倉田大誠 逸話

倉田大誠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 12:57 UTC 版)

逸話

東京オリンピックスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛がトリックを成功した際に言った「13歳、真夏の大冒険!」は名実況と謳われた。この実況について倉田は前日の男子ストリートの中継の後で真夏の青空が広がっていたことを見て、「翌日の女子の中継で、13歳の彼女(西矢選手)を表現する際に『真夏の大冒険』は使えると思った」ことを述懐している[4]。同フレーズは2021ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート語30に入っている[5]

現在の出演番組

過去の出演番組

競馬GI実況歴

日本国内
海外

実況集

  • 「鞭がしなってベルカント現在2番手、ダッシャーゴーゴーのリードがほとんどなくなった。ベルカントか、ハクサンムーンか、間からマジンブロスパー、外からグランプリボス、さらに大外葦毛スノードラゴンか、ベルカント、さあ武豊、12年ぶり新潟V2なるか?スノードラゴンだ!スノードラゴンだ!凄い脚!春の衝撃再びスノードラゴン!大野拓弥大金星!してやったりの大一番、見事な騎乗を魅せました。大混戦のスプリンターズステークス、大外まとめてかわした葦毛!スノードラゴンです。」(2014年スプリンターズステークス)
  • 「さあ4コーナーをカーブから直線コース、あっという間にグレーターロンドンが先頭に立とうかというところ、最内すくってさぁ武豊は最内を選択、キタサンブラック勝負に出た。最内選択キタサンブラック、そしてサトノクラウン鞭がいっぱい入った、レインボーライン岩田、サトノクラウンか、さぁキタサンブラックか、キタサン先頭、キタサン先頭、鞭入ってサトノクラウン、内側からディサイファ、サトノクラウンか、キタサンブラックか、後続を突き放すか、また進路を内に通ったサトノクラウンミルコ・デムーロ、キタサンか、キタサンか、さぁその差は縮まるクラウンも来る、キタサンだ、キタサンだ、クラウンが来る、さらにはレインボーラインが3番手、キタサンだ、キタサンだ!!仁川の悲鳴は杞憂に終わった、キタサンブラック見事、心配無用、これが現役最強です!GI6勝叶えて見せた北島三郎さんも安堵の表情を浮かべました。」(2017年天皇賞秋)
  • 「一番人気のコントレイルはこの位置、まだ落ちつかせて、まだ落ちつかせて、鞍上福永(祐一)、さぁ手綱を動かし始める、キセキのリードが3馬身から4馬身、和田竜二の鞭が飛ぶ、オーソリティは二番手上がってアリストテレス、さらには今年のダービー馬去年のダービー馬シャフリヤールだ、2頭のマッチレースになるのか、その前にオーソリティだ、キセキ、キセキ、いやこれはもう届かない!外からコントレイル、外コントレイルだ、7番オーソリティを差し切った、コントレイル、もう他には何も来ない!空の彼方に最後の軌跡、コントレイル~!!コントレイルやりました!有終の美を飾ってみせました。他馬を圧倒、完封です!3連敗を跳ね除けました。」(2021年ジャパンカップ)
  • 「18頭歓喜の大行進はいよいよ東京525mの直線コースを残すのみ。デシエルトが先頭だ、アスクビクターモアが2番手、外からドウデュースも上がって行くか?デシエルト逃げる、早くも差を詰めたアスクビクターモア田辺裕信先頭に立った、3番手をうかがうビーアストニッシド200(m)を通過、内からは2番のセイウンハーデスだ、一番外から馬場の三分所からダノンベルーガ、皐月賞馬のジオグリフ、しかし外からドウデュース!外からドウデュース!内を割ってはダノンベルーガ、この3頭か、大外イクイノックスだが、これはドウデュースだ!ドウデュースだ!イクイノックスか、ドウデュースか、武豊の想いが、ドウデュースに伝わった!!ドウデュース逆襲の末脚~!!武豊日本ダービー6勝目!日本ダービーで帰り咲いたドウデュース、最後はイクイノックスを寄せ付けませんでした!勝ちタイムが2分21秒9、勝ちタイムが2分21秒9、去年の2分22秒5を上回りましてダービーレコードです!」(2022年東京優駿)
  • 「ボルテージは最高潮だ。これが最後の一押しだ。さあ17頭がリミッターを外す!パクスオトマニカ逃げる、離れた2番手ホウオウビスケッツ、シーズンリッチ、内のほうから鞭を抜いたメタルスピード、外から緑の帽子タスティエーラも突っ込んできている!パクスオトマニカのリードが3馬身から2馬身縮まった。外に持ち出した、(横山)武史の手が動く!ソールオリエンス、ソールオリエンス、しかし先頭はタスティエーラ!間を突いてはホウオウビスケッツ、タスティエーラ、内からはベラジオオペラ!ソールオリエンス、11番はハーツコンチェルト、12番はタスティエーラ、タスティエーラ、ソールは届かない、ソールは届かない、勝ったのはタスティエーラ〜!!ようやく世代の頂点タスティエーラ!2冠馬を阻止!タスティエーラです!」(2023年東京優駿)
  • 「さあ世紀の一戦、いよいよジャパンカップはハイライトを迎える!525mの直線コース、パンサラッサ逃げる!リバティアイランド、イクイノックスはどこで動くか、わずかにイクイノックスが行く!わずかにイクイノックスが単独の2番手に上がった!タイトル(ホルダー)苦しい、タイトル苦しい、イクイノックスが早くもパンサラッサを捕まえた!これが世界最強だ!あとは2強の争い!リバティアイランド追う!しかし、その差は縮まらない!イクイノックスだ、イクイノックスだ!リバティアイランドは2番手、スターズオンアース3番手、世界最強の証明!イクイノックス見事!この強さに異論はなかった!ガッツポーズが飛び出しました!勝ちタイムが、2分21秒8!上がりの3ハロンは36秒5の決着。強すぎました、イクイノックス、3歳牝馬、三冠牝馬を寄せ付けなかった。」(2023年ジャパンカップ)

注釈

  1. ^ 2013年3月に退社、現・フリーアナウンサー
  2. ^ 2022年3月に退職。
  3. ^ 武豊が日本ダービーで挙げた6勝のうち残りの5勝の内訳は三宅正治が1998年のスペシャルウィークと1999年のアドマイヤベガの2回、青嶋達也が2002年のタニノギムレットと2013年のキズナの2回、塩原恒夫が2005年のディープインパクトの1回であるが、倉田の前任者である福原直英は武豊の日本ダービー勝利を伝えたことがない(その反面、4年間担当した中で3度福永祐一(残り1回は浜中俊)のダービー制覇を伝えている)ままフジテレビを退社した。
  4. ^ 勝ち馬はタスティエーラダミアン・レーン)。なお、1番人気だった皐月賞馬・ソールオリエンス横山武史)は2着に敗れ、無敗でのクラシック2冠はならなかった。また、2番人気に支持されたスキルヴィングクリストフ・ルメール)は、レース後、急性心不全予後不良(死亡)となった(着順は17着)。
  5. ^ 情報キャスター担当の中村光宏が夏休みに伴う中村の代行と、「まんまみ〜や」担当の福井慶仁の夏休みに伴い兼任。実に2012年3月に番組を卒業以来実に半年ぶりの出演。
  6. ^ 2015年4月30日放送分のみ、2015年5月7日放送分に関する次回予告を担当した。

出典

  1. ^ “組織図”. フジテレビ. (2021年7月1日). https://www.fujitv.co.jp/company/info/soshiki.html 2022年6月4日閲覧。 
  2. ^ フジテレビ・アナマガ「榎並流 俺についてこい!~肉体改造計画~」より、緊急配信!「榎並流重大発表会見!!」の配信回で本人が発言した。
  3. ^ “フジテレビアナが他局で歴史瞬間を実況 “JC”ならではの「オリンピック感」”. マイナビニュース. (2021年7月26日). https://news.mynavi.jp/article/20210726-1930636/ 2021年7月26日閲覧。 
  4. ^ "フジ倉田大誠アナ スケボー西矢椛「真夏の大冒険!」名実況誕生秘話「13歳の彼女と結び付けた時に」". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 9 August 2021. 2021年8月9日閲覧
  5. ^ “TBS井上貴博アナ「真夏の大冒険」に「すごいな、嫉妬するな」流行語大賞候補入り”. デイリースポーツ online. (2021年11月4日). https://www.daily.co.jp/gossip/2021/11/04/0014816815.shtml 2021年11月4日閲覧。 
  6. ^ 競馬BEAT【『皐月賞GI』大混戦の3冠ロード初戦!ビートたけし命名馬が登場!】 ヤフーテレビ、2018年4月13日閲覧
  7. ^ 競馬BEAT【『オークス(GI)』2冠か、雪辱か。絶好調!川島馬券にも注目】 ヤフーテレビ、2018年5月17日閲覧
  8. ^ 競馬BEAT【天皇賞・秋GI世界を制した実力馬の国内ラストランを見逃すな!】 ヤフーテレビ、2016年10月28日閲覧


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