六ヶ所村
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行政
エネルギー関連施設の存在によって、2006年度(平成18年度)予算においては年間60億円もの村税が納入されるため、税収は豊かである。国・県への依存財源は25%あまり存在するが、地方交付税交付金を受けておらず、村の予算規模は周辺同規模の町村の倍以上となっている。このような財政状況を反映して村内に下水道・浄化槽施設、診療所、健康施設が整備されるなど、インフラ整備は進んでいる。1995年(平成7年)改定の合併特例法にかかる平成の大合併においても、周辺市町村との合併には否定的であった。
村長
- 第24代 寺下力三郎 1969年-1973年(1期) 1971年、むつ小川原開発計画への反対を表明。賛成派から解職請求を出され住民投票が行われたが1973年6月に不成立[2]、しかし同年12月の村長選挙では賛成派に敗れる
- 第25-28代 古川伊勢松 1973年-1989年(4期) 原子燃料サイクル施設建設を推進
- 第29-30代 土田浩 1989年-1997年(2期) 原子燃料サイクル施設の工事凍結を公約に無所属で当選、のち推進に転換
- 第31-32代 橋本寿 1997年-2002年(2期) 二期目途中に野辺地町の電気工事会社からの収賄疑惑で青森県警察による2日間の事情聴取を受けていたが、2002年5月18日未明に自宅付近の雑木林で、首吊り自殺を図り在任中に死去。
- 第33-35代 古川健治 2002年-2014年(平成26年)7月6日(3期)古川伊勢松の実弟[3]
- 第36-37代 戸田衛 2014年7月7日- 古川健治より後継指名、原子燃料サイクル施設建設を推進[4]
- ^ 図典 日本の市町村章 p28
- ^ 「村長リコール不成立 反対派が巻返す」『朝日新聞』 昭和48年(1973年)6月4日朝刊、13版、23面
- ^ 光本伸江 青森県六ヶ所村「エネルギーの村・六ヶ所」(PDF) 福岡県立大学人間社会学部紀要 2011, Vol. 20, No. 1, 89-102
- ^ 青森県六ヶ所村長選 核燃推進の戸田氏が初当選 河北新報、2014年6月23日、2014年7月14日閲覧
- ^ 原子力・風力・太陽光 エネツーリズム始動 青森・六ケ所村/施設ツアー企画 農水産業への波及狙う」『日経MJ』2017年7月17日(街づくり面)
- ^ “高レベル廃棄物が日本到着 英国から初返還、青森に”. 共同通信. (2010年3月9日) 2011年1月19日閲覧。
- ^ a b c d 日本風力開発事業案内
- ^ “六ケ所村分室について / 大学院について / 概要 / QSE”. QSE / 東北大学 大学院 工学研究科 量子エネルギー工学専攻. 2022年10月16日閲覧。
- ^ 2012年2月16日に放送「日本映画専門チャンネル」EPGから
固有名詞の分類
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