斜線堂有紀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 13:30 UTC 版)
斜線堂 有紀 (しゃせんどう ゆうき) | |
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誕生 |
1993年4月1日(30歳) 日本 |
職業 | 小説家 |
最終学歴 | 上智大学卒業 |
活動期間 | 2017年 - |
ジャンル | 推理小説・SF・青春小説・ライトノベル |
主な受賞歴 | 第23回電撃小説大賞 メディアワークス文庫賞(2016年) |
デビュー作 | 『キネマ探偵カレイドミステリー』(2017年) |
経歴・人物
秋田県生まれ。埼玉県育ち[1]。上智大学[2]文学部ドイツ文学科[3]卒業。
幼少期は体が弱く、星新一など片っ端から本を読んでいたという[1]。ミステリーの面白さを知ったのは小学生時代に読んだはやみねかおるの作品。また、中学1年の春に読んだ佐藤友哉の『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』に衝撃を受け「佐藤友哉がいなければ、私は小説家になっていなかった」と明かしている[4]。
大学在学中であった2016年10月[5]、投稿作「キネマ探偵カレイドミステリー」にて、第23回電撃小説大賞の「メディアワークス文庫賞」を受賞[6]。翌年、同作にて作家デビュー。ペンネームは島田荘司『斜め屋敷の犯罪』から[7]。
2021年2月、『楽園とは探偵の不在なり』が第21回本格ミステリ大賞(小説部門)候補作となり、注目を浴びる[8]。
2023年2月、第43回日本SF大賞の選考委員をつとめた[9]。
ミステリ・ランキング
- 週刊文春ミステリーベスト10
- 2020年 - 『楽園とは探偵の不在なり』3位
- このミステリーがすごい!
- 2021年 - 『楽園とは探偵の不在なり』6位
- 本格ミステリ・ベスト10
- 2021年 - 『楽園とは探偵の不在なり』4位
- 2022年 - 『廃遊園地の殺人』27位
- 2023年 - 『あなたへの挑戦状』(阿津川辰海との共著)28位
- ミステリが読みたい!
- 2021年 - 『楽園とは探偵の不在なり』2位
- MRC大賞
- 2022年 - 『あなたへの挑戦状』(阿津川辰海との共著)6位
- ^ a b “斜線堂有紀さん「楽園とは探偵の不在なり」インタビュー 天使が登場しても…堂々の本格ミステリー|好書好日”. 好書好日. 2022年2月16日閲覧。
- ^ 『楽園とは探偵の不在なり』(早川書房、2020年8月)掲載情報。
- ^ 作家の読書道・第258回:斜線堂有紀さん
- ^ “斜線堂有紀さんに小説の面白さと自由さを教えてくれた佐藤友哉「エナメルを塗った魂の比重」 どこまでもポップなミステリー|好書好日”. 好書好日. 2022年2月16日閲覧。
- ^ 『ダ・ヴィンチ』2017年9月号掲載のインタビュー参照。
- ^ “「第23回電撃大賞」受賞作品決定!〈アスキー・メディアワークス〉”. KADOKAWA. 2018年2月19日閲覧。。
- ^ “会報2021年4月号 入会の挨拶”. 日本推理作家協会 (2021年4月26日). 2021年12月12日閲覧。
- ^ “『廃遊園地の殺人』 あらゆる謎 解かれる快感”. 産経ニュース (2021年11月7日). 2021年11月7日閲覧。
- ^ 第43回日本SF大賞・受賞作決定!-SFWJ:日本SF大賞
- ^ “斜線堂有紀の恋愛小説『君の地球が平らになりますように』|JUMP j BOOKS|note”. note (2022年8月8日). 2022年8月9日閲覧。
- ^ “斜線堂有紀の恋愛小説【短編】『彼女と握手する』なら無料|JUMP j BOOKS|note”. note (2021年12月24日). 2022年2月23日閲覧。
- ^ “斜線堂有紀の恋愛小説【短編】『転ばぬ先の獣道』|JUMP j BOOKS|note”. note (2022年2月19日). 2022年2月23日閲覧。
- ^ “【試し読み】斜線堂有紀の恋愛小説『大団円の前に死ぬ』 |JUMP j BOOKS|note”. note (2022年9月16日). 2022年12月6日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/sophiatimes/status/1518935735935836160”. Twitter (2022年4月26日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ sai_zen_senの2022年8月31日のツイート、2022年11月20日閲覧。
- ^ syasendouの2022年11月11日のツイート、2022年11月20日閲覧。
- ^ “【短編全文公開】小説の神様アンソロジー|短編小説「神の両目は地べたで溶けてる」(斜線堂有紀)|tree”. tree. 2021年6月21日閲覧。
- ^ “【短編全文公開】小説の神様アンソロジー|『荒木比奈を見つけた日、神の目がとろけた』斜線堂有紀|tree”. tree. 2021年6月21日閲覧。
- ^ “tree”. tree. 2021年5月6日閲覧。
- ^ “READING MUSEUM「池袋シャーロック、最初で最後の事件」公式サイト”. 2021年1月27日閲覧。
- ^ “キルタイム・キラーズ 絶泉館の殺人|ヨフカシプロジェクト”. 2022年7月29日閲覧。
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