マークV地雷 マークV地雷の概要

マークV地雷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 00:18 UTC 版)

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対戦車地雷. G.S. マークV
マークV GS地雷。エジプト侵攻時のもの。1942年7月2日。
種類 対戦車地雷
原開発国 イギリス
運用史
関連戦争・紛争 第二次世界大戦
開発史
派生型 Mine G.S. Mk V、Mine G.S. Mk VC
諸元
重量 Mk. Vは5.7kg、Mk. VCは3.62kg[1]
全高 10.16cm
直径 20.32cm[1]

弾頭 TNTまたはバラトール[1]
炸薬量 Mk. Vは3.74kg、Mk. VCは1.81kg[1]
信管 感圧作動、剪断ピン信管(荷重158.7kg)
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この地雷は五徳のような形状の感圧板を使うことで、付近で砲弾や他の地雷が炸裂した際に伝わる爆圧の過大な荷重に耐える。感圧板は中央部のMK 3信管の上部に置かれる。信管はしばしばNo.3 Mk Iとも呼ばれる。信管はバネ作動の撃針を収容し、剪断ピンによって所定の位置を保持している。この地雷は主にスチールで作られていることから、腐蝕することで活性・不活性が予測し難くなる傾向がある。

この地雷はアンゴラエジプトヨルダンリビアモザンビークスーダンジンバブエで見つかっている。

派生型

Mine G.S. Mk VC (general service version)
Mine G.S. Mk V

参考文献

脚注
書籍

  1. ^ a b c d Ordnance Pamphlet 1665 (1946) p.402


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