ミゲル・ゴンザレス (1984年生の投手) ミゲル・ゴンザレス (1984年生の投手)の概要

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ミゲル・ゴンザレス (1984年生の投手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 23:49 UTC 版)

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はゴンサレス第二姓(母方の)はマルティンです。(Template:スペイン語圏の姓名
ミゲル・ゴンザレス
Miguel González
シカゴ・ホワイトソックス時代
(2017年7月18日)
基本情報
国籍 メキシコ
出身地 ハリスコ州グアダラハラ
生年月日 (1984-05-27) 1984年5月27日(37歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
170 lb =約77.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2004年 アマチュアFA
初出場 2012年5月29日
年俸 $4,750,000 (2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム メキシコ
WBC 2017年

愛称はエル・ハリスシエンセEl Jalisciense[2]

経歴

プロ入りとマイナー時代

2004年アナハイム・エンゼルスに入団。

2008年ルール・ファイブ・ドラフトボストン・レッドソックスに移籍した。しかし、2008年は膝の手術、2009年トミー・ジョン手術でそれぞれ全休している[3]

オリオールズ時代

2012年3月にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。5月29日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。7月6日のエンゼルス戦で初先発し、メジャー初勝利を挙げた[3]。後半戦は先発に定着して9勝を挙げ、オリオールズの15年ぶりのポストシーズン進出に貢献した。

2013年は、5月に指にまめが出来て故障者リスト入りしたが[4]、それ以外の期間は先発ローテーションに定着。特に前半戦は16試合中12試合でQSを決める[4]安定感を見せ、規定投球回に到達して自身初の二桁勝利(11勝)を挙げた。

2014年3月11日にオリオールズと1年契約に合意した[5]。この年は、ウバルド・ヒメネスが復帰する際に好調を維持しながらマイナー降格[6]という不運にも見舞われ、2年連続の規定投球回到達はならなかったが、前年から防御率を改善させ、2年連続で二桁勝利を記録した。同年は、特にケイレブ・ジョゼフとバッテリーを組んだ時に好投し、15試合で防御率2.74という成績だった[6]

2015年は26試合全てに先発登板したが、投球イニングが2年連続で減少したほか、防御率は自身初の4.00台(4.91)、9勝12敗と負け越し、メジャーデビュー後ではワーストのシーズンを送った[7]

2016年1月17日にオリオールズと1年契約に合意したが、3月31日に自由契約となった[8]

ホワイトソックス時代

2016年4月3日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[9]。4月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[7]。ホワイトソックスでは先発ローテーションの一角に入る。24試合に登板したが、5勝8敗と2年連続で負け越した。特に、3シーズン連続24本以上あった被本塁打を、半減以下の11本まで抑えた。

2017年2月8日に第4回ワールド・ベースボール・クラシックメキシコ代表に選出された[10]

レンジャーズ時代

2017年8月31日にティクアン・フォーブスとのトレードで、テキサス・レンジャーズへ移籍した[11]。この年は2球団合算で27試合に先発したが、8勝13敗・防御率4.62と前年から再び調子を落とした。オフの11月2日にFAとなった[12]

ホワイトソックス復帰

2018年1月11日にホワイトソックスと1年475万ドルで契約を結んだ[13]。シーズンではいずれも4月に先発登板した3試合で4失点以上を喫して敗戦投手となり、12.41と散々だった。その後は右肩を痛めて故障者リスト入りし、7月には回旋筋腱板の手術を受けた[14]。オフの10月29日にFAとなった[7]

投球スタイル

オーバースローから、最速球速94.9mph(約153km/h)・平均91mph(約146km/h)の2種類の速球 (フォーシームツーシーム) を中心に、平均85mph(約137km/h)のスライダー、平均84mph(約135km/h)のスプリッター、平均77mph(約124km/h)カーブを投げる。メジャー通算の対右被OPSは.724、対左被OPSは.736と左右を苦にしないのも特徴の1つである[4][6][15]


  1. ^ Miguel Gonzalez Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2018年1月12日閲覧。
  2. ^ Sox Players Weekend nicknames explained” (英語). MLB.com (2017年8月24日). 2017年8月30日閲覧。
  3. ^ a b Gonzalez honors Adenhart in victorious first start” (英語). MLB.com (2012年7月6日). 2016年4月26日閲覧。
  4. ^ a b c 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014』廣済堂出版、2014年、71頁。ISBN 978-4-331-51809-0
  5. ^ “Orioles agree to terms with 19 players on one year contracts” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Baltimore Orioles), (2014年3月11日), http://www.mlb.com/news/article/69107880 2016年4月27日閲覧。 
  6. ^ a b c 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、33頁。ISBN 978-4-331-51921-9
  7. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2019年2月6日閲覧。
  8. ^ Miguel Gonzalez: Granted unconditional release Wednesday” (英語). CBS Sports (2016年3月30日). 2016年4月7日閲覧。
  9. ^ Scott Merkin (2016年4月3日). “Gonzalez signs Minors deal with White Sox” (英語). MLB.com. 2016年4月26日閲覧。
  10. ^ A-Gon, Davis lead Mexico's WBC '17 roster” (英語). MLB.com (2017年2月8日). 2017年8月30日閲覧。
  11. ^ Scott Merkin (2017年9月1日). “Gonzalez traded to Rangers for Minor Leaguer” (英語). MLB.com. 2017年9月2日閲覧。
  12. ^ Key free agents for all 30 MLB teams” (英語). MLB.com (2017年11月5日). 2017年12月30日閲覧。
  13. ^ Scott Merkin (2018年1月11日). “Sox bring back Gonzalez on one-year deal” (英語). MLB.com. 2018年1月12日閲覧。
  14. ^ White Sox's Miguel Gonzalez: Out 9-to-12 months after surgery” (英語). CBS Sports (2018年7月12日). 2018年2月6日閲覧。
  15. ^ FanGraphs


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