柔能く剛を制す。

実用日本語表現辞典

柔能く剛を制す

読み方：じゅうよくごうをせいず
別表記：柔よく剛を制す

柔軟性は、堅固なものに勝つことができる、といった意味の表現。柔弱なものが強者を負かすこともあるという意味でも用いられる。

（2011年6月3日更新）

デジタル大辞泉

柔(じゅう)能(よ)く剛(ごう)を制(せい)す

読み方：じゅうよくごうをせいす

《「三略」上略から》しなやかなものは、かたくて強いものの鋭い矛先を巧みにそらして、結局は勝利を得る。転じて、柔弱なものが、かえって剛強なものに勝つ。

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柔能く剛を制す

出典:『Wiktionary』 (2018/04/07 03:16 UTC 版)

ことわざ

柔（じゅう）能（よ）く剛（ごう）を制（せい）す

1. 柔らかくしなやかな者こそが、かえって剛強な者に勝つことができるという意。

出典

• 『三略』「柔能制剛、弱能制強」の句より、普通に読み下せば「（やり方によっては）柔和な者でも剛直な者を制御することが出来るし、弱い者でも強い者を制御することが出来る」という意味であり、「柔らかくしなやかな者こそが」という意味はない。

関連語

• 堅い木は折れる
• 柳に雪折れなし

同義の他国語

• （英）To a hard anvil, a feather hammer