旭川家具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 14:03 UTC 版)
協同組合
- 協同組合旭川木工センター
- 1966年(昭和41年)設立[9]。当時、市内に散在していた木製品加工工場を集約して狭隘環境を改善し、相互協力することで一個人の経営では難しい局面に対応するため、有志企業13社によって市内永山地区に木工団地を造成し、1969年(昭和44年)に落成した[9]。2015年時点、木工家具・建具メーカー7社、木材メーカー2社、木工機械販売1社、旭川家具・クラフトのネット販売1社の合計11社が加盟している。
- 1985年(昭和60年)から始まった、旭川木工センター「家具の祭典」は、名称が「モクモクフェスタ」となって毎年開催している。
- 旭川家具工業協同組合
- 前身となる旭川家具事業協同組合は1949年(昭和24年)に発足し、現在の旭川家具工業協同組合は1957年(昭和32年)に設立[7]。1984年(昭和59年)に旭川家具事業協同組合が解散し、旭川家具工業協同組合へ一本化した[10]。2014年時点の組合員数は43社。
- 2018年5月、旭川駅構内に「旭川家具ラウンジ」を開設した[11]。
旭川デザインセンター
旭川デザインセンター | |
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情報 | |
旧名称 |
旭川家具開発センター[12] 旭川家具センター |
用途 | 店舗、事務所 |
事業主体 | 旭川家具工業協同組合 |
管理運営 | 旭川家具工業協同組合 |
開館開所 | 1980年[12] |
所在地 |
〒079-8412 北海道旭川市永山2条10丁目1-35 |
座標 | 北緯43度48分0.5秒 東経142度24分55.9秒 / 北緯43.800139度 東経142.415528度座標: 北緯43度48分0.5秒 東経142度24分55.9秒 / 北緯43.800139度 東経142.415528度 |
旭川デザインセンターは、北海道旭川市にある展示場・販売店。旭川近郊の家具メーカー製品を常設展示・販売しているほか、インテリアデザインやレストア(修理・再生)の相談も受け付けている。また、毎年6月に開催する「ASAHIKAWA DESIGN WEEK」や3年ごとに開催する「国際家具デザインフェア旭川」(IFDA)などのイベント会場になっている。 2017年6月リニューアル。
旭川・家具づくりびと憲章
旭川家具工業協同組合が木を大切にする気持ちを示してより質の高い家具づくりを目指すため、2007年(平成19年)に「旭川・家具づくりびと憲章」を制定した[4]。
- 人が喜ぶものをつくります。
- 旭川に生きる者として、世界の人々に長く愛用してもらえるすぐれたデザインの道具を、丹精込めてつくります。
- 木のいのちを無駄にしません。
- 100年かけて育った樹木に感謝し、1本1本を生かしきるとともに、ミズナラの育つ森を次代に渡すため植樹活動に取り組みます。
- 高品質なものを必要なぶんだけつくります。
- 材料の仕入れから製造、廃棄まですべての面で地球環境を意識し、質の高い製品を適正な量だけつくります。
- 修理して使い続けられるようにします。
- レストアの体制を整えるとともに、修理や張り替えの容易な構造を工夫して次の世代まで使える家具をつくります。
- 次代の家具づくりびとを育てます。
- これまで培った産学官一体の土壌を生かし、技術と文化を継承する人材を育成しながら、挑戦と実績を重ねていきます。
- ^ a b c これまでとこれから.
- ^ a b c d 「旭川家具」とは 2009.
- ^ a b c d e f 旭川家具について.
- ^ a b 特集 2012.
- ^ 記念資料 2006, p. 2.
- ^ “「ASAHIKAWA DESIGN WEEK」開催。名称を「旭川家具産地展」から一新”. JDN (2015年3月19日). 2015年9月12日閲覧。
- ^ a b c d e インタビュー 2012.
- ^ a b c コラボレーション 2008.
- ^ a b 記念資料 2006, p. 4.
- ^ 記念資料 2006, p. 7.
- ^ 旭川家具でくつろいで JR駅に「ラウンジ」、95点展示朝日新聞DIGITAL(2018年5月9日)2018年5月16日閲覧。
- ^ a b 記念資料 2006, p. 6.
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