熊野年代記 書誌

熊野年代記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/16 15:34 UTC 版)

書誌

熊野年代記の翻刻刊本の書誌を刊行年順に示す。

  • 柳田 國男、1918、『熊野年代記』 〈諸國叢書35〉 → 『諸國叢書』(22・23、2008、成城大学民俗学研究所)に解題(櫻井[2008])とともに再録
  • 篠原 四郎、1972、『熊野年代記』、篠原四郎
  • 熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会(編)、2008、『熊野年代記』、熊野三山協議会

文献

参考文献

  • 太田 直之、2008、『中世の社寺と信仰 - 勧進と勧進聖の時代』、弘文堂〈久伊豆神社小教院叢書6〉 ISBN 978-4-335-16051-6
  • 笠原 正夫、1989、「「熊野年代記」と近世の熊野」、熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会(編)『熊野年代記』、熊野三山協議会 pp. 339-343
  • 熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会(編)、1989、『熊野年代記』、熊野三山協議会
  • 小島 瓔禮、2008、「柳田國男と『熊野年代記』」、『諸國叢書』(22・23)、成城大学民俗学研究所 pp. 374-415
  • 阪本 敏行、2005、『熊野三山と熊野別当』、清文堂 ISBN 4-7924-0587-4
  • 根井 浄、2001、『補陀落渡海史』、法蔵館 ISBN 4-8318-7533-3
  • 山本 殖生、1989、「「熊野年代記」の形態・様式について」、熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会(編)『熊野年代記』、熊野三山協議会 pp. 337-338
  • -、1996、「『熊野年代記』の成立と史料批判 - 熊野史研究の警鐘のために」、『熊野誌』(42)、熊野地方史研究会・新宮市立図書館 pp. 153-161

関連文献

  • 小野 芳彦、小野芳彦先生遺稿刊行会(編)、1934、『熊野史 - 小野翁遺稿』、和歌山県立新宮中学校同窓会 → 1973、新中会(和歌山県立新宮高等学校)〔復刊〕
  • 岩波書店、1964、『国書総目録』第2巻、 岩波書店 → 1989、補訂版、ISBN 4-00-008602-2 — 東大本を収録.
  • 堀 一郎、1953、『我が国民間信仰史の研究』、創元社

関連項目


  1. ^ 根井[2001: 110]、熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会[1989]
  2. ^ 根井[2001: 111-116]
  3. ^ 根井[2001: 111]、笠原[1989: 339]
  4. ^ 太田[2008]
  5. ^ 笠原[1989: 339]
  6. ^ a b 太田[2008: 171]
  7. ^ a b c d e f 笠原[1989: 340]
  8. ^ 根井[2001: 113]、小島[2008: 376-377]
  9. ^ a b 小島[2008: 377-379]
  10. ^ 梅本誠一「刊行御礼」(熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会[1989]所収)。櫃の多くが失われた水害は、梅本家には「熊野川の水害」と伝わる。しかし、この時期に梅本家が居を構えていたのは、今日の那智勝浦町下里にあたる下里村高芝の太田川河口付近で、熊野川の水害をもたらした明治22年8月の豪雨に際して太田川も氾濫しており、これによるものと考えられる[小島 2008: 378]。
  11. ^ 小野については次の論文が詳しい。山崎 泰「小野芳彦と『熊野史』上梓」、『国文学解釈と鑑賞』69巻3号(2004年3月、特集「続・「熊野学」へのアプローチ」)、NAID 40006096067 pp. 19-26
  12. ^ a b 小島[2008: 376]。小野本は現存しないため、小島は小野本からの写本である柳田本をもとに推定を行なっている[小島 2008: 376]。
  13. ^ 小島[2008: 375]
  14. ^ 小島[2008: 377、379]
  15. ^ a b 小島[2008: 377、379]、笠原[1989: 343](特に注8)
  16. ^ 小島[2008: 376-377]
  17. ^ 小島[2008: 379]
  18. ^ 小島[2008: 380]
  19. ^ 小島[2008:381]
  20. ^ 柳田 國男、1918、『熊野年代記』 〈諸國叢書35〉
  21. ^ 小島[2008]。ただし、根井[2001]や笠原[1989]、山本[1989]、および熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会[1989]所収の識者らの序文のいずれにも柳田写本についての言及は見られない。
  22. ^ 小島[2008: 383]
  23. ^ a b c 安藤精一「『熊野年代記』の出版」(熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会[1989]所収)
  24. ^ a b 根井[2001: 111]。梅本家本と各種の写本・刊本(柳田写本を除く)との関係については、根井[2001: 111]所掲の図に詳しい。
  25. ^ 根井[2001: 109]
  26. ^ 熊野三山協議会・みくまの総合資料館研究委員会[1989]
  27. ^ 根井[2001: 110、114]
  28. ^ 山本[1989: 338]
  29. ^ a b 笠原[1989: 339]
  30. ^ 根井[2001: 111]、山本[1989: 337]
  31. ^ 根井[2001: 111-112]、山本[1989: 337]
  32. ^ a b c 根井[2001: 112]
  33. ^ 根井[2001: 113]、山本[1989: 337]
  34. ^ a b 根井[2001: 113]
  35. ^ 根井[2001: 116]
  36. ^ 根井[2001: 113]、山本[1989: 338]
  37. ^ 根井[2001: 113-114]
  38. ^ 笠原[1989: 343]、小島[2008: 379]
  39. ^ a b c 山本[1996: 153]
  40. ^ その例として山本[1996]、阪本[2005]、太田[2008]など。山本[1996]は史料批判の観点から熊野年代記の史料としての信頼性を検討している。阪本[2005: 36、432]は、13世紀後期の熊野別当職断絶にかかわる熊野年代記の記述について、信頼できる多くの史料および研究成果を取り入れ記述内容の矛盾点を明らかにしている。
  41. ^ a b 山本[1996: 156]
  42. ^ a b c 山本[1996: 157]
  43. ^ 太田[2008: 161-162]
  44. ^ 根井[2001: 115]
  45. ^ 太田[2008: 161-164]
  46. ^ 阪本[2005: 432-437]
  47. ^ a b c 山本[1996: 160]
  48. ^ 山本[1996: 157]注14
  49. ^ a b 山本[1996: 159]


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