チロリン村とくるみの木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 16:56 UTC 版)
現存する映像
- 本編の映像は、第545回(「こどもはこども(二)」)・第790回(「朝のできごと」)・第811回(「九年目の春(四)」)・第812回(「さよならみなさん」、最終回)がキネコで現存する(すべてモノクロ)ほか、自治省外郭団体の公明選挙連盟によって製作された16ミリ映画『チロリン村の村長選挙』(カラー、20分)が現存する。村長選挙にクルミのがんこじいさん、野菜から(果物へ)の成り上がり者のトマト・ケチャップらが立候補し、がんこじいさんが当選するという話。
- このうち、第811回・第812回(最終回)・映画版をスタッフ・キャストへのインタビューなどとともに収録したDVD『NHK人形劇クロニクルシリーズVol.1 チロリン村とくるみの木』(アミューズソフトエンタテインメント)が2003年に発売された。
- 2014年2月23日放送の『NHKアーカイブス〜“チロリン村とくるみの木”から50年』(ゲスト:黒柳徹子)の中で、第545回・第811回・映画版(一部抜粋)とともに番組(音声部分)の制作現場の模様を記録したフィルム[6]が放送された。
脚注
関連文献
- 恒松恭助『チロリン村とクルミの木 : NHKテレビ放送. 第1集』鈴木出版、1957年10月30日。NDLJP:1625245。
- 恒松恭助『チロリン村とクルミの木 : NHKテレビ放送. 第2集』鈴木出版、1958年2月10日。NDLJP:1625244。
- 恒松恭助『チロリン村とクルミの木 : NHKテレビ放送. 第3集』鈴木出版、1958年6月10日。NDLJP:1625243。
- 恒松恭助『チロリン村とクルミの木 : NHKテレビ放送. 第4集』鈴木出版、1959年2月10日。NDLJP:1625242。
関連項目
- 連続ギニヨール
- 小野寺昭 - 俳優。当時「劇団やまいも」に所属し、人形操演を担当していた。
- おーい!チロリン村だよ - 後にフジテレビで放送された続編。同じく人形を用いていた。
- チロリン村物語 - 後にNHK教育テレビで放送された本作のテレビアニメ版。
- ^ a b c 人形劇編:伊東万里子さん(劇団 貝の火) - NHKアーカイブス
- ^ 志賀信夫『テレビヒット番組のひみつ : 「ジェスチャー」から「おしん」まで』日本放送出版協会、1984年8月1日、29 - 31頁。NDLJP:12275392/18。
- ^ 『紅孔雀』10話分、人形劇の神様から! - NHKアーカイブス・2016年4月1日
- ^ 後任が決定するまでは「病気で喋れない」と言う設定でマスクを着けた状態で登場していた。
- ^ 臨時ニュース「日米貿易経済委員会 大平・ラスク共同記者会見」で放送休止。最終回直前のため、話数調整できず未放送。
- ^ このフィルムは、作者である恒松恭助が、収録に立ち会っていたスタジオに行く際、同行していた恒松の子息(当時大学生であった)によって撮影されていたもの。恒松家に保存されていた第1回から最終回までの台本とともにNHKに寄贈された(2014年2月23日放映『NHKアーカイブス〜“チロリン村とくるみの木”から50年』より)。
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