バート (鉄道) 運賃

バート (鉄道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 03:33 UTC 版)

運賃

クリッパーカードと改札機

運賃は乗車区間によって異なる。各駅にある券売機で運賃分のBARTのカードを購入することで乗車できる。運賃分以上のカードを購入した場合、余剰分は帰りの際や後日、運賃として使用できる。日本の鉄道会社が発行しているような定期券は存在しないが、サンフランシスコ市内の路線に限りMuniと共通のMonthly Passが購入できる。また、Clipper Cardと呼ばれる乗車カード(日本のSuicaなどに相当)を利用して乗車することもできる。

他の交通機関との接続

  • ケーブルカー
    • パウエル駅 - ケーブルカー(パウエル - ハイド線、パウエル - メイソン線)
    • エンバーカデロ駅 - ケーブルカー(カリフォルニア・ストリート線)
  • バス
    多くのBARTの駅でACトランジット、Muniバスサンタクララバレー交通局(VTA)、SamTransCCCTAWHEELS、エメリー・ゴーラウンドなどのバスが接続している。
    夜間はAll Nighterと呼ばれるバスがACトランジット、Muniバス、SamTrans、VTAによって運行され、そのうち何本かがBARTの駅を経由する。

eBART

シュタッドラーGTW

2017年に延伸されたピッツバーグアンティオック間14.6kmは「eBART」と呼ばれている。既存のBART路線とは異なり、非電化標準軌で建設された。設備はライトレールの規格となっており、既存の車両は乗り入れることができない。利用者はピッツバーグ・ベイポイント駅で乗り換えが必要である。スイスシュタッドラー・レール社製の小型車両で運行する[13]。これは需要予測の結果と建設費用の圧縮が関係している。


  1. ^ Forty BART Achievements Over the Years
  2. ^ History of BART (1946-1972)”. BART. 2006年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年1月7日閲覧。
  3. ^ “History of BART to the South Bay”. the San Jose Mercury News. (2005年1月8日). http://www.mercurynews.com/mld/mercurynews/news/special_packages/bart/10597476.htm 2007年1月7日閲覧。 
  4. ^ C. M. Hogan, Kay Wilson, M. Papineau et al, Environmental Impact Statement for the BART Daly City Tailtrack Project, Earth Metrics, published by the U.S Urban Mass Transit Administration and the Bay Area Rapid Transit District 1984
  5. ^ Peter Hall (1982). “San Francisco's BART System”. Great Planning Disasters. University of California Press. pp. 109-137. ISBN 0520046072 
  6. ^ デイリーシティー〜ミルブレーは平日のみ
  7. ^ 平日の夜と休日はミルブレーまで延長運転
  8. ^ デイリーシティー〜ミルブレーは夜間を除く平日のみ
  9. ^ 早朝深夜の一部はミルブレーまで延長運転
  10. ^ デイリーシティー〜ミルブレーは平日夜間・休日のみ
  11. ^ BART Needs to Replace its Fleet”. Mass Transit Magazine (2006年1月12日). 2007年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月12日閲覧。
  12. ^ ボンバルディア、サンフランシスコBARTの新車365両を追加受注”. レスポンス (2014年1月9日). 2014年3月12日閲覧。
  13. ^ スイス車両メーカー、サンフランシスコBARTからディーゼルカー受注”. レスポンス (2014年4月29日). 2014年4月30日閲覧。





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