Xerox Daybreakとは? わかりやすく解説

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Xerox Daybreak

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 01:55 UTC 版)

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Xerox Daybreak
ゼロックス6085
別名 ゼロックス6085 PCS, ゼロックス1186
開発元 ゼロックス
製造元 ゼロックス
種別 Workstation
発売日 1985年(36年前) (1985
標準価格 $4,995 (2020年時点の$11,636と同等)[1]
販売終了日 1989
OS ViewPoint
CPU Mesa 8 MHz プロセッサ, Intel 80186 PCエミュレーション用補助プロセッサ
メモリ 1.1 MB、最大3.7 MB。ゼロックス6085-2では4MB
ストレージ 10, 20, 40, 80 MB ハードドライブ、および5¼インチフロッピーディスクドライブ。ゼロックス6085-2用の100MBと190MBの追加オプション
ディスプレイ 15または19インチ (80ピクセル/インチ) モノクロディスプレイ
外部接続 イーサネット
前世代ハード Xerox Star

Xerox Daybreak (ゼロックス・デイブレイク) (Xerox 6085 PCS、Xerox 1186ともいう) は、1985年から1989年までゼロックスが販売していたワークステーション・コンピュータである。

概観

ゼロックス8010/6085 (デュッセルドルフにて. 1984-1989)

DaybreakはViewPoint(後のGlobalView)GUIを実行し、ゼロックス社ではSunPCに取って代わられるまで広く使われていた。 当時の時代を先取りしていたが、商業的には決して大きな成功を収めることはなかった。 独自なクローズドアーキテクチャとゼロックス社がMesa開発環境を一般向けにリリースすることに消極的だったため、サードパーティによる開発は一切行われなかった。

完全構成された6085には、80MBのハードディスク、3.7MBのRAM、5¼インチのフロッピーディスクドライブ、イーサネットコントローラー、80186 CPUを搭載したPCエミュレーターカードが付属している。 基本システムには、1.1MBのRAMと10MBのハードディスクが搭載されている。

Daybreakは、D*シリーズ(ディースターと発音)の最後の機械で、少なくとも一部の機械は、 バトラー・ランプソンが設計した「ワイルドフラワー(Wildflower)」と呼ばれる命令セットアーキテクチャを共有していた。 このシリーズの機械は、順にDolphin、Dorado、Dicentra、Dandelion、Dandetiger、Daybreak、Daisy(生産されなかった)、そして「ハイエンド印刷システムに使用されるマルチ・プロセッサ・システム」である。 [2]

DaybreakはLispマシンとして構成された場合、ゼロックス1186ワークステーションとして販売された。 Viewpointシステム (元々はゼロックスStarのために開発されたStarソフトウェアをベースにした)を実行するオフィス・ワークステーションとして販売された場合、ゼロックス6085 PCS(Professional Computer System)またはViewpoint 6085 PCS(Professional Computer System)として販売された。

参考文献

  1. ^ PC Mag. Ziff Davis, Inc.. (1991-06-11). p. 50. https://archive.org/details/bub_gb_LNhQLiJ8TgQC 2018年2月2日閲覧。 
  2. ^ DigiBarn: Wildflower Web site (Dandelion)”. www.digibarn.com. 2020年7月11日閲覧。

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