ヒュッケバイン
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2006年末に、後に「ヒュッケバイン問題」と呼ばれることになる、各メディアからヒュッケバインシリーズの機体の姿が消える事態が発生した。これに関するコメントはスーパーロボット大戦公式HPのブログ担当者の、ブログの文章の縦読みによる『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENETATIONS』にヒュッケバインが出ることの示唆であったため[18][19]、「『全てはヒュッケバインがガンダムに似すぎていたために起こった悲劇』との言説がまことしやかに語られるようになった」という[19]。
- 2006年10月に放送開始の、『OG1』をアニメ化した作品である『DW』にヒュッケバインシリーズの機体が一切登場しない。機動実験失敗のシーンは描かれているが、ヒュッケバインであることに触れられておらず、画面上でも確認できないようになっている。
- 第2話終了後の次回予告ではヒュッケバインとは別の機体が該当シーンに映し出されているが、第3話放送時の該当シーンではヒュッケバインと同じ姿の機体に差し替えられている。
- 「月刊コミック電撃大王」2007年1月号掲載の漫画版では「ヒュッケバイン」という名前は使われないものの、機動実験失敗のシーンでヒュッケバインであることが確認できるように描かれている。
- サイドストーリーの『Record of ATX』では、アルトアイゼンと次期量産機の座を争う機体として、ヒュッケバインMk-IIと開発者のカーク・ハミルが、共に目の部分に黒線が引かれた状態で描かれている[20]。また、アーマリオン開発の際にはヒュッケバインの試作スラスターを使うことが言及され、「PTX-008」と記されたパーツが描かれている[21]。
- 「ゲーマガ」2007年6月号(4月28日発売)掲載の『SECRET HANGAR』では、ヒュッケバインMk-IIトロンベのイラストが掲載された。しかし、2年後の2009年6月15日に発売された単行本では、ヴァルシオンのイラストに差し替えられている[要ページ番号]。
- 2007年6月28日発売の『OGs』ではゲーム本編には登場しているが、それ以外のメディアで以下の事例が発生した。
- 予約特典の設定資料集には、ヒュッケバインシリーズの情報が一切記載されていない。ライディース・F・ブランシュタインやART-1、アーマリオンの項目では、それぞれヒュッケバインに関わる記述があるが、アーマリオンの項目を除いてヒュッケバインの名前は使用されず、形式番号(RTX-008R、RTX-011)で記載されている。また、「電撃スパロボ!」から再録された巻末の「パーソナルトルーパー開発史」にはビルトシュバイン開発までが掲載されており、その後のヒュッケバイン開発は掲載されていない。『OG外伝』の予約特典資料集でもこれらは未収録となっており、派生機のベルゲルミルが掲載されたが、元となった機体については形式番号のRPT-010と記載されている。
- メディアワークスから発売された攻略本『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS ザ・コンプリートガイド』には、「電撃ホビーマガジン」から再録されたフィギュアの写真が掲載されているが、ヒュッケバインシリーズのフィギュアの写真は収録されていない[22]。
- ソフトバンククリエイティブから発売された攻略本『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENETATIONS パーフェクトガイド』には、味方機体のデータ欄に設定資料のイラスト(色替え機体を除く)が掲載されているが、ヒュッケバインシリーズは全ての機体がゲーム画面の写真となっている[23]。
- 『OG2』のアニメ化作品である『OGIN』には、『OG2』でヒュッケバインMk-IIに搭乗していたブリットの搭乗機としてアニメオリジナルの量産型ビルトシュバインが設定され[24]、登場した。
- 同じく『OGIN』において、リョウトが「軍上層部の意向でMk-IIIの開発が中止された」と発言。第8話ではヒュッケバイン系の機体が登場するが名称は「エクスバイン」で、頭部形状も異なる。
- 『OGIN』においてもヒュッケバインMk-IIIは極秘裏に完成しているが、作中には頭部や肩部をガーリオンのものに変更した「ガーバインMk-III / トロンベ」として登場した。
- 『第2次OG』にてヒュッケバイン、ヒュッケバインMk-II、ヒュッケバインMk-IIIはオーバーホール中にガリルナガンの襲撃を受け、破壊されてしまう(ゲーム中で修復されることはなく、自軍での使用はできない)。その代替の機体として、アッシュとエグゼクスバインが登場した。
- 『V』ではニコラ・ヴィルヘルム研究所が開発したという設定や、『第4次/S』と同じ水色の機体色で登場。
- 2023年3月11日にBANDAI SPIRITSよりヒュッケバインMk-IIのプラモデルが発売[19]。
- ^ 北米版『OG』における表記。
- ^ 「スーパーロボット大戦F 完結編 戦略解説」55ページ。宝島社
- ^ 以下、英字名称のあるものは北米版『OG』における表記。
- ^ 北米版『OG1』『OG2』における表記。Gunという単語には大砲、火砲という意味も含まれる。
- ^ 『電撃スパロボ! Vol.2』117頁。
- ^ a b c d e 「ネタバレ!?インスペクター」各話解説より
- ^ 「COMPOSITE Ver.Ka エクスバイン EXバージョンカラー」にマーキングとして記載された型式番号。プロデューサーの寺田貴信が公式ブログで「(設定的には意外じゃないが)意外な文字が書かれている」と触れている。
- ^ a b c DVD第3巻付属ブックレットのメカニック解説・エクスバインの項目による。
- ^ プレミアムバンダイの商品紹介
- ^ 一つの作品が終わり、そして…… | スーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」 2011年4月29日
- ^ a b 『電撃スパロボ魂!』2013年春号より。
- ^ 『電撃スパロボ! Vol.2』27頁。
- ^ a b プロデューサーの寺田はネタバレインスペクターでゲームと同じくヒュッケバインMk-III・RがガーバインMk-III・トロンベになったと解説しているが、DVD第4巻ブックレットではヒュッケバインMk-III・Lに改装を施したと記述されていた。しかし、DVD第8巻のガーバインの解説ではMk-III・Rがガーバインだとされており、設定が統一されていない。ガーバインに改装されなかったMk-IIIの消息は不明。
- ^ 電撃ホビーマガジン2011年4月号参照。
- ^ DVD第4巻付属ブックレットのメカニック解説による。
- ^ バンダイ「HG AMガンナー」取扱説明書による。
- ^ “『スパロボ30』開発者インタビュー。オリジナル母艦“ドライストレーガー”の狙いや主人公機“ヒュッケバイン30”のデザインなどについて聞いた” (2021年10月21日). 2022年1月15日閲覧。
- ^ “一意専心!!”. スーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」. バンダイナムコゲームス (2007年6月11日). 2022年3月24日閲覧。 ※本文の文頭が「ひ」「ゆ」「つ」「け」と読める。
- ^ a b c ひびき (2023年3月21日). “なぜバンダイ製「ヒュッケバイン」発売が、歴史的快挙だと騒がれたのか-"ガンダムに似過ぎ"という揶揄を吹き飛ばした和解のシンボル”. インサイド. 株式会社イード. 2023年3月22日閲覧。
- ^ 『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX』第1巻46ページ
- ^ 『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX』第3巻95ページ
- ^ 『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS ザ・コンプリートガイド』624-633ページ
- ^ 『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENETATIONS パーフェクトガイド』453-457ページ
- ^ “量産型ビルトシュバイン”. スーパーロボット大戦シリーズ公式サイト. バンダイナムコゲームス. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “エクスバイン”. スーパーロボット大戦シリーズ公式サイト. バンダイナムコゲームス. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “ネタバレ!?インスペクター”. スーパーロボット大戦シリーズ公式サイト. バンダイナムコゲームス. 2022年3月24日閲覧。
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