デガウス
【英】degaussing
デガウスとは、主にCRTディスプレイにおいて、不要に帯びた磁性を除く処理のことである。
CRTディスプレイは、周囲に置かれたスピーカーなどから磁気の影響を受けやすい、磁性を帯びると、画質低下などの悪影響が生じる。そのためデガウスを行うことで定期的に磁性を消去する必要がある。
一般的なCRTディスプレイには、起動時にデガウスを自動的に実行するように設定されている。自動設定の他に、手動で実施できるメニューが用意されている場合もある。
ディスプレイ: | デジタルフォトフレーム テレスカウター デジタルディスプレイ デガウス デュアルビュー液晶 低温ポリシリコン デュアルリンク |
消磁
(degaussing から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/16 08:36 UTC 版)
消磁(しょうじ、en:Degaussing)とは、不必要な磁性を減少、または除去する処理。Degaussingの名は磁性の分野における初期の研究者カール・フリードリヒ・ガウス(en:Carl Friedrich Gauss)の名前からとられた[1]。磁性にはヒステリシスがあるために、通常は磁性を完全にゼロにするのは不可能である。そこで、消磁は主としてバイアスと呼ばれるとても小さい既知の磁性を生じさせる。
- ^ ガウスの名が入るのは消磁のみで、磁化・着磁には Magnetization が用いられる。
- ^ 自動情報システムにおけるデータ残留の理解(英語) http://www.cerberussystems.com/INFOSEC/stds/ncsctg25.htm
- ^ National Computer Security Center TG-025.
- 1 消磁とは
- 2 消磁の概要
- 3 磁気記録媒体の消磁
- 4 関連項目
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