オプーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/24 17:52 UTC 版)
ジャンル | ライフスタイルRPG |
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対応機種 | Wii |
開発元 | アルテピアッツァ、キャトルコール |
発売元 | コーエー |
音楽 |
崎元仁 ベイシスケイプ |
人数 | 1人 |
メディア | 12cm光ディスク |
発売日 |
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対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB: E10+ (Everyone 10+) |
売上本数 |
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概要
ランドロール星という惑星に不時着した、ティティア星出身の子供であるオプーナ達の活躍を描くRPG。
クラシックコントローラなどに対応しているほか、ヌンチャクのみで片手でもプレイできる。公式サイトでは「親指らくらくプレイ」と称している。
2007年3月14日に東京・品川の品川グランドセントラルタワーにて発表会が開催された際に、映像も合わせて公開された。当初は同年9月27日に発売する予定だったが、品質向上のため同年11月1日まで発売が延期された。
ソフト自体は開発元のアルテピアッツァの企画であり、コーエーではないソフトメーカー(そのメーカーは不明)から発売される予定だった。
『戦国無双』シリーズの杉山芳樹が「どうしてもやりたい」と談判し、当初は難色を示した経営陣も熱意に負け、開発にゴーサインを出した[1]。
これを受け、コーエーの取締役名誉会長の襟川恵子が堀井雄二に掛け合い、「RPGを発売したいが開発できるソフトハウスを紹介して欲しい」と頼んだところ、堀井からドラゴンクエストシリーズのソフト開発の実績を持つアルテピアッツァを紹介され、コーエーから当ソフトが発売されることとなった。
なお、本作のBGMは、2010年12月22日にベイシスケイプから3枚組のサウンドトラックとして発売された。
2011年5月19日発売のニンテンドー3DS用ソフト『デッド オア アライブ ディメンションズ』(コーエーとテクモは合併しコーエーテクモゲームスとなっている)には、登場キャラクター・ザックのコスチュームのひとつとしてオプーナコスチュームが登場している。
ストーリー
ティティア星で一番のコスモガードの称号である「スターティティアン」に選ばれたダディーナ一家は、そのお祝いでランドロール星に旅行に行く。しかしその途中事故に遭い、ランドロール星に不時着。ダディーナ一家の両親は大怪我を負い、両親より先に個人用の非常用脱出ポッドを利用した3兄妹もバラバラにはぐれてしまう。
ランドロール星は、住む人の能力や特性によって居住区ドームが分けられており、人々は仕事をしてライセンスを獲得することによって、他の居住区ドームに移動できるという不思議な仕組みがあった。空港都市トキオネで目覚めた長男のオプーナは、ランドロール星のどこかにいる弟や妹を探し出し、両親を治療のためにマテリアルを集め、家族一緒にティティア星に帰るため、聖者と呼ばれる人の案内の元ライセンスの取得を目指す。
登場キャラクター
主人公たち
両親を含むティティア星人は、エネルギーの結晶であるエナジーボンボンを身体の頭部や足元に付随させており、物理的・理力的なの攻撃や防御で力を発揮する。
- オプーナ
- コスモガード達の故郷・ティティア星の子供。ティティア星では子供の戦闘への参加は禁じられているため、実戦経験はなかったが、潜在的な戦闘能力の高さからランドロールガードの適性を見出される。
- ランドロールガードとしての実績を重ねる一方で、副業として様々なライセンスを獲得し、活動範囲を広げていく。
- ティティア星人特有の身体能力の高さをもって、ランドロール人が一生に課せられるだけのノルマを僅かな期間で成し遂げる。
- コプーナ
- オプーナの末っ子の弟。主人公たち3人の中で一番幼いが一番大人びている。
- 強力なフォースを持つことから聖者の適性を見出され、聖者の島で聖者としての修業を積むことになる。
- 早くからオプーナと再会し、それぞれの道を究めるために協力することになる。
- ポリーナ
- オプーナの妹。性格や能力は母親譲り。ランドロール星へ不時着後は消息不明となる。
- オプーナやコプーナとは違った形で保護されたため、職業適性は調べられていない。
家族・仲間
- ダディーナ
- オプーナたちの父。宇宙の平和を守るコスモガードの勇士であり、ティティア星の歴史上僅か5人しか存在しないスターティティアンの1人。
- 宇宙船墜落の際に重傷を負い、マミィーナと共に聖者の島で保護される。
- マミィーナ
- オプーナたちの母。
- 宇宙船墜落の際に重傷を負い、ダディーナと共に聖者の島で保護される。
- チャイカ
- シャイン社のエンジニア。
- 副業でランドロールガードも務め、総隊長ゴルディに認められる程の腕を持つ。
- 一時的にパーティメンバーに加わるが操作は不可能。
ランドロール星の人々
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オプーナ達と関わる特定のキャラクターは「トモダチ」になることができ、親密度を上げることが可能。
- ゴルディ
- ランドロールガードの総隊長。
- アイゼル
- 聖者の長。オプーナの両親を保護している。
- シャグラ
- アイゼルの弟。瞑想の塔でアイゼルとの修業に挑んだ際、闇のエナジーに取り込まれたとされる。その後の消息は不明。
- テッド
- スターハウスに住むランドロールガードの研修生。まだ子供のオプーナを馬鹿にしている。オプーナの最初のトモダチ。
- オプーナのスターハウス卒業と同時に両親に連れられスターハウスを離れるが、後に意外な形で再開することになる。
- ムソルタス
- ランドロール星の音楽家。オプーナにある取引を持ちかける。ストーリー進行上、必ずトモダチになる人物の1人。
- メンデル
- 楽器職人。ムソルタスとは犬猿の仲ながらも良いコンビである。トモダチの1人。
- ホップ
- ランドロール星の大企業、ブラーボ社とシャイン社の両方の会長。トモダチの1人。
- カシラ
- OMPによる管理社会に反発しドームを出たものが集まる街アネモスの頭。トモダチの1人。
- ジョイ
- アネモスに暮らすアウトロー。トモダチの1人でもある。
その他トモダチになれる人々
- ミラ
- スターハウスの学生連合会長。オプーナから見るとしっかり者のお姉さん的少女。
- ジングル
- スターハウスの実験室で働く少年科学者。ダークローグコレクターのライセンスを貰える。
- マサオ
- スターハウスに住むニコニコ星からの留学生。
- マック
- ライフボーンのファーストフード店、イート・エブリデイの店長。機械いじりが趣味。
- ミシェル
- ライフボーンの釣り堀を管理するシーマスター教官。
- ジョージ
- 国際ファーマー協会の会長。オプーナに畑の肥料となるミネラルの収集を依頼する。
- ヨゼフ
- ライフボーンのペントハウスに住む元マイニングエンジニアの大富豪。
- アンジュ
- アルティエラでアイドルを目指す少女。厳しいレッスンについていけずに自信を喪失している。
- ニキータ
- ランドロール星のCMの女王。
- ミミィ
- アルティエラで活動する人気のアイドル。
固有名詞の分類
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