イオンモール岡崎 テナント

イオンモール岡崎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 04:17 UTC 版)

テナント

核店舗にイオン岡崎南店を配置し、200以上の専門店が入居している。

イオン岡崎南店

イオンリテールにより運営されており、店舗は地上3階まであり、地上階は専門店街と一体になっている。2階にはシネマ館への連絡通路がある。3階にはイオンラウンジが設置されている。

1995年(平成7年)9月30日に開店。1998年(平成10年)のジャスコ岡崎店の閉店で、岡崎市内で唯一のジャスコ店舗となった。2011年(平成23年)3月1日に、店舗ブランドの統一に伴い店舗名を「ジャスコ岡崎南店」から「イオン岡崎南店」に改称した。

イオンモール専門店街

ウエストアベニューとイーストアベニューから構成され、上階は吹き抜けとなっている。1階はレストラン街などから構成され、南に「イオンモールセントラルコート」があり、イベントなどに利用されている。2階はファッション店を中心に構成されている。また、3階には「イオンホール」が設置され、展覧会などに利用される。このほか、3階にはフードコートがある。

また、イオン岡崎南店の西側に「シネマ館」がある。3階に、10スクリーンを有するイオンシネマ岡崎と、ゲームコーナーのゲームランドが入居している。1、2、4、5階は立体駐車場で、3階がイオン岡崎南店2階と連絡通路で結ばれている。 また、R階屋上駐車場も連絡しているためシネマ館のスロープを使わなくても直接シネマ館屋上駐車場へいける。

かつての主なテナント

西武岡崎店

西武岡崎店(2007年8月)

店舗は地上4階まであり、4階にはロフトが入店していた。(現在、ロフトはリニューアルオープンし営業中)

ロフトとドンクは西武岡崎店の閉店に伴いイオンモール専門店街に移転する。また、地下1階、R階は駐車場であった。

セブン&アイ・ホールディングス傘下となった西武百貨店が、最大のライバルであるイオングループの運営するショッピングセンターに入居する特殊な出店形態となっていた。これは開店当時は西武百貨店とイオンは共同で多店舗展開を予定しミレニアム企画という会社を設立し静岡県浜北市(現在の浜松市浜名区)や群馬県太田市に出店する計画があったため[注釈 4]。しかし西武百貨店の経営状態が芳しくなかったことや、そごうとの経営統合に経営資源を集中させたことから立ち消えとなった。

小規模な店舗であることが買い物客を館内のすみずみまで行き渡せる効果を生み、2008年(平成20年)2月期に102億7300万円の売上を計上[12]。一時は西武百貨店の中でも優良店舗の一つに数えられるまでになっていた。しかしその後は営業不振に陥り、前記の通り2020年(令和2年)8月に営業を終了する事となり、予定通り2020年(令和2年)8月31日をもって閉店、西武百貨店はイオンモール及び愛知県から姿を消した。尚、当日は同年に流行していた新型コロナウイルス感染対策の一環でセレモニーは実施されず、静かな閉店となった。

交通アクセス

駐車場の出入口は9か所あり、国道248号愛知県道483号岡崎幸田線(電車通り)の大通りに出ることができる。しかし、土日祝日などは周辺道路は慢性的に渋滞が発生する。また愛知県道48号線岡崎刈谷線も周囲的に混雑する。

公共交通機関でのアクセスは、東岡崎駅岡崎駅のほぼ中間に位置しているため、両駅からの徒歩圏にはなく(徒歩20-25分)、バスに乗車する必要がある。敷地内には名鉄バスの「イオンモール岡崎」バス停が設置されており、東岡崎駅や岡崎駅へ結んでいる。このほか、別の系統のバスでも電車通りの「戸崎町」や「岡崎警察署前」または国道248号の「商工会議所前」の各バス停から徒歩で行くことができる。鉄道でのアクセスの場合、六名駅が最寄りとなるが、やや距離がある。


注釈

  1. ^ キーテナントのイオン岡崎南店の旧称・ジャスコ岡崎南店の名残でジャス南南ジャスとも呼ばれる[要出典]
  2. ^ 2011年3月1日よりイオン岡崎南店に改称
  3. ^ 1960年代に開業。当初はオカダヤとして開業し、後にジャスコとなっている。食料品売り場にはヤマナカが入居していた。現在は岡崎シビコ(シビコ岡崎)となっている。
  4. ^ ミレニアム企画が東戸塚駅前に出店していたオーロラモールは、西武百貨店とダイエーを核店舗とする形であったが、ダイエーはイオングループ入りを経て2016年(平成28年)3月にイオンへ転換され、同じく「西武百貨店とイオンが同居するモール」となっている(運営はそごう・西武)。

出典

  1. ^ a b 「中日新聞」1992年5月1日、地域経済面 11頁
  2. ^ a b 「日本経済新聞」1992年5月1日、地方経済面(中部) 7頁
  3. ^ 「中日新聞」1995年7月12日、県内総合版 12頁
  4. ^ 「中日新聞」1998年8月25日、西三河版西三河 16頁
  5. ^ 「中日新聞」1998年12月29日、西三河版西三河 14頁
  6. ^ ニュースリリース 2008年10月16日(イオンモールホームページ)
  7. ^ “セブン&アイ3000人削減へ そごう・西武、岡崎など5店閉鎖”. 中日新聞. (2019年10月11日). オリジナルの2019年10月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191011052810/https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019101102000073.html 2019年10月11日閲覧。 
  8. ^ 細谷真里、鎌田旭昇 (2019年10月11日). “西武岡崎店、来年8月末閉店 地元経済界、市民に驚き”. 中日新聞. オリジナルの2019年10月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191011001036/https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20191011/CK2019101102000018.html 2019年10月11日閲覧。 
  9. ^ ニュースリリース 2019年10月10日(イオンモールホームページ)
  10. ^ a b 岡崎/「ジェイアール東海高島屋」の出店合意”. 流通ニュース (2021年6月9日). 2021年6月10日閲覧。
  11. ^ 根本晃 (2021年6月9日). “名古屋の高島屋、イオンモールに出店へ 西武岡崎店の跡”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASP695VWZP69OIPE017.html 2021年6月9日閲覧。 
  12. ^ 店舗の営業終了等に関するお知らせ』(プレスリリース)そごう・西武、2019年10月10日https://www.sogo-seibu.co.jp/pdf/20191010_01.pdf2019年10月14日閲覧 


「イオンモール岡崎」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イオンモール岡崎」の関連用語

イオンモール岡崎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イオンモール岡崎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイオンモール岡崎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS