ベルギー・ファースト・ディビジョンA
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日本人選手
2000年、遠藤雅大がKVメヘレンに移籍し、ベルギーリーグでプレーした初の日本人選手となる[9]。2002年、日韓ワールドカップで日本とベルギーが対戦し、その試合で得点を挙げた鈴木隆行がヘンクに期限付き移籍。ヘンクでは得点は挙げられなかったものの、2003年に期限付き移籍したヒュースデン=ゾルダーで得点を挙げてベルギーリーグ初の日本人得点者となった。
2010年、当時・日本代表GKの川島永嗣がリールセSKへ移籍し、レギュラーとして活躍。2012年にはスタンダール・リエージュに移籍し、2013年には川島の他にも小野裕二と永井謙佑が同時期にリエージュに在籍した。2017年、日本のECサイトを運営するDMMグループがシント=トロイデンVVの経営権を取得したことを発表[10]。その影響もあり冨安健洋、遠藤航、鎌田大地など多くの日本人選手が所属。その後、冨安はイタリア、遠藤と鎌田はドイツに移籍するなど、シント=トロイデンを経由してステップアップに成功している。
また、ベルギー紙『HNL』が主催しているシーズンMVPにあたるゴールデンシューに、2017年はワースラント=ベフェレンに所属していた森岡亮太が、2021年にはKRCヘンクに所属していた伊東純也が第5位に選出されるなど、顕著な活躍を残している[11]。なお、2022-23シーズンに鹿島アントラーズからサークル・ブルッヘに移籍してきた上田綺世は、それまで鈴木優磨の保持していた1シーズンにおける得点(17点)を超え、22得点と日本人最多記録を樹立している[12]。
- ^ Newmedia, R. T. L. (2021年12月10日). “Jupiler Pro League - Victoire compliquée sous la neige pour Charleroi face à Ostende” (フランス語). RTL sport. 2021年12月11日閲覧。
- ^ “DPG Media Privacy Gate”. myprivacy.dpgmedia.be. 2021年12月11日閲覧。
- ^ Sports+, DH Les (2021年12月6日). “La Pro League prend des mesures fermes suite aux incidents: les supporters visiteurs interdits dans les stades jusqu'à la fin de l'année” (フランス語). DH Les Sports +. 2021年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n Belgium - Final Tables 1895-2008
- ^ “ベルギー・リーグがオランダとの合併に基本合意、「BeNeLiga」誕生か。参入候補クラブには日本人選手3名も”. サッカーダイジェスト (2021年3月17日). 2023年5月30日閲覧。
- ^ a b c d “Ontdek het format voor het seizoen 2023-2024” (オランダ語). プロ・リーグ (2023年7月28日). 2024年2月12日閲覧。
- ^ “Jリーグのように「冠スポンサー」を結んでいる海外の1部リーグを調べてみた”. サッカーキング (2017年4月17日). 2023年5月30日閲覧。
- ^ RSSSF Archive
- ^ “清水の遠藤がベルギー移籍”. 朝日新聞 (2000年6月17日). 2013年9月6日閲覧。
- ^ “DMMグループがベルギー1部リーグに所属するクラブの経営権を取得。様々な面での国際交流も図る”. FootballTribe (2017年11月16日). 2017年11月16日閲覧。
- ^ シェフケンゴ (2021年1月14日). “2021年のゴールデンシューはオヌアチュが受賞。伊東純也は5位に”. footballista. 2022年1月15日閲覧。
- ^ “上田綺世、今季22ゴール目 ベルギー1部”. 日本経済新聞 (2023年5月28日). 2023年5月30日閲覧。
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