アンジェリカ・ガバルドン アンジェリカ・ガバルドンの概要

アンジェリカ・ガバルドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/11/14 03:37 UTC 版)

 アンジェリカ・ガバルドン
基本情報
ラテン文字名 Angelica Gavaldon
国籍 メキシコ
出身地 アメリカ・カリフォルニア州
エル・セントロ
居住地 メキシコ・メキシコシティ
生年月日 1973年10月3日(37歳)
身長 160cm
体重 54kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 1990年
引退年 2000年
ツアー通算 0勝
シングルス 0勝
ダブルス 0勝
生涯通算成績 194勝179敗
シングルス 184勝162敗
ダブルス 10勝17敗
4大大会最高成績・シングルス
全豪 ベスト8(1990・95)
全仏 2回戦(1994)
全英 3回戦(1990・95)
全米 3回戦(1995)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 34位
ダブルス 236位
  

ガバルドンは8歳からテニスを始め、4大大会初出場だった1990年全豪オープンでいきなりベスト8に進出した。予選3試合を勝ち抜いたガバルドンは、本戦3回戦でハナ・マンドリコワ、4回戦で第15シードのジジ・フェルナンデスといった実力者たちを撃破し、クラウディア・ポービック(ドイツ)との準々決勝まで進出した。全豪オープン終了後の2月19日にプロ転向。ウィンブルドンで初出場から3回戦に進出した後、ガバルドンは女子テニス国別対抗戦・フェドカップメキシコ代表選手に選ばれた。

それから5年後の1995年、ガバルドンは再び全豪オープンで活躍し、この年に多くの好成績を出した。3回戦で第15シードのロリ・マクニールアメリカ)に 2-6, 6-3, 8-6 で競り勝ったガバルドンは、続く4回戦で第3シードのヤナ・ノボトナに 7-5, 6-0 で快勝したが、5年ぶり2度目の準々決勝でマリアン・ワーデル=ウィットマイヤー(アメリカ)に 1-6, 2-6 で完敗した。それから、ガバルドンはウィンブルドンでも5年ぶり2度目の3回戦に勝ち進み、1回戦で第11シードのイバ・マヨリを破る勝利を挙げた。全米オープンでも初の3回戦に進んだガバルドンは、1996年1月にシングルスの世界ランキングを自己最高の「34位」に上げた。しかし、1996年全豪オープンでは1回戦で第5シードの伊達公子に敗れている。プロテニス選手の少ないメキシコで活躍してきたアンジェリカ・ガバルドンは、2000年4月に26歳で現役を引退した。選手引退後の彼女は、2007年に1年間フェドカップメキシコ代表監督を務めるなど、後進の育成に力を注いでいる。

メキシコはテニス選手が非常に少なく、当地最大の女子選手は1960年1961年全仏選手権で2年連続準優勝者になったヨラ・ラミレスである。それから30年後、ガバルドンが全豪オープンで2度のベスト8に進出し、世界ランキング34位までたどり着いたが、彼女の引退後はまだ世界的な逸材を見いだしていない。




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