あの日とは? わかりやすく解説

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あの日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/23 09:20 UTC 版)

あの日』(あのひ)は、2016年1月28日に刊行された、小保方晴子によるSTAP細胞事件の手記。自殺者も出した大事件の中心人物であった自らの視点から状況を記述し、大きな反響を呼んだ[1][2][3][4]。ベストセラーとなった。


注釈

  1. ^ 本書・第八章「ハシゴは外された」152頁 3行目末から、「常田先生から電話があり、「武岡先生がこの博士論文は自分が審査したものとは違うものだと言っている」と聞かされ…」とある。
  2. ^ 撤回理由が変更された経緯は、「STAP幹細胞はどこから」『日経サイエンス』2014年9月号、54-61頁 に詳しい。
  3. ^ 池田宏之 (2014年8月28日). “医療維新 STAP検証「22回実施も、現時点でない」 理研が中間報告、多能性示す遺伝子発現、未確認”. m3.com. https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/246086/ (記事より抜粋) 理研の実証実験研究実施責任者の丹羽仁史氏は、現在までに、STAP細胞を示す蛍光が見られないことを明かした。(中略)多能性を発現している場合、「緑色フィルターでは観察でき、赤色フィルターでは観察できない」となるが、実験で得られた細胞塊は、両方の色のフィルターで蛍光が観察できた。丹羽氏は、「(多能性発現を示す)特異的な蛍光とは言えない。自家蛍光ではないか。現時点で、STAP細胞は得られていない」とした(ただし、この実験は「小保方氏からのアドバイスを考慮していない状態」で行われたという)。

出典

  1. ^ a b 齋藤愼爾「ブックハンティング2016 あの日 小保方晴子著」、『出版ニュース』2408号、2016年3月下旬号、32-33頁。
  2. ^ a b 小谷野敦「氷雲篩雪50 小保方晴子『あの日』とマスコミ」、『出版ニュース』2408号、2016年3月下旬号、22-23頁。
  3. ^ 瀬戸内寂聴小保方晴子「〈STAP騒動から2年〉小保方さん、あなたは必ず蘇ります」、『婦人公論』第1449号、2016年6月14日号、76-82頁。
  4. ^ 佐藤優、緑慎也「◎ベストセラー手記に騙されるな 小保方晴子は錬金術師である」、『文藝春秋』2016年4月号
  5. ^ 本書28頁
  6. ^ 週刊文春』2月11日号・佐藤優『「 小保方手記は元少年Aの『絶歌』と同じだ」』、およびサイゾーウーマン“はるさん、帰るよ!”.小保方晴子氏の『あの日』は男性研究者のセクハラ告発本だった!? 関係者が分析
  7. ^ ヒューマン国際大学機構HP
  8. ^ [1][2]
  9. ^ 本書・第八章
  10. ^ 本書・第十一章「論文撤回」196頁
  11. ^ 本書・第十二章「仕組まれたES細胞混入ストーリー」208頁
  12. ^ 本書・第十四章「戦えなかった、戦う術もなかった」238頁
  13. ^ 週刊文春2016年2月11日
  14. ^ 「STAP細胞報道に対する申立て」に関する委員会決定 放送人権委員会 委員会決定 2016年度 第62号
  15. ^ 「STAP細胞報道に対する申立て」―勧 告―(全文) 2017年(平成29年)2月10日  放送人権委員会決定 第62号
  16. ^ NHKスペシャル「小保方氏への人権侵害」 BPO勧告 朝日新聞デジタル 2017年2月10日付
  17. ^ 小保方氏手記 捏造の有無より報道被害訴えたかったのか” (日本語). NEWSポストセブン (2016年2月2日). 2022年11月23日閲覧。
  18. ^ “〈今週のワイドショー〉小保方晴子「あの日」反撃手記!たちまち売り切れ…中高年男性が購入”. J-castテレビウォッチ. (2016年1月30日). http://www.j-cast.com/tv/2016/01/30257053.html 2016年5月25日閲覧。 
  19. ^ “小保方氏の手記「あの日」アマゾン売れ筋ランキング1位 印税収入700万円か”. 東スポWEB. (2016年1月28日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/223320 2016年5月25日閲覧。 
  20. ^ 雑誌の新聞・「週刊現代」3月12日号について
  21. ^ 週刊文春』の記事「 小保方手記は元少年Aの『絶歌』と同じだ
  22. ^ (2ページ目)「STAP細胞はありましたか」小保方女史へ笹井未亡人からの代表質問” (日本語). デイリー新潮. 2022年11月22日閲覧。


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