Wリーグ_(オーストラリア)とは? わかりやすく解説

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Aリーグ・ウィメン

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/10 06:49 UTC 版)

Aリーグ・ウィメン
A-League Women
加盟国 オーストラリア
大陸連盟 AFC (アジア)
創立 2008年10月25日
開始年 2008-09
参加クラブ 12
リーグレベル 第1部
国内大会 女子オーストラリアカップ
国際大会 AFC女子チャンピオンズリーグ
最新優勝クラブ シドニーFC英語版 (5回目) (2023–24)
最多優勝クラブ シドニーFC (5回)
最新首位クラブ Melbourne City (3rd title) (2023–24)
テレビ局 オーストラリア:
ネットワーク・テン
Paramount+
ニュージーランド:
Sky Open
Spark Sport
公式サイト オフィシャルサイト
2023–24

Aリーグ・ウィメン (A-League Women、旧称Wリーグ (W-League)) は、オーストラリア女子サッカーにおける最上位(1部)に相当するサッカーリーグである。

以前はリバティ・Aリーグ (Liberty A-League) と呼ばれていたが、2024-25シーズンからシャークニンジャのオーストラリア法人の協賛によりニンジャ・Aリーグ (Ninja A-League) と呼ばれる。

概要

オーストラリアサッカー連盟(現:フットボール・オーストラリア)によって2008年にセミ・プロフェッショナルリーグのWリーグとして創設され、ウェストフィールド・グループの協賛によりウェストフィールド・Wリーグ (Westfield W-League)と呼ばれた。キャンベラ・ユナイテッド[1]以外の7チームはAリーグ・メン在籍の男子チームと提携していた。

2021年9月30日にオーストラリアのサッカーリーグのリブランディングが発表された。これにより、従来のAリーグはAリーグ・メンに、WリーグはAリーグ・ウィメンにそれぞれ改名され、これらのリーグは共通の「Aリーグス」ロゴやバナーを使用することとなった。

給与

Wリーグにはサラリーキャップ制度が導入されており、2015年当時の各クラブの上限は15万豪ドルとなっていた[2]

2017-18シーズンには最低年俸10,000豪ドルで導入された。そのため、平均給与は15,500豪ドルから17,400豪ドルに増加し、サラリーキャップは30万豪ドルに設定された[3]

年間スケジュールとリーグ方式

シーズンは通常11月から4月に開催され、レギュラーシーズンは全20節が行われる。

プレーオフにはレギュラーシーズンの上位4チームが進出し、トーナメント方式で行われる。準決勝ではリーグ1位対4位、2位対3位の対戦がリーグ上位チームのホームスタジアムで行われる。決勝(グランドファイナル)は中立地で行われ、勝者が年間タイトル「プレミア」を手にする。

参加チーム

2010-11シーズンからセントラルコースト・マリナーズが資金難によりリーグ参加を辞退した。2012-13年度より新たにAリーグに参加するウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCの女子チームが結成され、Wリーグに参加するチームは8チームに増加した。

2015年5月13日、2015-16シーズンより「メルボルン・シティFC」が新たにリーグに加わることが承認され、全9チームにより争われることになった[4][5][6][7]

現在のチーム(2021-22)
チーム 本拠地 スタジアム 収容人数 創設年 参加年 監督 主将
アデレード・ユナイテッド アデレード アデレード・ショアーズ・フットボール・センター 3,000 2008 エイドリアン・スタンテ イザベル・ホジソン
ブリスベン・ロアー ブリスベン ペリーパーク
クイーンズランド・スポーツ&アスレチックス・センター
A.J. ケリーパーク
ギャラス・マクファーソン アイシャ・ノリー
キャンベラ・ユナイテッド キャンベラ マッケラー・パーク 3,500 ヴィッキー・リントン ミシェル・ヘイマン
メルボルン・シティ メルボルン CB スミス・リザーブ
メルボルン・レクタンギュラー・スタジアム
2,000
30,050
2015 ラド・ヴィドシッチ エマ・チェッカー
メルボルン・ビクトリー レイクサイド・スタジアム
キングストン・ヒース・サッカー競技場
10,000
5,000
2008 ジェフ・ホプキンス ケイラ・モリソン
ニューカッスル・ジェッツ ニューカッスル ワンダラーズ・オーバル 1,000 アッシュ・ウィルソン キャシディデイビス
パース・グローリー パース アッシュフィールド・リザーブ アレキサンダー・エパキス ナターシャ・リグビー
シドニーFC シドニー シドニー・フットボール・スタジアム 45,500 アンテ・ユリッチ ナタリー・トビン
ウェリントン・フェニックス ウェリントン スカイ・スタジアム 34,500 2021 ジェマ・ルイス リリー・アルフェルド
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ シドニー マルコーニ・スタジアム 9,000 2012 キャサリン・カヌリ

歴代優勝チーム

シーズン レギュラーシーズン優勝チーム グランドファイナル優勝チーム
2008-09 クイーンズランド・ロアー クイーンズランド・ロアー
2009 シドニーFC シドニーFC
2010-11 シドニーFC ブリスベン・ロアー
2011-12 キャンベラ・ユナイテッド キャンベラ・ユナイテッド
2012-13 ブリスベン・ロアー シドニーFC
2013-14 キャンベラ・ユナイテッド メルボルン・ビクトリー
2014 パース・グローリー キャンベラ・ユナイテッド
2015-16 メルボルン・シティ メルボルン・シティ
2016-17 キャンベラ・ユナイテッド メルボルン・シティ
2017-18 ブリスベン・ロアー メルボルン・シティ
2018-19 メルボルン・ビクトリー シドニーFC
2019-20 メルボルン・シティ メルボルン・シティ
2020-21 シドニーFC メルボルン・ビクトリー
2021-22 シドニーFC メルボルン・ビクトリー
2022–23 シドニーFC シドニーFC
2023–24 メルボルン・シティ シドニーFC

Wリーグに所属する外国人選手

脚注

  1. ^ Women in a league of their own - オーストラリアサッカー連盟
  2. ^ Fairer wages for women to dominate CBA talks” (英語). SBS Sport. 2023年10月5日閲覧。
  3. ^ W-League players to get big pay increase” (英語). ESPN.com (2017年9月11日). 2023年10月5日閲覧。
  4. ^ Melbourne City FC to field a W-League side next seasonThe Guardian.2015.5.13、2016年8月11日閲覧。
  5. ^ Melbourne City FC set to field W-League team in 2015メルボルン・シティ公式.2015.5.13、2016.8.11日閲覧。
  6. ^ Westfield W-League 2015/16 Season Draw releasedWestfield W-League公式サイト.2015.9.8、2016年8月11日閲覧。
  7. ^ FFA welcomes Melbourne City to the Westfield W-LeagueWestfield W-League公式サイト.2015.5.13、2016年8月11日閲覧。

外部リンク


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