ベンケイソウ型有機酸代謝
英訳・(英)同義/類義語:crassulacean acid metabolism
乾燥環境下で生育するベンケイソウのような植物で行われる代謝で、日中は気孔が閉じ二酸化炭素を吸収できないため、夜間に気孔を開いて二酸化炭素を吸収し、C4回路を使ってリンゴ酸に二酸化炭素を固定、日中はリンゴ酸を脱炭酸して二酸化炭素をカルビン回路に供給する。
化学反応や酵素反応生体経路など: | フィブリノーゲンフィブリン分解産物 フィードバックホルモン フィードバック制御 ベンケイソウ型有機酸代謝 ポリペプチドホルモン ミトコンドリアへのタンパク移送 ユビキチン共役タンパク質分解 |
CAM型光合成
(crassulacean acid metabolism から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/14 19:12 UTC 版)
CAM型光合成(CAMがたこうごうせい)は、砂漠などの多肉植物や、同様に水分ストレスの大きな環境に生息する着生植物に多く見られる光合成の一形態である。これを行う植物をCAM植物と呼ぶ。この方法の特徴として、CO2の取り込みを夜に行い、昼に還元することが挙げられる。CAMとはベンケイソウ型有機酸代謝のことで Crassulacean Acid Metabolism の頭字語である。
- 1 CAM型光合成とは
- 2 CAM型光合成の概要
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