アデュー・フィリピーヌとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > ドラマ映画 > アデュー・フィリピーヌの意味・解説 

アデュー・フィリピーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 00:17 UTC 版)

アデュー・フィリピーヌ
Adieu Philippine
監督 ジャック・ロジエ
脚本 ジャック・ロジエ
ミシェル・オグロール
製作 ジョルジュ・ド・ボールガール
出演者 ジャン=クロード・エミニ
ステファニア・サバティニ
イヴリーヌ・セリ
音楽 ジャック・ダンジャン
ポール・マテ
マクシム・ソリ
撮影 ルネ・マトラン
編集 モニク・ボノ
クロード・デュラン
マルク・パヴォ
配給 紀伊国屋書店 DVD発売
公開 1962年1月8日 プレミア
1962年4月 カンヌ映画祭
1963年9月25日 商業公開
2004年11月20日 DVD発売
2010年1月23日 商業公開
上映時間 106分
製作国 フランス
イタリア
言語 フランス語
テンプレートを表示

アデュー・フィリピーヌ』(フランス語: Adieu Philippine)は、1962年(昭和37年)に公開されたジャック・ロジエ監督のフランスイタリア合作映画である。

略歴・概要

1958年(昭和33年)、短篇ドキュメンタリー映画『十代の夏』(Blue Jeans)を撮り、日本でも同作が公開され、同作に注目したジャン=リュック・ゴダールが『勝手にしやがれ』のプロデューサー、ジョルジュ・ド・ボールガールに紹介したことで、『アデュー・フィリピーヌ』は実現した。

ジャン=クロード・ブリアリミシェル・ピコリ、クリスチャンヌ・ルグラン(ミシェル・ルグランの姉)、ロベール・イルシュらがカメオ出演している。

撮影したのは1960年(昭和35年)の夏で、2年後の第15回カンヌ国際映画祭にて上映された。

日本では、東京日仏学院が1970年代から英語字幕付16ミリプリントを所有しており、映画批評家梅本洋一が「梅本洋一の木曜シネクラブ」を同学院ホールで主宰していた1980年代には、夏になるたびに同プリントを上映していた。2004年と2006年には紀伊国屋書店がDVDを発売した。劇場未公開のままであったが、2010年に行われた特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」にて本作は、渋谷の映画館ユーロスペースで2010年1月23日から4週間にわたって1日1回上映され[1]、同年3月にも同館でアンコール上映された[2]後、全国で順次上映された。

データ

キャスト

  • ジャン=クロード・エミニ - ミシェル
  • ダニエル・デカン - ダニエル
  • ステファニア・サバティニ - ジュリエット
  • イヴリーヌ・セリ - リリアーヌ
  • ヴィットーリオ・カプリオリ (Vittorio Caprioli) - パシャラ
  • ダヴィド・トネリ - ホラーティオ
  • アンヌ・マルカン - ジュリエットの声
  • アンドレ・タルー - 島のレニエ
  • クリスチャン・ロンゲ - クリスチャン
  • ミシェル・ソワイエ - アンドレ
  • アルレット・ジルベール - 母
  • モーリス・ガレル (Maurice Garrel) - 父
  • ジャンヌ・ペレス (en:Jeanne Pérez) - 隣の女
  • シャルル・ラヴィアル (Charles Lavialle) - 隣の男

物語

1960年(昭和35年)、パリ。ミシェルはもうすぐ徴兵のため、アルジェリアに行かなくてはならない。いっぽう、ミシェルはテレビ局のエンジニアであり、リリアーヌとジュリエットと知り合う。彼女たちは、まるで「フィリピーヌ」というアーモンドのように離れられない友だちどうしである。ミシェルは最後の自由な日々について考え、仕事を辞め、休暇に、彼女たちが参加することに決めたコルシカへの道へいくのだった。

関連事項

脚注

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アデュー・フィリピーヌ」の関連用語

アデュー・フィリピーヌのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アデュー・フィリピーヌのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアデュー・フィリピーヌ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS