ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 魔法律

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 13:43 UTC 版)

魔法律

魔法律とは、主に霊による犯罪を防ぎ、あるいはその罪を裁くことを目的とする法律である。

  • 魔法律を扱うことのできる者を魔法律家と呼ぶ。
  • 霊の犯罪には名前が付けられ項目分けされており、罪状に応じた刑を「執行人」が執行するのであるが、誤った刑を執行しようとすると執行人自身が刑を受けることになる。知能が高く穏やかな性格の使者の場合、それまでの付き合いの深さなどから話し合いで説得出来る場合もあるが、大抵は大怪我をする目に遭う。
  • 魔法律を行使するためには「」が必要であり、上級の魔法律にはより多くの煉が必要とされる。大量の煉を必要とするため通常は数人がかりで行う。そのため本来ならば魔王、冥王、閻魔などは上級魔法律であるが、煉の量が常人より遥かに多いムヒョは単独で召喚した。霊の罪によっては異なる使者の同時召喚も可能である。
  • 魔法律は、大別すると地獄の使者を行使するものとしないものがあり、前者を用いるためには使者と契約(使者を換び出す事を認めさせる為の「登記契約」と、登記契約を終えた上で実際に使者を喚び出す為の「使役契約」)を結ぶ必要がある。後者の使用条件についての詳細は不明である。なお、魔法律と地獄の使者は密接な関係にあるため、これについても本項に記す。
  • 魔法律書で呼び出した契約相手は仕事上の関係であり、甲冑(いわば仕事着)を脱げば執行人であろうと狩りの相手である。地獄の使者の大半は地獄語を喋る。
  • 通常の魔法律は煉を使者に渡して力を借りるが、魂を渡せば己が徐々に霊化する代わりに強力な力=生者を殺める力を得ることができ、使い方次第では不死に近い存在にもなれる(=禁魔法律)。
  • また、禁域として「肉体」を売る事も可能。この時、使者は「魂」を売る禁魔法律に匹敵する力を発揮するが、二次作用として「使者同調」という物があり、使者が負った傷を執行人も負う、つまり使者が死ねば執行人も死ぬという、強い力を得るための代償を必要とする。故に時として、その代償は禁魔法律以上となる。この際、執行人の手の甲にはその使者を象徴するマークが浮かび、行使時間が長引くほど腕に向かって伸びていく。なお、「肉体」エネルギーを使者に渡すと、煉が有り余る状態でも効率よく使者に供給できない(これが一時的なものなのか永久的なものなのかは不明)。
遠隔魔法律(えんかくまほうりつ)
執行人でも使える人は数少ない魔法律の方式の一つ。今の所使えるのは毒島の銃器型の書のみ登場。彼女の場合、使者・雲竜鼠(梅吉)を銃(書)の中に入れ、弾丸として目的地まで吹っ飛ばす。煉が供給されなければ発動を持続させることはできないため、彼女は撃ってすぐ後に自分のトラックで近づく。遠隔魔法律を解除すると、その瞬間に使者が触れていた物(人)ごと自分の下に(使者が)戻ってくる。帰還には執行人が「帰還点」と言う「陣」を引くことが必要で、遠隔魔法律を解除してからでも引ける。







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