アルバート湖 アルバート湖の概要

アルバート湖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/16 19:20 UTC 版)

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アルバート湖
(モブツ・セセ・セコ湖)
所在地 ウガンダ
 コンゴ民主共和国
位置 北緯1度41分0秒 東経30度55分0秒 / 北緯1.68333度 東経30.91667度 / 1.68333; 30.91667座標: 北緯1度41分0秒 東経30度55分0秒 / 北緯1.68333度 東経30.91667度 / 1.68333; 30.91667
面積 5,300 km2
最大水深 58 m
平均水深 25 m
貯水量 132 km3
水面の標高 615 m
湖沼型 アルカリ栄養湖
プロジェクト 地形
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アルバート湖周辺の地図

アルバート湖はナイル川の上流部に位置する。グレート・リフト・バレーの一部である。流入の大部分はヴィクトリアナイルからであるが、エドワード湖からセムリキ川も流れ込んでいる[2]。湖の北からアルバートナイルが流れだしている。

1864年にサミュエル・ベイカー英語版がヨーロッパ人で初めてこの湖を「発見」した。2006年に英国の石油関連企業(ヘリテージ・オイル社)がウガンダ側の湖岸で石油を発見、その後、大きな油田であることが確認された[3]。2011年に生産開始が期待される。湖の境界線で隣国のコンゴ民主共和国と係争中。

コンゴ側のイトゥリ州では、ヘマ族とレンドゥ族による民族対立が繰り返されている。過去には大規模な衝突(イトゥリ紛争)では数万人規模の死者が生じているため、集落への襲撃のうわさが立つたびに多数の地域住民がアルバート湖へ船で乗り出し一時避難する姿が見られる[4]

外部リンク



  1. ^ a b 田原範子「ウガンダ・アルバート湖畔の漁撈と生活 ─BMUの導入と石油発見の影響について─」『四天王寺大学紀要』第46号、2008年9月
  2. ^ 水野一晴『気候変動で読む地球史 限界地帯の自然と植生から』NHK出版、2016年、140頁。ISBN 978-4-14-091240-9
  3. ^ ヘリテージ・オイル社の沿革(アフリカ成長企業・ジェトロホームページ)2013年6月11日閲覧
  4. ^ 【AFP記者コラム】ある場所からの報道”. AFP (2017年7月17日). 2018年7月18日閲覧。


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