武山政直 武山政直の概要

武山政直

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 14:18 UTC 版)

武山 政直
生誕 1965年
研究機関 慶應義塾大学経済学部
研究分野 経済地理
空間行動分析
母校 慶應義塾大学経済学部経済学科
カリフォルニア大学サンタバーバラ校
学位 Ph.D. in Regional Science
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略歴

RYOMA the Secret Story

『RYOMA the Secret Story』は、2009年4月から実施された、非個人により日本国内で制作・実施された最初の欧米スタイルの典型的なARGである個人制作では2005年の『AI/HA』が、海外制作・国内実施では2008年のThe Lost Ring英語版が、カード販売型ARGでは2008年の『名探偵コナン カード探偵団』がある。慶應義塾大学経済学部 武山政直研究室、アサツー ディ・ケイメディアファクトリー大日本印刷株式会社、オフィス新大陸、アルフレッドコア、エリアワークス株式会社が産学連携で設立した「ユビキタスエンターテインメント手法による事業創造コンソーシアム」による、ARGの有効性を検証することを目的とした、共同ビジネストライアルであった[3]

女子大生が誘拐された瞬間の防犯カメラの映像を模した動画がYouTubeに掲載されたところからゲームは始まり、最終的には坂本竜馬の暗殺の秘密に迫るというストーリーであり、歴史を題材に、特に若年層の興味の喚起や史跡保存の問題提起もテーマの一環としていた。

誘拐事件を解決するまでのPhase1、坂本竜馬の暗殺の謎に迫るPhase2、小説が刊行されて全ての謎が明らかになるPhase3、という3段階の構成を予定していたが、Phase2までしか実施されていない。

Phase1は、誘拐事件をたまたま知ったというフリージャーナリストのブログ[注 1]を中心に展開し、Phase2 は幕末に関する市民セミナーのサイト[注 2]を中心に展開した。欧米の典型的なARGと同様に、活発なプレイヤーコミュニティが形成され、参加者が積極的にゲーム情報のまとめが行う現象もみられた[注 3]

著書

監修

翻訳

  • 『サービス・スタートアップ──イノベーションを加速するサービスデザインのアプローチ』(早川書房、2015年)

脚注




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