奥の細道むすびの地記念館 奥の細道むすびの地記念館の概要

奥の細道むすびの地記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 10:39 UTC 版)

奥の細道むすびの地記念館
Basho’s Oku no Hosomichi Haiku Journey Museum.[1]
2017年8月24日撮影
施設情報
来館者数 27,923人(令和元年度)[2] ※有料施設利用者
館長 黛まどか
延床面積 2,329.21m2[3]
開館 2012年4月8日[2]
所在地 503-0923
日本岐阜県大垣市船町2丁目26番地1
位置 北緯35度21分22.4秒 東経136度36分42.6秒 / 北緯35.356222度 東経136.611833度 / 35.356222; 136.611833座標: 北緯35度21分22.4秒 東経136度36分42.6秒 / 北緯35.356222度 東経136.611833度 / 35.356222; 136.611833
アクセス 大垣駅から徒歩16分
大垣駅からバス7分、「奥の細道むすびの地記念館前」下車すぐ
大垣ICから車で20分
大垣西ICから車で10分
外部リンク 大垣市奥の細道むすびの地記念館
プロジェクト:GLAM
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2008年の大垣市制90周年を記念し、「憩いと賑わいの空間」づくりの拠点として整備された[4]。周辺整備も含めた事業費は約40億円。芭蕉と親交のあった俳人・谷木因の邸跡に建てられている。

なお東西全国俳句相撲の審査員などで市と縁のある俳人の黛まどかが市より委嘱を受け名誉館長を務めている[5]

施設

芭蕉館
おくのほそ道、松尾芭蕉に関する展示
  • AVシアター
  • 常設展示室(1 - 3)
  • 企画展示室
  • 収蔵庫
先賢館
大垣の先賢5人(江馬蘭斎飯沼慾斎江馬細香梁川星巌小原鉄心)を扱った展示
観光・交流館
  • 多目的室1・2
  • 情報・図書コーナー
  • 物産コーナー「芭蕉庵」
  • お休み処
  • 赤ちゃんステーション
  • 業務用スペース(大垣共立銀行船町出張所)
無何有荘大醒榭
大垣城下の林村(現大垣市林町)にあった大垣藩藩老小原鉄心の別荘「無何有荘」の「大醒榭(たいせいしゃ)」を移築[6]安政3年(1856年)建築の茅葺き(一部銅板葺き)の木造平屋建。和風に中国風意匠を取り入れた設計で茶室・湯殿・水屋・厠の4室で構成され、衝立には江戸時代には珍しい色ガラスが使用されている[6]。大垣市重要文化財[6]。無何有荘大醒榭は長らく大垣市林町にあったが、1963年(昭和38年)に常葉神社境内に移築され、1973年(昭和48年)全昌寺境内に移築。解体修復の上、2012年(平成24年)に奥の細道むすびの地記念館内に移築。
鉄心門
大垣城下郭町(現大垣市郭町)にあった小原鉄心の邸宅の裏門。藤江町の江馬邸に移築後、1978年(昭和53年)に全昌寺に移築。2012年(平成24年)に奥の細道むすびの地記念館内に移築。
イベント広場
敷地内には、深さ147mの井戸から湧き出ている湧水のむすびの泉がある。

利用案内

  • 開館時間:
    • 9:00 - 17:00 (芭蕉館、先賢館)
    • 9:00 - 21:00 (観光・交流館)
  • 休館日:年末年始(12月29日 - 1月3日) ※展示替えの臨時休館あり。

  1. ^ 市民俳句まつり 英語ハイク 応募フォーム”. 大垣・西美濃観光ポータル「水都旅(すいとりっぷ)」. 2015年5月20日閲覧。
  2. ^ a b 第8章文化振興” (PDF). 大垣市教育情報ネットワークシステム. 2022年3月5日閲覧。
  3. ^ 奥の細道むすびの地周辺整備” (PDF). 大垣市. 2024年4月28日閲覧。
  4. ^ 憩いと賑わいの空間誕生 奥の細道むすびの地記念館”. 大垣市 (2012年4月15日). 2015年5月20日閲覧。
  5. ^ 名誉館長”. 大垣市. 2015年5月20日閲覧。
  6. ^ a b c 無何有荘大醒榭”. 大垣市. 2015年5月20日閲覧。


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