ディヴァインプロポーションズ
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ディヴァインプロポーションズ | |
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ニアルコス・ファミリーの勝負服 | |
欧字表記 | Divine Proportions |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牝 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 2002年3月13日(20歳) |
死没 | (現役繁殖牝馬) |
父 | Kingmambo |
母 | Myth to Reality |
母の父 | Sadler's Wells |
生国 | アメリカ合衆国(ケンタッキー州) |
生産者 | Flaxman Holding Ltd. |
馬主 | Niarchos Family |
調教師 | Pascal F. Bury(フランス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 10戦9勝 |
獲得賞金 | 122万8510ユーロ |
概要
短距離から中距離、馬場を問わないオールラウンダーの馬としてラストランのジャック・ル・マロワで4着に敗退するまで無敗を誇った名牝である。主戦騎手はクリストフ・ルメール。
戦跡
デビューから重賞2勝を含む3連勝でフランスのG1、モルニ賞に挑む。単勝2番人気ながら不良馬場を全く苦にせずLaymanに1と2分の1馬身差をつけ快勝、G1初勝利をあげる。続くマルセルブサック賞 (G1) でも勝利し、この年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬を受賞する。
翌年初戦のグロット賞 (G3) を休み明けながら2馬身差で快勝。本番のプール・デッセ・デ・プーリッシュも5馬身差で圧勝する。さらにディアヌ賞でも距離不安を囁かれながらも3馬身差の圧勝でフランス牝馬二冠を達成した。この後もアスタルテ賞 (G1) を勝ち、デビューからの連勝を9としたが続くジャック・ル・マロワ賞ではDubawiから6馬身離された4着と惨敗し、連勝もストップした。このレースでは半兄のWhipperが2着に入っている。その後、前肢の腱を負傷し引退、繁殖牝馬になった。
競走成績
出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 着順 | 騎手 | 着差 | 1着馬(2着馬) |
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2004.05.26 | メゾンラフィット | シャトーブスカ賞 | 芝1000m | 1着 | C.ルメール | 3/4馬身 | (Pivock) | |
2004.06.28 | シャンティイ | ボワ賞 | G3 | 芝1000m | 1着 | C.ルメール | 4馬身 | (Great Blood) |
2004.07.25 | メゾンラフィット | ロベールパパン賞 | G2 | 芝1100m | 1着 | C.ルメール | 1馬身 | (Shifting Place) |
2004.08.22 | ドーヴィル | モルニ賞 | G1 | 芝1200m | 1着 | C.ルメール | 1 1/2馬身 | (Layman) |
2004.10.03 | ロンシャン | マルセルブサック賞 | G1 | 芝1600m | 1着 | C.ルメール | 2馬身 | (Titian Time) |
2005.04.24 | ロンシャン | グロット賞 | G3 | 芝1600m | 1着 | C.ルメール | 2馬身 | (Ysoldina) |
2005.05.15 | ロンシャン | プール・デッセ・デ・プーリッシュ | G1 | 芝1600m | 1着 | C.ルメール | 5馬身 | (Toupie) |
2005.06.12 | シャンティイ | ディアヌ賞 | G1 | 芝2100m | 1着 | C.ルメール | 3馬身 | (Argentina) |
2005.07.31 | ドーヴィル | アスタルテ賞 | G1 | 芝1600m | 1着 | C.ルメール | 2馬身 | (Shapira) |
2005.08.14 | ドーヴィル | ジャック・ル・マロワ賞 | G1 | 芝1600m | 4着 | C.ルメール | 6馬身 | Dubawi |
繁殖牝馬
引退後は繁殖牝馬となり2006年にはジャイアンツコーズウェイと、2007年にはエーピーインディと交配した。
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