ピーター・シュマイケル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/31 07:05 UTC 版)
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| 名前 | ||||||
| 本名 |
ピーター・ボールスロウ・シュマイケル Peter Boleslaw Schmeichel | |||||
| 愛称 | グレート・デーン、白い巨人 | |||||
| ラテン文字 | Peter Schmeichel | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 |
 デンマーク | |||||
| 生年月日 | 1963年11月18日（60歳） | |||||
| 出身地 | グラッドサクセ | |||||
| 身長 | 193cm | |||||
| 体重 | 96kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| ポジション | GK | |||||
| 利き足 | 右足 | |||||
| ユース | ||||||
| 1972-1975 |
 ヘイェ＝グラッドサクセ | |||||
| 1975-1981 |
グラッドサクセ＝ヘロ | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 1981-1984 |
グラッドサクセ＝ヘロ | 46 | (0) | |||
| 1984-1987 |
ヴィズオウア | 78 | (6) | |||
| 1987-1991 |
ブレンビー | 119 | (2) | |||
| 1991-1999 |
 マンチェスター・ユナイテッド | 292 | (0) | |||
| 1999-2001 |
 スポルティングCP | 55 | (0) | |||
| 2001-2002 |
アストン・ヴィラ | 29 | (1) | |||
| 2002-2003 |
マンチェスター・シティ | 29 | (0) | |||
| 通算 | 648 | (9) | ||||
| 代表歴 | ||||||
| 1987-2001[1] |
デンマーク | 129 | (1) | |||
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1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj | ||||||
父はポーランド人。ボールスロウ (Bolesław) はポーランド系の名前で、「ボレスワフ」と読む。これまでのサッカー史で最も優れたゴールキーパーの一人であると考えられている[2]。
クラブ経歴
元々はハンドボールのキーパーだったが[3]、スカウトされてサッカーに転向した。母国のグラッドサクセ＝ヘロ、ヴィズオウアIFでプレー後、1987年からはブレンビーIFでプレー、ブレンビーでの5シーズンで4度リーグ優勝を果たし、UEFAカップでは準決勝まで進出する好成績をおさめた[2]。
マンチェスター・ユナイテッドFCにはブレンビーから1991年に£505,000で加入[4]、1999年までの8年間プレー、リーグ5回、FAカップ3回、チャンピオンズリーグとリーグカップの優勝に貢献した。
加入した1991-92シーズン、リーグ戦は第2位に終わるが、チーム史上初のフットボールリーグカップ優勝を果たした[2]。1992-93シーズン、リーグ戦22回のクリーンシートを記録するなど、チームの26年振りとなるリーグ優勝に大きく寄与した[2]。1993-94シーズン、1995-96シーズンはリーグとFAカップの2冠を達成。1995-96シーズンのUEFAカップのヴォルゴグラード戦でコーナーキックからヘディングで1ゴールを挙げた[5]。1996-97シーズンにもリーグ優勝を果たした[2]。
1998-99シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ、リーグ、FAカップの三冠（トレブル）を果たした。FAカップ準決勝のアーセナル戦ではデニス・ベルカンプのPKをセーブして勝利に貢献[2]、チャンピオンズリーグ決勝のバイエルン・ミュンヘンでは欠場したロイ・キーンに代わりキャプテンを務めた[2]。この試合では0-1とリードを許したことから、終了間際のコーナーキックではペナルティーに上がり、相手DFを引き付け[2]、この時のコーナーから同点ゴールが生まれた[2]。延長戦で勝利したこの試合を最後にチームを退団した[6] 。在籍中は398試合に出場[4]、通算180回のクリンシートを記録した[7]。
自身の希望でチームを退団したが、後に退団したことを後悔していると語った[6]。ファーガソンは後に、マンチェスター・ユナイテッド入団に費やした£505,000は20世紀最高のお買い得価格であったと回想[2]、「世界最高のGKであり、代役を探すのがとても難しかった」と著書に記した[8]。
1999-00シーズンから2シーズンをスポルティングCPで過ごし、2001年にアストン・ヴィラ移籍、10月20日のエヴァートン戦で1ゴールを挙げ[9]、このゴールはプレミアリーグにおけるGKとしての史上初ゴールとなった[2]、翌2002年にはマンチェスター・シティでプレーして現役を終えた[2]。
代表経歴
シモン・ケアーと並びデンマーク代表の歴代最多出場記録保持者（129試合）である。1988年5月10日ハンガリー戦でデビューを果たして以来、代表の正GKを務めた。
1990年のワールドカップイタリア大会、1994年のワールドカップアメリカ大会への出場はあと一歩で逃したが、1992年のEURO1992では、準決勝のオランダ戦でのPK戦でファンバステンのキックを止めて[2]、決勝進出に貢献するなど[10]、優勝に貢献し、同年のバロンドール投票では自身最高の5位、FIFA年間MVP投票でも5位タイを記録した。
1998年のフランスワールドカップではベスト8進出した。2000年のユーロ2000出場後の、2002ワールドカップ予選のブルガリア戦が最後の出場となった(同年11月15日のドイツ戦ではベンチ入りも出場は無かった)。
- ^ a b “Peter Schmeichel - Century of International Appearances” (英語). The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “Peter Schmeichel Manchester United and Denmark Goalkeeper”. HISTORY OF SOCCER. 2023年2月26日閲覧。
- ^ “Handball is the key ingredient behind Schmeichel’s super savelegend”. www.walesononline (2013年3月29日). 2020年9月15日閲覧。
- ^ a b “SCHMEICHEL AND SCHOLES JOIN HALL OF FAME”. MAN UTD. 2023年2月25日閲覧。
- ^ “Europe's goalscoring goalkeepers”. UEFA.com (2014年7月9日). 2017年11月3日閲覧。
- ^ a b “Peter Schmeichel reveals his biggest Manchester United regret”. www.manchestereveningnews (2020年3月26日). 2017年11月3日閲覧。
- ^ “大一番で“歴代最多181度目”のクリーンシート達成なるか バルサ戦でも期待されるデ・ヘアのシュマイケル超え”. ザワールドマガジン (2023年2月23日). 2023年2月24日閲覧。
- ^ “Peter Schmeichel: A profile of the Manchester United legend”. www.skysports.com (2015年10月23日). 2017年11月3日閲覧。
- ^ “Peter Schmeichel All goals”. www.transfermarkt. 2020年6月13日閲覧。
- ^ “Schmeichel helps Denmark down Netherlands in EURO 1992 semi-finals”. www.ueha.com (2003年10月5日). 2020年12月25日閲覧。
- ^ “Peter Schmeichel All goals”. www.transfermarkt. 2020年6月13日閲覧。
- ^ “Europe's goalscoring goalkeepers”. UEFA.com (2014年7月9日). 2017年11月3日閲覧。
- ^ “European Footballer of the Year ("Ballon d'Or") 1992”. RSSSF. 2023年2月26日閲覧。
- ^ “史上最高のGKは誰だ？いまだトップを走るあの守護神や、唯一のバロンドーラーまで10人を選出”. www.goal.com (2018年8月31日). 2020年6月17日閲覧。
- ^ Yachine 1er, le classement des meilleurs gardiens de l'histoire France Football 2020年12月21日閲覧。
- 1 ピーター・シュマイケルとは
- 2 ピーター・シュマイケルの概要
- 3 人物
- 4 外部リンク
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