一乗寺駅
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一乗寺駅 | |
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駅全景(2020年5月) | |
いちじょうじ Ichijōji | |
◄E03 茶山・京都芸術大学 (0.7 km) (0.8 km) 修学院 E05► | |
所在地 | 京都市左京区一乗寺里ノ西町102[1] |
駅番号 | E04 |
所属事業者 | 叡山電鉄 |
所属路線 | ■叡山本線 |
キロ程 | 2.1 km(出町柳起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,468人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)9月27日[1] |
備考 |
無人駅 (平日の朝および多客期の土曜・休日は駅員派遣あり) |
歴史
駅名は駅所在地の地名に由来する[2]。地名のもととなった一乗寺はかつて平安中期から中世にかけて当地に存在した寺院である[3]が、その詳しい所在地は不明である[2]。
年表
- 1925年(大正14年)9月27日:京都電燈が経営する叡山電鉄平坦線の駅として開業[4]。
- 時期不詳:出町柳寄りに100メートル移設[5]。
- 1942年(昭和17年)3月2日:京都電燈の鉄軌道事業を京福電気鉄道が承継、京福電気鉄道叡山本線の駅となる[4]。
- 1986年(昭和61年)4月1日:京福電気鉄道が叡山本線を叡山電鉄に譲渡、叡山電鉄叡山本線の駅となる[4]。
駅構造
対面式ホーム2面2線を持つ無人駅であるが、平日の朝と多客時の土曜・休日のみ係員が配置されるため、出町柳方面行きホームの出入口には改札口状の柵が設置されている。出町柳駅行きホームにのみ券売機が設置されており、平日は7時30分から20時30分まで、土曜日と休日は8時から20時30分まで稼動する[1]。
入口はホームの出町柳駅側にあり、「曼殊院道」の踏切に面している。八瀬比叡山口駅・鞍馬駅行きホームはホームのほぼすべてを、出町柳駅行きホームは約1両分の長さの上屋で覆われ、ワンマンカーの乗降口をカバーしている。
上下ともにバリアフリーには対応していない。ホームまで階段のみのため、車椅子等での利用には介助者が必要となる。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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西側 | ■叡山本線 ■鞍馬線直通 |
下り | 八瀬比叡山口方面 貴船口・鞍馬方面 |
東側 | ■叡山本線 | 上り | 出町柳方面 |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
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出町柳駅方面ホーム入口
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八瀬比叡山口方面ホームから出発する「ひえい」
- ^ a b c “各駅情報 | 一乗寺駅”. 叡山電鉄. 2016年2月11日閲覧。
- ^ a b 山谷和弥『続・駅名ものがたり 叡山本線・鞍馬線に沿って』カギコウ、1992年、30頁。ISBN 4-7970-4901-4。
- ^ “一乗寺下り松”. 京都観光Navi. 京都市観光協会. 2020年8月9日閲覧。
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、14-15頁。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、40頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ “京都府一乗寺のラーメンストリートで濃厚こってり系京都ラーメンめぐり”. マイナビニュース (2014年4月7日). 2016年2月11日閲覧。
固有名詞の分類
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