大野豊 (野球)
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大野 豊(おおの ゆたか、1955年8月30日 - )は、島根県出雲市出身の元プロ野球選手(投手、左投左打)。現在は野球解説者として活動している。
注釈
- ^ a b 江夏自身は「大野を2回ブン殴った」と語っている。1度は練習中に「ボーっとしていた」から、もう1度は神宮球場での試合で肩の痛みを押して投げていたからであるという。ただし、江夏はその都度古葉に事実を報告し、また大野の母親にも「大事なご子息に手をかけすみません」と謝罪の電話を入れたという[5]。
- ^ 広島東洋カープの最優秀救援・最多セーブでのタイトル表彰は、大野の1991年を最後に、90年代、00年代、10年代を通じ現れなかった。また、最優秀中継ぎ投手タイトルについてもこの期間1人も現れることがなく、同球団にとってリリーフ表彰は希少な記録となっている。
- ^ この年の防御率部門は1位から5位までの0.169差の大激戦で、9月30日に山本昌がトップになり、10月1日の対阪神最終戦で竹内昌也と大野が投げ合い、この試合は大野が自責点3を記録し竹内が7回自責点1で大野との防御率0.3差、大野も山本昌との差は0.1、10月3日広島24回戦で田畑一也が5回自責点0で山本昌を0.1差で抜きトップになった。10月6日山本昌もシーズン最終戦の対横浜戦に先発するが初回2回と毎回自責点で4回途中降板で防御率争いから敗退になると、大野は10月8日の横浜との最終戦で5回無失点で規定投球回にも達し一気にトップに躍り出る、10月10日・11日の対ヤクルト25回戦・26回戦には逆転を狙う田畑と、内容次第ではトップに躍り出る吉井理人が登板。広島チームメイトは大野に防御率のタイトルを取らせるために果敢に両投手を攻め、チームは連敗したが田畑は4回を投げ自責点3、吉井も3回2/3を投げ自責点3となりタイトル奪取を阻止した。竹内も10月10日に対横浜25回戦に先発し9回無失点なら大野を抜けたが8回自責点3でタイトルは奪取とはならなかった。
出典
- ^ a b c d e f g h 澤宮優『ドラフト外 這い上がった十一人の栄光』河出書房新社〈河出文庫〉、2013年、[要ページ番号]頁。ISBN 978-4-309-41260-3。
- ^ “【11月25日】1993年(平5) 広島・大野、テスト生初の年俸1億円超え”. スポーツニッポン (2010年11月1日). 2019年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月21日閲覧。
- ^ 【投手王国】大野さんは牽制が嫌いだった!?知られざる2軍のピッチャーたち【大野豊】【高橋慶彦】【カープ】 - YouTube
- ^ 「涙のデビュー乗り越え“江夏道場”で開花」『SANSPO.COM』、2017年9月29日。2020年11月23日閲覧。
- ^ 江夏豊、松永多佳倫『善と悪 江夏豊ラストメッセージ』KADOKAWA、2015年、110頁。ISBN 978-4-04-067375-2。
- ^ “江夏の21球 “赤ヘル野球”軌道乗った1979年”. デイリースポーツ online (2022年7月14日). 2022年7月18日閲覧。
- ^ 月刊タイガース1998年11月号インタビュー記事より
- ^ かつて「中年の星」、今は母校で指導 大野豊氏、選んだ道に悔いなし
- ^ “元広島東洋カープ 大野豊 ~自分で色づけし、自分で幕を引いた悔いなき野球人生”. SPAIA (2017年8月29日). 2022年6月26日閲覧。
- ^ 千葉功『プロ野球 記録の手帖』ベースボール・マガジン社、2001年、537頁。ISBN 4-583-03637-X。
- ^ VHS「大野豊 我が選んだ道に悔いは無し」 NHKビデオ制作 Vap発売
- ^ “田淵コーチ、山本コーチ、大野コーチ、松田会長談話 北京五輪・野球日本代表メンバー発表会見”. スポーツナビ. Yahoo!JAPAN (2008年7月17日). 2020年11月23日閲覧。 “投手担当コーチとして、年齢的なものや左右のバランスは取れた人選ができたと思います。”
- ^ 「【検証】野村カープ元年<中>長期離脱」『中国新聞』、2010年10月14日。オリジナルの2010年10月17日時点におけるアーカイブ。
- ^ “前田健太に真のプロ根性を見た”. SPORTS COMMUNICATIONS (2010年9月28日). 2021年5月11日閲覧。
- ^ 「野村監督の続投決定 大野コーチは投手専任に」『中国新聞』、2010年10月9日。オリジナルの2010年10月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “広島で活躍の大野、外木場氏が殿堂入り”. サンケイスポーツ. (2013年1月11日) 2013年1月11日閲覧。
- ^ 「殿堂入り大野氏がスポニチ評論家復帰 東京本社来訪」『スポニチアネックス』。2020年11月23日閲覧。
- ^ “秋季キャンプでの臨時コーチについて”. 阪神タイガース公式サイト (2014年11月1日). 2014年11月1日閲覧。
- ^ “OB会の新会長に大野氏”. 中國新聞デジタル (2021年12月5日). 2021年12月6日閲覧。
- ^ 大野豊×川口和久 広島OB対談 温故知新のカープ 圧巻の「広島投手王国」時代 | 野球コラム - 週刊ベースボールONLINE
- ^ 松井秀喜は「天敵」を攻略。元巨人スコアラーが明かす名選手たちへの助言と「投手の癖が一番出やすいポイント」 - Sportiva・2022年5月25日
- ^ 【最終話】カープといえば乱闘!乱闘といえば!?「達川光男VS大野豊VS高橋慶彦」大乱闘スペシャル!昭和から平成初期の色んな乱闘の思い出話【広島東洋カープ】【プロ野球OB】⑪ - YouTube
- ^ https://npb.jp/bis/players/91193844.html
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