フィラース・アッ＝ラシーディー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/27 20:44 UTC 版)
経歴
在イスタンブール総領事館領事兼三等書記官を経て[2]、2007年8月16日よりベルリンの在ドイツ大使館で二等書記官[3]。
2012年6月6日、ムハンマド・アル・ハバシュ駐日大使がペルソナ・ノン・グラータに指定されて日本に駐在する外交官としての資格を剥奪され[4]、アル・ハバシュ大使の離任に伴い、駐日大使館で一等書記官を務めていたフィラースが臨時代理大使に就任[5]。2013年7月29日、一等書記官より席次の高いワリフ・ハラビ参事官が日本に着任して臨時代理大使を継承した[6]。
2017年8月28日、ハラビ参事官の離任に伴い、参事官へ昇格したフィラースがより再び臨時代理大使の地位に就く[7]。臨時代理大使として在任中の2018年2月7日、日本・シリア議員連盟の役員を務める渡辺博道衆議院議員を訪問して懇談している[8]。2019年7月29日、参事官より席次の高いハサネー・ハッダム特命全権公使が日本に着任して臨時代理大使を継承した[9]。
関連項目
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 ワリーフ・アル＝ハラビー （ワリフ・ハラビ） |
 駐日シリア大使館公館長  2017年 - 2019年 |
次代 ムハンマド・ハサネイン・ハッダーム （ハサネー・ハッダム） |
| 先代 ムハンマド・ガッサーン・アル＝ハバシュ （ムハンマド・アル・ハバシュ） |
駐日シリア大使館公館長 2012年 - 2013年 |
次代 ワリーフ・アル＝ハラビー （ワリフ・ハラビ） |
- ^ アラビア語以外、すなわち日本国外務省を含む官公庁や各種メディアのカナ表記あるいは英語表記では、定冠詞アル (al- / الـ) を促音化せず長母音を省略してフィラス・アル・ラシディ（英語: Firas Al Rashidi）と呼ぶことが多い。
- ^ Report of the Twentieth Meeting of the Follow-up Committee of the COMCEC Istanbul, 11-13 May 2004, p.30, ll.27-30 （英語）
- ^ Liste der diplomatischen Vertretungen und anderer Vertretungen in der Bundesrepublik Deutschland: 7. Juli 2008, p.14, l.18 （ドイツ語）
- ^ シリア政府、日本大使を「好ましくない人物」に指定 ：日本経済新聞
- ^ クラスター爆弾使用に関する抗議 | Human Rights Watch
- ^ 駐日各国大使リスト ｜ 外務省（2017年5月12日時点のアーカイブ）
- ^ 駐日各国大使リスト ｜ 外務省（2019年6月10日時点のアーカイブ）
- ^ Hiromichi Watanabe on Instagram: フィラス アル ラシディ 駐日シリア臨時代理大使がお見えになりました。私は日本・シリア議員連盟の役員をしています。#シリア#日本・シリア友好議員連盟#千葉６区#渡辺博道#hiromichi watanabe
- ^ 駐日各国大使リスト ｜ 外務省
[前の解説]
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