流れ星☆ (お笑いコンビ)
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芸風
- ちゅうえいは、奇抜な格好(オールバック+白い猫の絵が描かれた黒のTシャツ+裾を引きずるほど丈の長い黒のズボン[注 7]+裸足もしくはスニーカー履き)に身を包んで奇抜なキャラを一時期演じていたが、事務所の先輩である飯尾和樹(ずん)から「お前はちゅうえいだけで面白いんだから、そんな変な格好して、裸足とか、オールバックとかしなくていい。マヨネーズかけたり、ケチャップかけたり、砂糖かけたり、そんなことをしなくてもそのパンは美味しいから、もう普通の格好でいいよ」というアドバイスを受けた[31]ことをきっかけに、2013年春ごろから衣装(白の半袖ワイシャツ+黄色と青と白の斜めストライプのネクタイ+青もしくは濃い灰色の八分丈パンツ+靴下は履かずスニーカー履き)を変えた[注 8]ところ、仕事が増え始めたという。
- 漫才では主に、ネタの冒頭あるいは会話の流れと無関係なところでちゅうえいが一発ギャグを次々と披露する。『ガンダム』『エヴァンゲリオン』『ラーメンマン』『オリオン座』『俺なりの野球』『進化』『ウーパールーパー』などがよく知られているが、その一発ギャグの数は300個を超えるという[32]。また歯を鳴らして曲の演奏が特技であり[33]、レパートリーには『剣の舞』などがある[34]。一発ギャグをやるようになったのはコンビ結成から数年ほど経ってからで、ライブのエンディングなどでなんとか爪痕を残す方法を考えていたたきうえが当時芸人ではやる者の少なかった一発ギャグ(当時はダウンタウンの影響でワードセンス重視のネタが流行っていた)に目をつけたのがきっかけ。他人と違う事をやりたがらないちゅうえいを「俺たちは芸人なんだから他人と違う事をしないと生き残れない」と必死で説得し、そこから「ギャグマシーンちゅうえい」が誕生したという。しかし、ちゅうえいはその後もなかなかギャグを考えなかったりウケないギャグを延々やり続けたりとなかなか乗り気になれず、たきうえを苦労させたという[35]。
- たきうえは天然ボケで、単独ライブ中で一部ネタを忘れたり言い間違いをするなど素の状態では相方より笑いを獲る事も多い。一例として、たきうえがネタ中に「リズミカル」という言葉を「メロディアス」と言い間違えた。その後、本当は「リズミカル」である事に気付き発明家が発見をした時と同じ位のリアクション(ちゅうえい談)を取ったが、後にちゅうえいからは「むしろ『メロディアス』の方が発明」と言われている[36]。またラジオの生放送で曲を紹介する際、アーティストと曲名が書かれたリクエストカードを紛失して「それではお聴きください。あの人のアレです」と言ってのけたり、奥田民生『マシマロ』を「マシマD」と読み間違えたりした[37]。
ネタ
たきうえがネタ作成を担当している。ただし、一発ギャグの部分はちゅうえいとたきうえ両方が作成している。そのため、ギャグを巡って揉めることもしばしばある[38]。
肘祭りのネタは、「田舎のおかしな祭りの漫才」というコンセプトをたきうえが考案し、そのコンセプトを基にちゅうえいが肘祭りの歌と振り付けを編み出したという[39]。
単独ライブのネタ作成では、二人に加え赤嶺総理が作家として参加している。『フットンダ王決定戦2015』での共演がきっかけ[40][41]。
注釈
- ^ 生年非公開としているが、相方ちゅうえいは公開しており、また同級生コンビであることを認めているため、実質的には意味を成していない。
- ^ 貴重な超合金の玩具を60〜70体所有。UVカットつきのガラスケースに入れ、日焼けしないように心掛けているとのこと。
- ^ 正式名称となる改名なのかはまだ発表されていない。
- ^ ペロポン博士の声を瀧上、パップくんの声をちゅうえいが担当。キャラクターデザインはObetomo(スイスイ所属)。
- ^ 予約購入者特典はブロマイドで、全国共通Ver.と岐阜限定Ver.の2種類が用意された。後者は岐阜県内にあるCDショップ8店舗が対象。
- ^ 星マークは媒体によっては「⛤」(五芒星)が用いられる。
- ^ ちゅうえい曰く「おばちゃんが履くようなズボン」。
- ^ なお、5月19日開催のライブ「東京センターマイク vol.1 〜スピードワゴンと数組の漫才師〜」で初めて新しい衣装を披露した [1]。
- ^ タイムマシーン3号も20連勝しているが、一度敗戦を経験している。
- ^ 負け無しで14連勝以上の芸人はますだおかだ・アメリカザリガニ・陣内智則・ハリガネロック・タカアンドトシ、そして流れ星の6組のみで吉本興業と松竹芸能以外の芸人を除くとこの記録は彼らのみである。
- ^ 15連勝以上を記録して、かつ全戦全勝も達成している芸人の中で一度も5位(若しくは6位)通過を経験していないのは歴代でも流れ星☆のみである。
- ^ 在京局&在名局以外で初となる地方局レギュラー。メインパーソナリティのIAT高井瑛子アナと共演、「ゴエ旅」「ふしぎ森モリ安比高原自然学校」「連続ことわざ劇場 “ごえてぃ家の夫婦”」の他、ちゅうえい「明日から使える一発ギャグ」コーナーへの出演がある。2014年3月29日には、高井アナと歌う番組オリジナル「ゴエティーソング」の新曲「めざせ!いちばん星!」を発表した。
- ^ 2014年1月6日「ひなこ姫を起こせ!」出演が初登場。同年4月7日から月曜レギュラー、2015年4月8日からは水曜レギュラー。
- ^ 2015年は東軍、2019年は西軍として出演。
- ^ 瀧上はインスタ映えばえ運動会で稲垣チームの1人として、ちゅうえいは稲垣・草彅・香取の移動中の車内で浅井企画軍団の1人として出演。
- ^ ちゅうえいは神の声として出演。
- ^ 岐阜公演のプレミアムチケット(限定20名)には、ちゅうえいの実家に1泊できる特典があった。「アラジン」は瀧上が5歳の頃から行きつけの高山の玩具店。
- ^ この公演で初めてキービジュアルの題字を宇都鬼(事務所の先輩・おさる)、撮影を富取正明が担当している。
出典
- ^ “飛騨出身のお笑いコンビ「流れ星」が凱旋公演-国重文で傑作ネタ披露”. 飛騨経済新聞. 2023年5月21日閲覧。
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- ^ “回答のコーナー! パート3”. 流れ星 瀧上伸一郎 オフィシャルブログ (2010年7月7日). 2015年6月11日閲覧。
- ^ エンタの味方! THE DVD ネタバトル vol.3、TCエンタテインメント、2008年2月6日発売
- ^ ぐるナイおもしろ荘 若手芸人を大売り出し 誰か使ってスペシャル、日本テレビ、2013年1月1日放送
- ^ 流れ星のスターになりたい、ニコジョッキー、2013年7月23日放送
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