俺の屍を越えてゆけ2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 23:34 UTC 版)
登場人物
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- 夜鳥子(ぬえこ)
- 声 - 林原めぐみ
- 本作の物語の核心を担う人物で、ストーリーの主軸は一族よりも彼女に置かれている。実際に、一族に対して「無関係」と明言するキャラクターも登場する。1つ目の祭具を取り戻して以降は彼女を転生させなければストーリーを進行出来ない。また、一族に加わるものの、一族との交流描写はほとんど登場しない。
- 昼子が知らない理由で天界に封印されていた記憶喪失の女性。野ざらしにされた主人公一族を「反魂の儀」で自らの命を代償に蘇らせた女神。その際、甦ったばかりで頭蓋骨だけの姿であった主人公一族に体を食い荒らされた。黄川人曰く、彼が聞く限り唯一、神から人に戻れた人物とのこと。彼女を封印したのは先代の天界最高神である夕子(ゆうこ)であるという。
- その後は天界で繭のような封印の中で眠っていたが、ある程度ゲームが進捗すると主人公一族に陰陽士として転生し、仲間としても加わる。短命の呪いを受けている点は主人公一族と同じだが、主人公一族と違い何度死んでも奉納点を支払う事で転生しプレイヤーキャラクターとして使える。ただし奉納点を支払っても交神は出来ず、隊長に任命することは出来ず、一族の写真に写る時も着物に着替えない。夜鳥子一人に100以上の遺言が用意されている[8]。能力は転生ごとに強化されるが、一族の交神と違い地道に何度も転生させるしか強化ができない。その為、転生を怠ると一族の強さと釣り合わなくなってしまう。また、クリア後に見る事のできる一族史では転生させた回数だけ彼女が登場する事となる。
- 趣味は「鍋料理」で主人公一族に多大な影響を与えてくる事がある。
- 桝田省治著のライトノベル『鬼切り夜鳥子』(『俺の屍を超えてゆけ2』の初期構想が組み込まれた小説)に登場するキャラクター。
- コーちん
- 声 - 福圓美里
- 黄川人が連れてきた少女。前作のイツ花のような、はっちゃけた口調の明るい性格だが裏表がなく率直である為時折辛辣なセリフを吐く。主人公一族の身の回りの世話や行動計画の代行を行う。
- 人間のように見えるが、獣の耳や尻尾が生えており、黄川人の話では実際はイタチらしく、人間の子供がけしかけた犬に半分喰われかけたところを彼が助けて一通りの事を仕込んだ上で主人公一族の下に向かわせた、とのこと。その為、彼女は黄川人への恩を返す為に主人公一族に使えている。出撃した主人公一族の後をイタチの姿で追ったりする。季節によって体毛の色が変化する。戦闘中、偶に術などを使用して主人公一族を助ける事があるが、失敗する事も多い。
- 桝田の提案により当キャラクターの名前が募集され、約800件の応募があった。しかし、桝田により「僕が仮に考えておいた名前の方がやっぱりインパクトある」「どう? インパクトあるし、一度聞いたら忘れないでしょ」と前言撤回され、応募された名前は全て破棄され現在の名前となった[9]。彼女のコンセプトは「コーチ」である[10]。
- 黄川人(きつと)
- 声 - 高山みなみ
- 前作から引き続き登場する謎の少年。最高神たる太照天昼子の弟であり「気弱な弟」と自称するが、本人も天界第2位の神である。神としての名は「朱星ノ皇子」。前作同様、皮肉な口調と発言をするおしゃべりで、迷宮などの世界観を紹介する役目をしている。命を落とした主人公一族を復活に導く。ちなみに、自分の都をつくる野望は未だに諦めていないらしく、あれこれと目星を付けている模様。
- 阿部晴明(あべのせいめい)
- 声 - 平川大輔
- 前作で御前試合最強の敵「阿部晴明社中」の大将として登場していた陰陽士。本作の主人公一族を惨殺し、呪いをかけた張本人。物静かだが慇懃な口調。帝からの信頼も厚い。本人も黄川人にも理由は分からないが、首を刎ねられようが心臓を貫かれようが、どんな怪我をしてもすぐに回復してしまう不死身の肉体を持ち、自分を殺さない限り主人公一族の呪いは解けない、お母さんのように抱きしめてくれたら呪いを解いてやってもいいと挑発する。そのため、黄川人からは「本当に人なのか?」と疑念を持たれている。
- ストーリー中盤から夜鳥子に執着している姿が見受けられ、夜鳥子をパーティに入れてくれないとイベントが進行しなくなる。
- 鬼頭(おにがしら)
- 声 - 中尾隆聖
- 晴明の持つ腹話術師の人形のような鬼頭。晴明とは正反対におどけた態度で話す。
- 田鶴姫(たづひめ)
- 声 - 加藤英美里
- 帝の孫娘である女性。晴明を倒すために黄川人の紹介で主人公一族の下へ訪れた。仲介役となった黄川人曰く、「正義感の背中を押してやれば人は簡単に堕ちる」との事。
- かなり長い髪をしており、赤系の色が多い着物・足袋・草履の格好をしている。
- 帝を虜にした晴明を憎んでいるらしく、「晴明討つべし」と主人公一族を助ける。但し、その手段は朝廷から船を盗む、と言った過激な行動になることもある。
- 4つ目の祭具を奪還後、晴明に誘拐されるが一族に救出され、その後はほとんど登場しない。
- 力丸(りきまる)
- 声 - 白熊寛嗣
- 田鶴姫の警護を任されている武士。生真面目で実直な性分。田鶴姫の事を大事に思っており、彼女が自分ではなく主人公一族を頼った事や主人公一族に肩入れすることを快く思っておらず表立って行動することはないが登場の度に一族に対して悪態をついている。しかし、それと同時に一族の強さや自分の無力さを痛感しており、彼女の為だと思って放任している(但し、彼女の行いの責任は全て主人公一族に被せるつもりらしい)。
- 主人公一族が4つ目の神器を奪還した後、田鶴姫と共に晴明に攫われ、晴明に鬼頭を無理矢理被せさせられ主人公一族と戦わせられ、「姫を守れる力がほしかっただけ」と無念を口にしつつ命を落とした。その後、彼の名前は他の鬼頭同様名前を書いても音に出しても表記されなくなり、月報や鬼録にも名が残らない。
- 太照天昼子(たいしょうてん ひるこ)
- 声 - 吉田小南美
- 天界の最高神で、黄川人(朱星ノ皇子)の姉。前作同様その言動は力任せに事を進めるなど大雑把ではっちゃけており、黄川人や晴明とは別な方向で腹が読めない。天界では新参者なのに天界で一番偉く、尚且つ謀略を巡らせる性分の為、天界には彼女に反発する者達が少なからずいるという。
- ストーリー終盤では主人公一族の倒れた先代達の力を借りた「昼子スペシャル」で道を切り開く手助けをしてくれる。
迷宮で遭遇する鬼神には、昼子の命令で主人公を鍛えようとする者と、昼子への反発などから天界から逃げた者がいるが、それ以上に単なる暇潰しで主人公一族に喧嘩を吹っかける者が多い。また夜鳥子や『とある神』に執着している神も多い。
- ^ “Oreshika: Tainted Bloodlines™ Game | PSVita - PlayStation®”. Sony Computer Entertainment America LLC. 2014年7月21日閲覧。
- ^ SCEがゲームソフトライセンスを得て自社ブランドで2014年10月29日(ダウンロード版。カード版は2015年3月19日に発売)に発売した『Minecraft:PlayStation Vita Edition』を除く。
- ^ 制作日誌42: 師走業務報告
- ^ ネットワーク要素
- ^ 「俺の屍を越えてゆけ2」交流システム紹介トレイラーを公開。プレイヤーごとの拠点やネットワークを介した遠征などを解説
- ^ 『俺の屍を越えてゆけ2』強力な式神を召喚できる新職業「陰陽士」が登場!結魂、養子など「遠征」の詳細も明らかに
- ^ 【『俺屍2』プレイレポート第三回目】 オンラインに繋いで『俺屍2』の世界をもっと楽しもう!
- ^ “Twitter / ShojiMasuda”. Twitter (2014年5月23日). 2014年7月28日閲覧。
- ^ “制作日誌8: 「お名前募集」まさかの結果”. 『俺の屍を超えてゆけ』続編への道. Sony Computer Entertainment (2014年5月4日). 2014年7月28日閲覧。
- ^ ““余命”をかけて挑んだ作品――「俺屍2」を作った桝田省治氏の原点を探るロングインタビューを掲載” (2014年7月26日). 2014年7月29日閲覧。 4gamer
- ^ 桝田省治 (2014年7月21日). “Twitter / ShojiMasuda”. Twitter. 2014年7月29日閲覧。
- ^ アップデートのお知らせ:バージョン1.01、1.02
- ^ 9/18(木) バージョン1.03アップデートのお知らせ
- ^ アップデートのお知らせ:バージョン1.04
- ^ アップデートのお知らせ:バージョン1.05
- ^ アップデートのお知らせ:バージョン1.06
- ^ アップデートのお知らせ:バージョン1.07
- ^ アップデートのお知らせ:バージョン1.08
- ^ ファミ通TUBE
- ^ 『俺屍2』ニコ生番組の第3回が6月18日21時から配信。『俺屍2』出演声優からのゲストは松井恵理子さんと山本祥太さん
- ^ 制作日誌23: 不定期シリーズ「あの人は今」1
- ^ 制作日誌35: 不定期シリーズ「あの人は今」2
- ^ “『俺の屍を越えてゆけ2』がプラチナ殿堂入り――週刊ファミ通2014年7月24日号新作ゲームクロスレビューより”. ファミ通.com. KADOKAWA (2014年7月11日). 2014年7月28日閲覧。
- ^ 桝田省治 (2014年7月21日). “Twitter / ShojiMasuda”. Twitter. 2014年7月28日閲覧。
- ^ 桝田省治 (2014年7月21日). “Twitter / ShojiMasuda”. Twitter. 2014年7月28日閲覧。
- ^ 桝田省治 (2014年7月22日). “Twitter / ShojiMasuda”. Twitter. 2014年7月28日閲覧。
- ^ 桝田省治 (2014年7月21日). “Twitter / ShojiMasuda”. Twitter. 2014年7月28日閲覧。
- ^ “「俺の屍を越えてゆけ2」9万3000本,「シャリーのアトリエ」4万3000本などの新作がランクインした「ゲームソフト週間販売ランキング+」”. 4Gamer.net. Aetas (2014年7月23日). 2014年7月28日閲覧。
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