タイトルは『"The Game Is Over"』。

舞台を映画公開当時(1960年代)のフランスに翻案している。また、ジェーン・フォンダのヌードを多用し、エロティックな面を強調した内容になっている。

ストーリー

莫大な遺産を相続していた若く美しいルネは、家族から逃れたい一心で、金を必要としていた20歳も年上の実業家アレクサンドル・サッカールと結婚した。しかし、そもそも愛があったわけではない2人の夫婦関係は冷め切っており、ルネは先妻の息子で大学生のマクシムと愛し合うようになる。はじめは軽い気持ちだったルネも、マクシムへの想いが募り、遂に夫に離婚を切り出す。しかし、事業が上手く行っていなかったアレクサンドルはルネの全財産を事業に投資していたため、ルネに財産を返すことが出来ない状態だった。そこでアレクサンドルは、財産を放棄すれば離婚してやるとの条件を提示するが、マクシムへの愛に盲目的になっていたルネはその条件を呑んでしまう。

離婚手続きのため、ルネがジュネーヴに行っている隙に、アレクサンドルは自らの事業のために金持ちの娘とマクシムを婚約させる。婚約の知らせに慌てて屋敷に戻って来たルネは、厳然たる事実を見せつけられ、発作的に自殺を図る。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
日本テレビ旧版 日本テレビ新版
ルネ ジェーン・フォンダ 小原乃梨子 田島令子
マクシム ピーター・マッケナリー英語版 伊武雅之
アレクサンドル ミシェル・ピッコリ 平田昭彦 内田稔
アン・セルネット ティナ・オーモン 吉田理保子
セルネット氏 ジャック・モノ 大宮悌二
セルネット夫人 シモーヌ・ヴァレールフランス語版 麻生美代子
ジルベルト 麻上洋子
調教師 藤本譲
運転手 嶋俊介
ボーイ   若本規夫
美容師 中島喜美栄
演出 佐藤敏夫
翻訳 小川裕子
効果 TFC
調整
制作 東北新社
解説
初回放送 1973年2月7日
水曜ロードショー
1978年2月15日
『水曜ロードショー』

スタッフ


  1. ^ 同様の作品には『バーバレラ』(1968年)などがある。


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