coccidiosisとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > coccidiosisの意味・解説 

コクシジウム‐しょう〔‐シヤウ〕【コクシジウム症】

読み方:こくしじうむしょう

《coccidiosis》胞子虫綱属す原虫の一群であるコクシジウム(coccidium)によって、牛・馬犬・猫などの家畜下痢栄養障害ひき起こす伝染病


犬コクシジウム症

(coccidiosis から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/05 00:23 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search

犬コクシジウム症(coccidiosis)は、原虫であるコクシジウム(球虫、coccidia)が腸管に寄生することによって発症する、およびの感染症である。

主に幼犬に、下痢、脱水症状、嘔吐、食欲不振などの目立った症状が現れる。

病原体

Cystisospora spp.が犬と猫では比較的よくみられるコクシジウムである。品種特異性があり、犬に感染するのはCystoisospora canisCystoisospora ohioensisであり、猫に感染するのはCystoisospora felisCystoisospora rivoltaである。[1]

原因

幼犬へは、ほとんどの場合、母犬の糞便を介して感染する。あるいは、胞子形成オーシストや、マウスなど待機宿主を摂取することによる。 成犬は寄生虫の接合子嚢オーシストを糞便中に排出していても免疫力がついているため、無症状であることが多い。その一方で、免疫機構が未発達な6か月未満の幼犬に感染しやすく、ストレス(新しい飼い主、運搬、季節変化、栄養不良、その他の感染症など)が引き金となって、寄生虫が増殖し発症すると考えられている。[2]

症状

一般的にいずれの種も固有宿主では病原性が低く、軽い下痢を引き起こす程度である。 約13日間の潜伏期間を経て、発症する。最も顕著な症状は、持続的な水っぽい、粘液まじりの下痢である。重症な場合には、血便、嘔吐、食欲不振、脱水症状が伴い、衰弱することもある。[3]

治療

1週間から3週間のサルファ系抗生物質の投与でコクシジウム症は、治癒可能である。薬が原虫を死滅するのではなく、増殖を止め、その間に犬の免疫力がつき撲滅するものである。

予防

犬が妊娠し、出産を予定している場合には、子犬への感染を防ぐ目的で検便すると良い。感染が確認された場合には、隔離して駆虫する。また糞便が、餌と水に混入しないような清潔な飼育環境を徹底すべきである。

コクシジウムは、ほとんどの消毒剤で死滅しない。糞便の焼却、蒸気清浄、煮沸消毒、10%アンモニアを用いることが最も有効な方法である。

犬猫に寄生するコクシジウムは、人間へ感染することはない。[4]

関連項目

脚注

  1. ^ 獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 寄生虫病学改訂版(緑書房)
  2. ^ [1](2012年6月19日閲覧)
  3. ^ [2] (2013年6月19日閲覧)
  4. ^ [3] (2013年6月19日閲覧)


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「coccidiosis」の関連用語

1
コクシジウム症 デジタル大辞泉
76% |||||



coccidiosisのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



coccidiosisのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの犬コクシジウム症 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS