消防庁長官 消防庁長官の概要

消防庁長官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 18:14 UTC 版)

地位

日本の消防行政を統括する総務省の外局である消防庁の代表者ということで、名称に「消防」の名がつくが一般的には消防職位において区分されることはない。消防吏員ではなく総務省(旧自治省)の事務官(いわゆるキャリア官僚)である。

ほとんどの場合は私服(背広)勤務だが、消防吏員の物に準じたデザインの制服・活動服・職名章が制定されており[1]、防災訓練や大規模災害の際などには着用することもあるが、職名章の徽章は消防章とは形が異なっており、桜(消防団)を背景に雪(消防本部)を配したデザインである。

消防庁長官は、必要に応じ、消防に関する事項について都道府県又は市町村に対して助言を与え、勧告し、又は指導を行うことができるが、法36条にあるように、自治体消防は消防庁長官の運営管理又は行政管理に服することはないため、消防吏員消防団員との直接の指揮命令系統にはない。

総務省の管理権

緊急事態の特別措置

大規模災害NBC災害においては、都道府県知事又は市町村長に対し、緊急消防援助隊の出動を要請又は指示することができる。








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