ようじ‐ご〔エウジ‐〕【幼児語】
幼児語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/22 02:08 UTC 版)
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幼児語(ようじご)とは、乳幼児期の会話に用いられる言葉。
概要
乳幼児との会話には、通常の会話に用いられることが少ない特殊な語彙が用いられることが多い。このような言葉は、幼児が自発的に話すこともあるが、多くは周囲の人間が幼児、乳児に語りかけるのみ用いる言葉であって、幼児はこれを聞いて学習し、声を発するようになる。このため育児語(いくじご)と呼ばれることがある。一般的に、調音器官の使い方が未発達な幼児でも発音しやすい音を持つ言葉、同じ音を連続させて単純化した言葉、反復した言葉、長い言葉を省略した言葉などが用いられる。
乳幼児は、単語を単独で発し、他の文法要素は用いないのが普通であるが、周囲のものは、通常の文の中に特殊な語彙を組み込んで話すことも多い。
日本語の幼児語
人
動物
- ワンワン - 犬
行動
- あんよ - 歩く
- ポイ - 捨てる
- えんと(主に関東)、おっちん(主に関西) - 座る
- かみかみ - 噛む
- たっち - 立つ
- かいかい、かきかき - かゆい、かく
- ないない - 片付ける
- なむなむ、あーん - 祈る、お参りする
- ねんね - 寝る
- もー、もーもー - (うんちのおむつ替えをするときに)四つん這いになる、うんちをふく
- ちー、しー、ちっち、しっし、しーしー、ちっこ、おちっこ、しっこ - おしっこ
- うんうん、んち - うんち
- きれいきれい - 洗う、きれいにする
- ごっくん、もぐもぐ - 食べる
- だー、だっだー - 抱っこ
- おんも - おんぶ
- おんり - 降りる
- うー - 顎を上げる
- ばぁ - いないいないばあ
- ちょっきん - (ものを)切る
- くるくる - 回る
- シュー - (滑り台を)すべる
- コンコン - (ドアを)ノックする
- ちんする - 鼻をかむ
- かえかえ - (おむつを)替える
- ふきふき - (うんちなどを)ふく
- おっき - 起き上がる
もの
乗り物
体
食べ物
- まんま - ごはん
- ちゅるちゅる、ちゅーちゅー - 麺類
- にゅーにゅー、みー、みーく - 牛乳、ミルク
その他
幼児風の訛り
広義には、「ワタチ(私)」の様に幼児が発声しにくい音が訛った語も含む。
例:
- わたし(watasi) → わたち(watati)
- きのう(kinoo) → ちのう(tinoo)
- /w/の脱落
- わたし(watasi) → あたち(atati)
- /s/と/sy/の交替
うさぎさん(usagisan) → うさぎしゃん(usagisyan)
他にたん(接尾語)。
英語の幼児語
英語圏では幼児に対しても大人と同じ言葉で会話を行うことが多い[1]。
以下は英語の幼児語の例
脚注
出典
- ↑ 椎名玲子『子どもと一緒に英語遊びでネイティヴ・リズム英会話』ベレ出版、2003年、22頁
関連項目
外部リンク
- 高橋太郎「幼児語の形態論的な分析」『国立国語研究所報告』、09 言語教育及び言語発達第55巻、1975年。
「幼児語」の例文・使い方・用例・文例
幼児語と同じ種類の言葉
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