内海敏彦 経歴・人物

内海敏彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 07:27 UTC 版)

経歴・人物

東京都世田谷区出身。両親が懇意にしていた産科で出産のため、大阪府箕面市で産まれる。

CM出演から芸能活動を開始し、4歳の時に『新・女の絶唱』にて自閉症の子供役でデビュー。また、それを海外ドラマ『ドクター・ウェルビー』の日本語版ディレクターが見ており、そのディレクターが作中に登場する自閉症の少年役での吹き替えオファーを出したこときっかけで声優業も行うようになる[1]

その後は子役・声優としてボーイソプラノの声を生かし、少年役を多く担当した。

1980年頃の声変わり時期を境に活動しておらず、現在は引退したと思われる。

趣味にバレー、読書、水泳、ピアノ、旅行を挙げており、将来は役者志望だと発言していた[1]

ドラマやアフレコに関わらず、出演作品は予め台詞を丸暗記し、台本は収録現場に持ってこず演技をしていたというエピソードがある[1]。また、話すタイミングを掴むため他の人の台詞も暗記していたという[1]

鈴木清は内海を「素晴らしい記憶の能力を持った、芝居の上手い子ども(子役)でした」「僕らスタッフは彼に「役者として大成して欲しいな」という想いがあった」と語っている[2]勝田久は「非常に勘の良い少年だった」と評した。

出演作品

テレビドラマ

映画

テレビアニメ

吹き替え

俳優

マーク・レスター

映画・ドラマ


  1. ^ a b c d e 阿部邦雄『TV洋画の人気者 声のスターのすべて』近代映画社、1979年、222-頁。ASIN B000J8GGHO 
  2. ^ マッハバロン 40周年記念 音速男爵オフ会 トークショー2
  3. ^ あらいぐまラスカル”. 日本アニメーション. 2016年6月10日閲覧。
  4. ^ がんばれ! ぼくらのヒット・エンド・ラン”. 日本アニメーション. 2016年6月29日閲覧。


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