カムデン (高速戦闘支援艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 16:58 UTC 版)
艦歴
カムデンは1967年4月1日に就役した。9月に太平洋艦隊配属となり、最初の母港はカリフォルニア州ロングビーチとなった。
1968年から1969年のWest Pacでは、部隊栄誉賞を受賞している。1974年2月7日にワシントン州ブレマートンに母港を変更し、アメリカ西海岸から第7艦隊支援のため太平洋やインド洋西部に頻繁に展開した。1996年3月にカムデンはその功績から3度目の Battle E を受章している。
2000年10月には、イエメンのアデン湾で自爆攻撃を受け損傷したミサイル駆逐艦「コール」(USS Cole, DDG-67)を支援した。
2005年1月に最後の任務として、原子力空母「カール・ヴィンソン」(USS Carl Vinson, CVN-70)が新しい母港バージニア州ノーフォークへ八ヶ月の航海を行うのに随伴した。その後ワシントン州ブレマートンのキトサップ海軍基地で2005年10月14日に退役し、2008年5月13日テキサス州ブラウンズビルで解体処分とされた。
主機にはアイオワ級戦艦6番艦「ケンタッキー」(USS Kentucky, BB-66)の主機2基の内1基が転用された。ちなみにもう1基は「サクラメント」に使用された。
カムデンはニューヨーク造船所で建造された最後の艦艇である。同造船所は68年の歴史で542隻の艦艇を建造した。
外部リンク
- カムデン (高速戦闘支援艦)のページへのリンク