八戸市女子中学生刺殺事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 06:46 UTC 版)
遺留品、目撃証言など
犯人の遺留品
いずれも、遺体が見つかった部屋(寝室)の隣の部屋のコタツの上にあった。
- タバコの吸殻2本
- タバコのナンバーから、日本たばこ産業盛岡工場で製造されたパックのマイルドセブンライトとみられる。
- 被害者の家族で、タバコを吸う者はいない。
- 缶コーヒーの缶
- 灰皿代わりに使われていた。吸殻と同じく、犯人の遺留品と見られている。
- 指紋は検出されなかった。
- 布製粘着テープ
- 被害者の口に貼られていたものと同じ。日東電工社製の布製の粘着テープと見られている。
- 750ナンバーの段ボール色で、幅のサイズは5cm。
- 現場付近では本八戸駅前のスーパーだけで売られていた。紙製より値段が高い。「一日に一本売れるかどうか」という商品で、買う人は少ないという。
不審者、不審な車
- 不審者
- 「犯行直後に現場付近から走り去った、中年の男性」が住民に目撃されている。
- 不審な車
- 事件直後の18時30分ごろ、被害者宅の斜め後ろ(現場の西側に当たる)にある駐車場から、走り去った軽自動車が目撃されている。
- 車種は三菱製「ミニカトッポ」(1990年-1993年型)で、色は黄色。
- 車の後部のガラスの内側にはビニール製の赤い唇の飾りがあり、後部側面の白い網のアクセサリーがあった。
- この車は、同年8月ごろから無断で駐車していた。
- 運転していたのは、薄手の白いシャツを着た男で、ネクタイはしていなかった。
- 事件後この車は見られなくなり、所有者は分かっていない。
- 同型車で、「県内と岩手県北で登録されたもの」と、「県内を走っていた他県ナンバーの同型車」は約1,900台。青森県警は、そのうち約680台(黄色の車両)を捜査した。
- 1 八戸市女子中学生刺殺事件とは
- 2 八戸市女子中学生刺殺事件の概要
- 3 概要
- 4 遺留品、目撃証言など
- 5 家族構成など
固有名詞の分類
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