ディヴァインプロポーションズ ディヴァインプロポーションズの概要

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ディヴァインプロポーションズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 14:34 UTC 版)

ディヴァインプロポーションズ
ニアルコス・ファミリーの勝負服
欧字表記 Divine Proportions
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2002年3月13日(20歳)
死没 (現役繁殖牝馬)
Kingmambo
Myth to Reality
母の父 Sadler's Wells
生国 アメリカ合衆国ケンタッキー州
生産者 Flaxman Holding Ltd.
馬主 Niarchos Family
調教師 Pascal F. Bury(フランス)
競走成績
生涯成績 10戦9勝
獲得賞金 122万8510ユーロ
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概要

短距離から中距離馬場を問わないオールラウンダーの馬としてラストランのジャック・ル・マロワで4着に敗退するまで無敗を誇った名牝である。主戦騎手はクリストフ・ルメール

戦跡

デビューから重賞2勝を含む3連勝でフランスのG1、モルニ賞に挑む。単勝2番人気ながら不良馬場を全く苦にせずLaymanに1と2分の1馬身差をつけ快勝、G1初勝利をあげる。続くマルセルブサック賞 (G1) でも勝利し、この年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬を受賞する。

翌年初戦のグロット賞 (G3) を休み明けながら2馬身差で快勝。本番のプール・デッセ・デ・プーリッシュも5馬身差で圧勝する。さらにディアヌ賞でも距離不安を囁かれながらも3馬身差の圧勝でフランス牝馬二冠を達成した。この後もアスタルテ賞 (G1) を勝ち、デビューからの連勝を9としたが続くジャック・ル・マロワ賞ではDubawiから6馬身離された4着と惨敗し、連勝もストップした。このレースでは半兄のWhipperが2着に入っている。その後、前肢の腱を負傷し引退、繁殖牝馬になった。

競走成績

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着馬(2着馬)
2004.05.26 メゾンラフィット シャトーブスカ賞 芝1000m 1着 C.ルメール 3/4馬身 (Pivock)
2004.06.28 シャンティイ ボワ賞 G3 芝1000m 1着 C.ルメール 4馬身 (Great Blood)
2004.07.25 メゾンラフィット ロベールパパン賞 G2 芝1100m 1着 C.ルメール 1馬身 (Shifting Place)
2004.08.22 ドーヴィル モルニ賞 G1 芝1200m 1着 C.ルメール 1 1/2馬身 (Layman)
2004.10.03 ロンシャン マルセルブサック賞 G1 芝1600m 1着 C.ルメール 2馬身 (Titian Time)
2005.04.24 ロンシャン グロット賞 G3 芝1600m 1着 C.ルメール 2馬身 (Ysoldina)
2005.05.15 ロンシャン プール・デッセ・デ・プーリッシュ G1 芝1600m 1着 C.ルメール 5馬身 (Toupie)
2005.06.12 シャンティイ ディアヌ賞 G1 芝2100m 1着 C.ルメール 3馬身 (Argentina)
2005.07.31 ドーヴィル アスタルテ賞 G1 芝1600m 1着 C.ルメール 2馬身 (Shapira)
2005.08.14 ドーヴィル ジャック・ル・マロワ賞 G1 芝1600m 4着 C.ルメール 6馬身 Dubawi

繁殖牝馬

引退後は繁殖牝馬となり2006年にはジャイアンツコーズウェイと、2007年にはエーピーインディと交配した。




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