ジビラ・フォン・ザクセン=コーブルク=ゴータ ジビラ・フォン・ザクセン=コーブルク=ゴータの概要

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ジビラ・フォン・ザクセン=コーブルク=ゴータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/03 01:31 UTC 版)

シビラ
Prinsessan Sibylla av Sverige
Hertiginna av Västerbotten

全名 ドイツ語: Sibylla Calma Maria Alice Bathildis Feodora
ジビラ・カルマ・マリア・アリス・バティルディス・フェオドラ
称号 ヴェステルボッテン公爵夫人殿下
敬称 英語の場合Her Royal Highness(殿下)
出生 1908年1月18日
ドイツ帝国
ザクセン=コーブルク=ゴータ公国ゴータ
死去 (1972-11-28) 1972年11月28日(64歳没)
 スウェーデンストックホルム
埋葬  スウェーデンソルナ、王室墓地
配偶者 ヴェステルボッテン公グスタフ・アドルフ
子女 マルガレータ
ビルギッタ
デジレ
クリスティーナ
カール16世グスタフ
家名 ザクセン=コーブルク=ゴータ家
父親 ザクセン=コーブルク=ゴータ公カール・エドゥアルト
母親 ヴィクトリア・アーデルハイト・フォン・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=グリュックスブルク
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人物

ザクセン=コーブルク=ゴータ公カール・エドゥアルトとその妃であるヴィクトリア・アーデルハイトグリュックスブルク家出身)の娘としてゴータ(現在のドイツ連邦テューリンゲン州ゴータ郡の町)で生まれる。父方の曾祖母はイギリス女王ヴィクトリアであり、祖父はヴィクトリアの四男オールバニ公レオポルドである。

ジビラとグスタフ・アドルフの結婚(それぞれ左から3番目と4番目)。左端がカール・エドゥアルド、その右が王太子グスタフ・アドルフ(後のグスタフ6世)。

1931年、アスローン伯アレグザンダー・オブ・テック(ジョージ5世メアリーの弟)と伯母アリスの長女で、従姉にあたるメイの結婚式でブライズメイドを務めた。ともにブライズメイドを務めたスウェーデン王女イングリッド(後のデンマーク王フレゼリク9世妃)の紹介で、彼女の兄ヴェステルボッテン公グスタフ・アドルフと知り合い、1932年に結婚した。二人はヴィクトリア女王を通じて又従兄にあたる。彼は当時のスウェーデン王太子グスタフ・アドルフ(のちのグスタフ6世アドルフ)の長男だった。10月19日、コーブルクで市民婚が行われ盛大に祝福をされたが、コーブルクはすでにナチスの影響下にあったため、スウェーデン本国には悪い印象を与えるものであった。二人はイタリアでの新婚旅行を経て、11月25日にストックホルムに到着した。

1947年にヴェステルボッテン公は、祖父グスタフ5世より先に、コペンハーゲン空港で起きた飛行機事故のため死亡した。そのため、シビラは王太子妃にはならなかった。わずか1歳の長男カール・グスタフが、父に代わって王位継承順位第2位となり、1950年に4歳で王太孫となった。1965年に王妃ルイーセが死去すると、シビラがスウェーデン王家の女性で最上位となり、義父グスタフ6世アドルフを補佐することが増えた。

シビラは、カール・グスタフの即位を見ることなく、1972年にストックホルムで癌のため死去した。

彼女の死後に生まれたヴィクトリア王女ヴェルムランド公カール・フィリップ王子マデレーン王女は孫に当たる。

子女




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