ワールド・イズ・ノット・イナフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 07:04 UTC 版)
キャスト
- コードネーム007。戦闘能力と諜報能力は勿論ずばぬけており、多方面の知識に通じる。水上ボートで市街地を突っ切る荒唐無稽な行動力も持つ。
- エレクトラ・キング - ソフィー・マルソー
- 本作のボンドガール。ロバート・キング卿の娘。キング卿の死後に事業を継いで、母方のルーツがあるアゼルバイジャンを通る石油パイプライン建設を進める。裏では自ら進んでレナードと手を組み、石油の利権独占計画を企む一面を持っている。
- クリスマス・ジョーンズ - デニス・リチャーズ
- もう1人のボンドガール。核物理学者。旧ソ連各地で核兵器の解体作業に携わっている。エレクトラがレナードと手を組んだことが明らかになった後、ボンドの協力者となる。
- ロバート・キング - デヴィッド・カルダー
- 石油王。M曰く、人間的に優れ、学生時代から大物。エレクトラ誘拐時に身代金を払わなかった為、レナードと組んだエレクトラに復讐され爆死する。
- ヴィクトル・ゾーカス(通称:レナード) - ロバート・カーライル
- 元KGBの暗殺者でテロリスト。無政府主義者。かつてエレクトラを誘拐し、彼女が脱出した後で009から銃弾を頭に撃ち込まれ、一命を取りとどめた過去がある。体内に残って動き続ける弾丸の影響でいずれ死を迎えるが、それまでは触覚、嗅覚、痛みを感じない不死身の強さを手にした。
- ヴァレンティン・ズコフスキー - ロビー・コルトレーン
- 元KGBのロシアンマフィア。表の稼業として、カジノやキャビア養殖などのビジネスを展開している。『ゴールデンアイ』以来の登場。
- ブル - ゴールディー
- ズコフスキーの側近。金融機関を信用せず、資産代わりとして総金歯にしている。物語の終盤にズコフスキーを裏切って爆弾を仕掛け、爆発から逃れたボンドとクリスマスを捕まえてレナードたちのアジトに連行するが、ズコフスキーに襲撃され射殺される。
- MI6の局長。
- チャールズ・ロビンソン - コリン・サーモン
- ボンドの同僚。
- MI6のQ課の課長。無鉄砲なボンドに呆れることがある。近々、引退する。
- Qの後継者。ボンドカーや秘密装備を提供する。車のドアに服を挟んで破いてしまう間の抜けた一面がある。
- Mの秘書。ボンドに好意を抱いているが、彼の女癖の悪さをたびたび皮肉っている。
- ビル・タナー - マイケル・キッチン
- カジノの客 - 森川美穂
- ドクター・ウォームフラッシュ - セレナ・スコット・トーマス
- MI6の医師。左肩を痛めた007から誘惑され、任務復帰に支障ないとの診断書を作成する。
- アルコフ博士 - ジェフ・ナットール
- レナードと通じており、雪山の襲撃も手配した。
- ジュリエッタ・ダ・ヴィンチ(シガー・ガール) - マリア・グラツィア・クチノッタ
- 銀行家の秘書を装っていた暗殺者。キング卿爆死の際にもMI6を監視しており、それに気付いたボンドに追われ、サーカスの気球に跳び移る。追い詰めたボンドから投降を勧められるが、「彼の手からは逃れられない」と言い残し自爆する。
- ダヴィドフ - ウルリク・トムセン
- エレクトラの警備主任。裏ではレナードと通じている。
- ^ a b c “The World Is Not Enough (1999)”. Box Office Mojo. 2010年8月5日閲覧。
- ^ 2000年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟 2017年10月30日閲覧。
- ^ “List Movies by worldwide gross” (英語). The Numbers. 2009年8月24日閲覧。
- ^ “Box Office History for James Bond Movies” (英語). 2009年8月24日閲覧。
- ^ BBC News “Bond actor killed in crash” (英語). BBCニュース. (1999年12月19日) 2009年6月15日閲覧。
- ^ Judd, Terri (1999年12月20日). “Crash kills Desmond Llewelyn, Bond's `Q'” (英語). インデペンデント 2009年6月15日閲覧。
- ^ “あの『007/慰めの報酬』に重大ミス!? シリーズ2作目には、故・水野晴郎さんのこだわり誤変換も!!”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2010年3月5日) 2023年10月6日閲覧。
- ^ “Sweetest Coma Again feat.DJ KRUSHの歌詞 | LUNA SEA”. ORICON NEWS. 2021年8月1日閲覧。
- ^ “洋画配給UIP日本支社が年内で解散 - シネマニュース : nikkansports.com”. www.nikkansports.com. 2022年8月1日閲覧。
- ^ “007 ワールド・イズ・ノット・イナフ”. ふきカエル大作戦!!. 2022年7月29日閲覧。
- ^ “ジェームズ・ボンド・ウォッチとはどのシーマスター・ウォッチなのでしょうか?”. オメガ. 2009年8月16日閲覧。
- ^ ボンドウォッチプロジェクト
- ^ James Bond Gadget Watch History at Watchismo Times
固有名詞の分類
映画作品 |
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