ヒラギノ
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ヒラギノ (Hiragino) は、1993年に大日本スクリーン製造(当時[1]。ヒラギノフォントに関する事業・権利はSCREENグラフィックソリューションズ[2]が承継)がプロ向けデジタルフォントとして販売開始した書体ファミリーで、主要な書体は字游工房がデザインした。AppleのmacOSとiOS, iPadOSに標準搭載され、それらプラットフォームの標準日本語フォントになっている。日本語書体としては明朝、角ゴシック、丸ゴシック、行書、仮名専用書体があり、このほかに簡体字と繁体字双方の中国語版角ゴシックがある。
- ^ 2014年10月以降SCREENホールディングス。
- ^ 略称SCREEN GA。当初はSCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ。
- ^ ヒラギノフォントの誕生 | ヒラギノフォント
- ^ 大日本スクリーン製造株主通信「SCREEN NOW Vol.60」14ページ
- ^ a b アップル - Pro - 有限会社 字游工房「ヒラギノ書体に込められたフィロソフィ」
- ^ 女子美術大学編『タイポグラフィ・タイプフェイスの現在 : 5人の書体設計家と3人のタイポグラファーの想い』女子美術大学、2007年、63–64ページ
- ^ a b c ヒラギノフォント [クールでスマートな印象と高度な可読性を融合させたプロユースの本格派フォント] | 受賞対象一覧 | Good Design Award
- ^ 鈴木は石井賞創作タイプフェイスコンテストで2回続けて1位を受賞した(応募作はスーボ、スーシャとして商品化された)ことにより、1974年6月5日付『朝日新聞』「ひと」欄にインタビューが掲載されるなど新聞や週刊誌が取り上げ、書体・印刷関係者以外にも注目された(雪朱里「活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く 第23回 刀のように鋭い書体「スーシャ」」参照)。
- ^ プリンタフォント(モリサワ フォント用語集)
- ^ 小笠原 治「ヒラギノ ショック をどう考えるか 暫定版」(日本印刷技術協会 JAGAT Column & Report)
- ^ type-in&font-in 2010(モリサワ)
- ^ ヒラギノフォントの今後の事業展開について
- ^ 「合同会社おりぜ」と、フォント制作に関する業務提携契約を締結
- ^ パッケージ製品 | ヒラギノフォント
- ^ “macOS 10.14、macOS 10.13、macOS 10.12、OS X 10.11に搭載のヒラギノフォントについて”. ヒラギノサポート (2018年10月18日). 2021年6月6日閲覧。
- ^ “OS X El Capitan(10.11.2)搭載のヒラギノフォントと弊社製品版フォントについて”. ヒラギノサポート. 株式会社SCREENグラフィックソリューションズ (2015年12月11日). 2019年9月26日閲覧。
- ^ a b スマートフォン最適化ノウハウコラム - TOUCH SLIDE スマートフォン情報局
- ^ “美しく読みやすい ヒラギノフォント”. ジャストシステム (2011年12月8日). 2011年12月10日閲覧。
- ^ ヒラギノProフォントはMac OS X v10.0に付属したVer.6.22のみがAdobe-Japan1-4仕様で、Mac OS X v10.1以降付属のものではApple Publishing Glyph Set(APGS)、Mac OS X v10.2.3以降のものはAdobe-Japan1-5に対応し、2万グリフ以上を収録する。ヒラギノProNフォントは当初からAdobe-Japan1-5に対応する。(ヒラギノOpenTypeとMac OS Xのバージョン相関表(OS X 10.5以前)参照)
- ^ “道路行政セミナー3月号 より視認し易い高速道路案内標識を目指した標識レイアウトの変更について”. 財団法人道路新産業開発機構. 2012年4月12日閲覧。
- ^ “@ymihashi の2017年10月5日のツイート”. 2021年9月25日閲覧。
- ^ 今田欣一著『挑戦的和字の復刻』朗文堂(ヴィネット ; 05)、2002年、ISBN 4947613637、114ページ
- ^ “優雅で本格的な丸ゴシック「ヒラギノ丸ゴシック体 W7」を発売”. 株式会社SCREENグラフィックソリューションズ. 2022年11月4日閲覧。
- ^ ヒラギノフォント新書体 - 「UD角ゴ F」と「角ゴオールド」9月に発売(マイナビニュース、2011年8月18日)
- ^ type-in & font-in 2012(モリサワ)
- ^ Font Garage ヒラギノUDフォント
- ^ UD書体|ヒラギノフォント
- ^ type-in & font-in 2010(モリサワ) 34ページ
- ^ 千都フォントライブラリーの新書体「こぶりなゴシック」を発売 (大日本スクリーン)
- ^ Y.Mihashi | 三橋洋一のツイート(2011年8月17日)
- ^ type-in & font-in 2011(モリサワ) 26ページ
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