tmpfsのふるまい
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/26 22:27 UTC 版)
tmpfsに保存されるすべてのファイルはハードディスクに保存されないと言う意味では一時的なものであるが、メモリ不足に備えてバッキングストアとしてスワップ領域が使われることがある。リブートするときtmpfsに保存されているすべてのファイルは失われる。 tmpfsで使用されるメモリ量は格納するファイルの容量によって伸縮するが、スワップ領域にスワップアウトされることもある。 多くのUnixディストリビューションでは、初期設定の時点でtmpfsを使用することができ、具体的には/tmpディレクトリや、共有メモリの形で現れる。以下はUnixコマンドのdfでファイルシステムを観察した例である。 Filesystem Size Used Avail Use% Mounted ontmpfs 256M 688K 256M 1% /tmp 一部のUbuntuやDebianのようなLinuxディストリビューションでは、/tmpは通常のディレクトリで、tmpfsは/run/shmにマウントされている。
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