ドボワチン D.338 ドボワチン D.338の概要

ドボワチン D.338

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/18 00:46 UTC 版)

ドボワチン D.338

設計と開発

D.338はD.333に引き込み式降着装置を取り付けた発展型であり、1936年に初飛行を行った。翼幅が多少大きくなり、胴体は3.18 m (10 ft 5¼ in)伸ばされていた。短距離路線では22名の乗客を搭乗させることが可能であり、極東で使用された機体は12名分の豪華仕様の座席を備え、その中の6座席は寝台にすることができた。

就役

D.338は信頼性に定評があり、第二次世界大戦中はフランスの海外植民地で使用された。戦争を生き延びた9機は数ヶ月間パリ-ニース路線で使用された。

派生型

D.338
主量産型、30機製造。
D.342
機体輪郭線を変更し24名分の座席を備え3基の出力682 kW (915 hp)のGnome-Rhône 14N 星型エンジンを装備した型。1939年に1機製造、1942年にエールフランスに納入。
D.620
3基のスーパーチャージャー付き出力 656 kW (880 hp)のGnome-Rhône 14Krsd 星型エンジンと30名分の座席を備えたD.338の発達型。1機製造、納入されず。

運用

フランス
アルゼンチン
  • アルゼンチン空軍が第二次世界大戦後に2機のD.338を運用。: F-AQBT Ville de Chaetresは軍用登録記号T 170F-AQBR Ville de PauT 171を与えられた。両機共に1940年代遅くまで使用。

要目

(D.338) The Illustrated Encyclopedia of Aircraft (Part Work 1982-1985)

  • 乗員:1名
  • 全長:22.13 m (72 ft 7 14 in)
  • 全幅:29 m (95 ft 1 34 in)
  • 全高:
  • 翼面積:80 m2 (861.14 ft2)
  • 空虚重量:
  • 全備重量:
  • エンジン:3 × イスパノ・スイザ V16/17 星型エンジン、485 kW (650 hp)
  • 最大速度:301 km/h (187 mph)
  • 巡航速度:260 km/h (162 mph)
  • 巡航高度:
  • 航続距離:
  • 上昇率:

出典

  • The Illustrated Encyclopedia of Aircraft (Part Work 1982-1985). Orbis Publishing. 





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