グリーンアロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 06:10 UTC 版)
サイドキック
初代スピーディ
人物
本名:ロイ・ハーパー
初代スピーディとしてサイドキックとなり、やがて独立し、アーセナル、レッドアローへと名を改めた。
彼は、幼い頃に山火事で父を亡くした。父は森林レンジャーであり、ナハボ族のまじない師であるブレイブ・ボウを救うために命を落としたのだった。ブレイブ・ボウは感謝の証として、孤児になったロイを引き取り、育てた。ロイは成長すると、弓矢の名手となり、同時に長距離ランナーとしても目覚しい進歩を遂げていた。グリーンアローの大ファンでもあるロイは、彼が町を訪れた際、手際よく強盗を捕らえ、そのために「スピーディ」と名づけられた。
ブレイブ・ボウの死亡後、ロイはオリバーに引き取られる。グリーンアローは「ジャスティス・リーグ」に、スピーディは「ティーン・タイタンズ」に加盟し活躍する。アローが2代目グリーンランタンと共にアメリカ再発見の旅に出た際は「見捨てられた」と絶望し、ヘロイン中毒に陥る。この危機はブラックキャナリーの助けで乗り越えることができた。
ロイは中央諜報局(CBI)に参加し、日本での任務に携わる。この時、チェシャーという美女と深い仲になるが、彼女は暗殺者であった。後に彼女はリアンという娘を産むが投獄され、ロイが引き取ることになる。
チェックメイトという組織に所属した折、ロイはスピーディからアーセナルへ名前を変えた。以後、タイタンズ、アウトサイダーズのリーダーを務め、「レッドアロー」に改名しリーグに加わった[5]。
映像作品
初代スピーディの映像作品
- アニメ『バットマン:ブレイブ&ボールド』
- 声 - ジェイソン・マースデン、日本語吹替 - 私市淳
- グリーンアローのサイドキックとして登場。
- アニメ『ヤング・ジャスティス』
- 声 - クリスピン・フリーマン、日本語吹替 - 私市淳
- 第1話でグリーンアローから離反し、第6話以降、レッドアローと名乗り、第25話でリーグ入りを認められている。
- ドラマ『ARROW/アロー』
- 演 - コルトン・ヘインズ、日本語吹替 - 遠藤純平
- 情報収集をする補佐的な役割をする。劇中ではスピーディではなくアーセナルと呼ばれる。
2代目スピーディ
人物
本名:ミア・ディアデン。
幼い頃に暴力的な家庭から家出し、ホームレスとなった。売春婦として生活費を稼いでいたが、オリバーに引き取られ、青少年更正センターに預けられた。ミアはコナーとともに訓練を受けて弓術や格闘技を上達させ、新しいスピーディとなった[3]。
過去の稼業のため、エイズに感染している[6]。オリバーはプレイボーイの習慣が改まらず、浮き名を流している。
映像作品
2代目スピーディの映像作品
注釈
- ^ 前者はテレビアニメ『ザ・バットマン』、『バットマン:ブレイブ&ボールド』に登場したコスチュームであり、後者はテレビアニメ『ヤング・ジャスティス』、テレビドラマ『ヤング・スーパーマン』及び『ARROW/アロー』で見られる。
- ^ ジャスティス・リーグに相当するが、命名されていない。
出典
- ^ スコット・ビーティほか 『DCキャラクター大事典』 赤塚京子ほか訳、小学館集英社プロダクション2011年、142頁。
- ^ a b c 『DCキャラクター大事典』 142頁。
- ^ a b c d 『DCキャラクター大事典』 143頁。
- ^ a b 『DCキャラクター大事典』 142-143頁。
- ^ 『DCキャラクター大事典』 26頁。
- ^ 『DCキャラクター大事典』 314頁。
- ^ 『DCキャラクター大事典』 304頁。
- ^ DCキャラクターズ:オリジン - ウェイバックマシン(2015年12月23日アーカイブ分)
- ^ グリーンアロー:イヤーワン - ウェイバックマシン(2016年1月31日アーカイブ分)
- ^ DC KIDS タイニー・タイタンズ #1[リンク切れ]
- ^ “Green Arrow Injustice 2”. 2017年5月16日閲覧。
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