倉羅峠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 04:30 UTC 版)
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峠道は国道193号に指定されている。吉野川市側、神山町側ともに、国道193号の他の難所峠ほどではないが線形が悪く、かつ幅員も狭く、しかも勾配もきつくなっており場所によっては10パーセントを超える。また、時間50mm以上もしくは連続150mm以上の雨量を記録すると通行止めになる事前通行規制区間である。
現在は倉羅トンネルを含む倉羅バイパスを徳島県が整備中である。
伝承
経ノ坂峠の名の由来は弘法大師(空海)が修行中にこの峠で経を唱えていたという伝承であり、道路沿いに弘法大師尊像がある。この像はかつて旧道にあったが、1978年に現道が開通した後、旧道の人通りが少なくなってしまったため、1985年に現在地に移転させたものである。像の移転と同時に、この経緯を記した「経の坂大師由来」石碑も建てられている。
参考資料
- 日本地名大辞典(角川書店)
- 経の坂大師由来石碑
座標: 北緯33度59分29.7秒 東経134度16分21.3秒 / 北緯33.991583度 東経134.272583度
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