スティーブン・トンプソン (格闘家) スティーブン・トンプソン (格闘家)の概要

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スティーブン・トンプソン (格闘家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 08:59 UTC 版)

スティーブン・トンプソン
2013年
本名 スティーブン・ランドール・トンプソン
(Stephen Randall Thompson)
生年月日 (1983-02-11) 1983年2月11日(41歳)
出身地 アメリカ合衆国
サウスカロライナ州シンプソンビル
通称 ワンダーボーイ
(Wonderboy)
国籍 アメリカ合衆国
身長 183 cm (6 ft 0 in)
体重 77 kg (170 lb)
階級 ウェルター級
リーチ 191 cm (75 in)
スタイル キックボクシング空手
スタンス オーソドックス
拠点 アメリカ合衆国
サウスカロライナ州シンプソンビル
チーム ピッチブラックMMA
セラ・ロンゴ・ファイトチーム
トレーナー レイ・トンプソン
カルロス・マチャド (グラップリング)
ランク 拳法 (黒帯五段)
柔術 (黒帯)
ブラジリアン柔術 (茶帯)
現役期間 2010-
総合格闘技記録
試合数24
勝利17
ノックアウト8
タップアウト1
判定8
敗戦7
ノックアウト1
タップアウト1
判定5
キックボクシング記録
試合数58
勝利58
ノックアウト40
敗戦0
アマチュアキックボクシング
試合数38
勝利37
ノックアウト18
敗戦1
その他
著名な親族 クリス・ワイドマン (義弟)
ウェブサイト http://wonderboymma.com/
総合格闘技記録 - SHERDOG
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スティーブン・トンプソン
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年1月19日 -
登録者数 53.4万人
総再生回数 53,794,454回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年10月時点。
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2012年のトンプソン

来歴

元プロキックボクサーの父親が空手道場を経営していたことで、トンプソンは3歳から拳法空手をはじめ、14歳でキックボクシングと柔術、20歳でブラジリアン柔術、26歳で総合格闘技をはじめた。

キックボクシングではアマチュアで38戦37戦、プロでは58戦無敗の戦績を誇る。

2010年2月5日、総合格闘技デビュー戦を白星で飾る。

UFC

2012年2月4日、UFCデビュー戦となったUFC 143でダン・スティットジンと対戦し、右ハイキックで1RKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。同年4月21日、UFC 145マット・ブラウンと対戦し、0-3の判定負け。キャリア初黒星を喫した。

2014年2月22日、UFC 170で後にUFC世界ミドル級王者となるロバート・ウィテカーと対戦し、右ストレートでダウンを奪いパウンドで1RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年7月12日、The Ultimate Fighter 21 Finaleでウェルター級ランキング9位のジェイク・エレンバーガーと対戦し、右フックキックでKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年2月6日、UFC Fight Night: Hendricks vs. Thompsonでウェルター級ランキング2位の元UFC世界ウェルター級王者ジョニー・ヘンドリックスと対戦し、バックスピンキックからのパンチの連打で1RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年6月18日、UFC Fight Night: MacDonald vs. Thompsonでウェルター級ランキング1位のローリー・マクドナルドと対戦し、3-0の5R判定勝ち。

2016年11月12日、UFC 205のUFC世界ウェルター級タイトルマッチで王者タイロン・ウッドリーと対戦。一進一退の攻防を繰り広げ、0-1の5R判定ドローで王座獲得に失敗したが、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年3月4日、UFC 209のUFC世界ウェルター級タイトルマッチで王者タイロン・ウッドリーとダイレクトリマッチで再戦。両者共に手数の少ない展開となり、やや優勢に試合を進めたものの、試合終了間際にパンチでダウンを奪われ、0-2の5R判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2017年11月4日、UFC 217でウェルター級ランキング4位のホルヘ・マスヴィダルと対戦し、3-0の判定勝ち。

2018年5月27日、UFC Fight Night: Thompson vs. Tillのメインイベントでウェルター級ランキング8位のダレン・ティルと対戦。接戦となったが、0-3の5R判定負けを喫した。この試合は、ティルが3.5ポンド体重超過をしたため、174.5ポンド契約で試合が行われた。

2019年3月23日、UFC Fight Night: Thompson vs. Pettisで元UFC世界ライト級王者のアンソニー・ペティスと対戦。優勢に試合を進めたものの、2R終盤に右スーパーマンパンチで逆転のKO負け。2連敗となった。

2019年11月2日、UFC 244でウェルター級ランキング14位のビセンテ・ルケと対戦。序盤にパンチのラッシュを受ける場面があったものの、それ以降は打撃の攻防で圧倒し、3-0の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2020年12月19日、UFC Fight Night: Thompson vs. Nealでウェルター級ランキング11位のジェフ・ニールと対戦し、スタンドの攻防で終始圧倒して3-0の5R判定勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2021年7月10日、UFC 264でウェルター級ランキング2位のギルバート・バーンズと対戦し、0-3の判定負け。

2021年12月18日、UFC Fight Night: Lewis vs. Daukausでウェルター級ランキング10位のベラル・ムハマッドと対戦し、0-3の判定負け。

2022年12月3日、UFC on ESPN: Thompson vs. Hollandケビン・ホランドと対戦。1Rに右ストレートでぐらつくものの、その後は多彩な打撃で試合のペースを握り、4R終了時にホランドの右拳の負傷によるコーナーストップでTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[1]

2023年12月16日、UFC 296でウェルター級ランキング5位のシャフカト・ラフモノフと対戦し、2Rにリアネイキドチョークでキャリア初となる一本負け[2]

人物・エピソード

  • トンプソンの実弟は元UFC世界ミドル級王者クリス・ワイドマンの実妹と結婚しており、トンプソンはワイドマンの義兄にあたる[3]
  • 非常に温厚で礼儀正しい好人物として知られ、2019年12月にはMMAジャーナリストのアリエル・ヘルワニからトンプソンにBMFベルトならぬNMFベルト(Nicest Mofoの略、史上最も良いヤツの意)が贈られた[4]



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